気付いた事
連休中に書き溜め①
学校が休みの日、俺は練兵場で訓練に参加していた。
ポールは14歳の時に入隊して、正式な兵士として働いている。
今日はポールに剣術訓練の相手をしてもらっている。
何故まだ、休みの日まで兵士相手に訓練を続けているかと言うと、学校に通い始めて、気づいた事があった。
算術は転生前の知識もあって問題ないけど、走ればぶっちぎりで1位!かと思いきや、辛くも1位とか2位くらい
魔力は、兵士団の2人の方が高くなっている。
普通この世界の人は適性があると、その適性に応じたステータスも成長しやすい。
例えば、剣術の適性の高い人は、筋力が成長やすい。
魔術の適性が高い人は、魔力が成長やすい。
などだ、俺は全ての適性が高い筈だから、剣術や、弓術、魔術の鍛錬を続けてきて、ステータスも相当成長しているだろうと思っていた…が。
同じ年頃の子供と比べて、少し高いくらいだった。
つまり、転生特典で、あらゆるものへ高い適性を与えられている事で、なんでも習得できるけど、成長速度は平均的という事…
なので、しっかりと努力しなければ、一芸に秀でた人には、あっという間に置いていかれてしまい、ただの器用貧乏になりかねない。
確かに、神様がそんな事言っていたような気がするが…
転生して、神様から特殊能力まで授かったのにそれない!断じてありえない!
何としても第二の人生いいものにしたい!
なので、努力を怠らない。
今は、剣術、弓術、魔術で精一杯だけど、武術以外にも何か身につけた方がいいかもしれない、武術はなんせ大怪我をしたら、詰む可能性がある。
料理や鍛冶技術とか、手に職をつけたほうが安泰だよな。
転生前の知識を活かして、娯楽を提供してもいいかもしれない、なんせあらゆる事に適性があるのだから、何をやっても、上手くできるはずだ。
とにかく、第二の人生を楽しく、過ごして行きたい!
そんな事を考えていると、ポールに木剣で打たれた…
「何ぼーっとしてんだよ」
「すみません…」
異世界転生、チートでイージーモードとは、行きそうにない…




