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王都へ向けて

連休中の書き溜め④

使者の選定も終わり、主要な面子は領主の屋敷に集まっていてた。


「ではこの親書をガスパール殿へ渡してくれ」


テオバルトから使者に親書が手渡された、使者にはルカという兵士が選ばれた、兵士団では斥候役を担っている。


「答えがすぐ出せないなら、3日ほど向こうに滞在して構わん。頼んだぞ。」


「はっ、お任せください。」


ルカは親書を渡しに向かってから1週間で領地へ帰ってきた。

ガスパールからの返答はこうだ。


「テオバルト殿の考えは分かった、私も貴公と共に、新王の力となろう。まずは王都に向かい新王と接触を図りたいと思う。1週間後に王都近郊の宿場にて落ち合おう。」


返事には落ち合う詳細な場所や、時間帯なども書いてあった。

そうと決まれば早速、王都に向かう準備を始めなければいけない、王に会うのだから、領主自ら行ったほうがいいだろう、後は3人護衛としてついていく事になった。

1人目は領内で1番の剣の使い手であるルイス、2人目はその部下のトム、3人目には斥候役でルカの3人を兵士団から選んだ、更にテオバルトの提案で、俺の同行が決まった。

何でも王都を見たほうがいい勉強になるだろうとのこと、何かすごく期待されているようで、少し戸惑ったが。ルイスもその意見には納得で、テオバルトに感謝していた。


早速、次の日には領地を出発した。

王都までは馬に乗って、4日ほどだそうだ、家で馬を飼っているから乗馬は問題ない。転生して初めて、他の土地に行くという事で、少し楽しみだ。

途中、何度かモンスターに遭遇したが、斥候のルカのお陰で、上手く避けたり、手早く倒したりしながら、順調に王都手前の宿場へと到着した。

ガスパールとはこの宿場で落ち合うことになっている、王都へ入るには入行税を払うのと検閲がある、事前通告なしに、領主が2人王都に入れば、大臣たちに情報が入るだろう。余計なリスクを避ける為、ここでどうやって、新王と接触を図るのか、話し合おうという事だ。

我々が宿場に到着して、しばらくした後にガスパール一行が到着した。


「やあ、久しいなテオバルト殿」


「ガスパール殿も息災で何よりだ、紹介しよう、部下でウォーリアのルイスにトム、アーチャーのルカだ。ルカは先日お会いしているな。」


「おお、噂のウォーリア、ルイスにトムか、ルカもご苦労だな。こちらも部下を紹介しよう、レオン、エミル、ベンだ。」


ブラックウルフ討伐以後、ルイスとトムの名前は近隣の領地にも知れ渡っていた。

紹介された、ガスパールの従者はナイトのレオン、アーチャーで斥候役のエミル、プリーストのベンの3人

紹介された、従者達にテオバルトは声をかけ、もう一人の同行者の話をする。


「皆、ご苦労だな。それともう1人、ここにいるのがルイスの息子でマッテオという少年だ。成長が楽しみな少年でな、色々学ばせたくて、私個人の考えで連れてきて申し訳ないが、許してくれ。」


「ほお、ルイスの息子か、実はこちらも、期待をかけている少年を連れてきていてな、名前をノアという。

大人のウィザード顔負けの魔術士よ。」


「なんと、そちらもか!」


大人顔負けの少年ウィザード…

ミアの言っていた、同じ年頃の魔術に長けた少年か、こんなところで会えるとは…


「よろしく、マッテオです」

「ノアです、こちらこそよろしく」


俺達は握手を交わした。

しばし、和やかな雰囲気で談笑していたが、話し合いの場を少し離れた所にある空き家に移し、どうやって新王と、接触を試みるか本格的に話し始めた。

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