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異世界転生!

書き溜めていた分です

目の前には明るい茶髪で青い瞳の若い女性が息を切らせながら

こちらを見て微笑んでいる


女性「はあ…はあ…」



助産師「お疲れ様、奥さん

元気な男の子だよ!」


どうやら本当に生まれ変わったみたいだ

第二の人生がいよいよ始まるんだ!



生まれ変わって5年が過ぎた。

この世界での名前はマッテオ

父はルイスと言い

母はマレーネ

領地を守る、30人程の兵士団に所属している

その三男に転生したみたいだ


町を歩き回り分かったこと

町の名前はブルーシュといい

現代日本から比べるとかなり文化レベルの低い世界で、転生モノによくある中世ファンタジー世界のようだ。

転生前の世界にいた動物も普通にいるようだけど

街の外にはモンスターが住みついていてる。

世界のことも少し勉強した、自分がいるのはベルツ王国という国で、ランデル大陸にある、この大陸には、ベルツ王国を含めていくつかの国が存在すること。

そこには様々な種族が住んでいて、ヒューマン、ドワーフ、エルフ、獣人、魚人、ハーフリング、ジャイアント

魔人など色々いるということ。

それから魔王を名乗る者が大陸を支配しようとしていること。

神様が言っていた世界の危機とはこれのことか?

あらゆることに適性があるから知識もスルスル入っていく気がする。


おれは父が所属している兵士団の練兵場にちょくちょく通っていた。


「お疲れ様です」


顔見知りになった若い兵士に挨拶をする


「おーマッテオじゃないか、お疲れ〜」


「また、剣術を教えてください。」


ニッコリと微笑み兵士にお願いする。


「またか!マッテオは本当に剣術が好きなんだなー」


そう言ってニコニコしながら、兵士は木剣を手渡してくれる。

手渡された木剣で人形に向かって打ち込みをする。

人形への打ち込みが終わると、次は兵士を相手に試合形式での稽古だ、兵士は反撃してこない、受けに徹している。


「いいぞ!本当に飲み込みが早いな!将来は一流の剣士になれるかもな!」


1時間ほど稽古をつけてもらって剣術稽古は終了した


「今日もありがとう!またよろしくお願いします。」


「ああ、いいよ。俺達の訓練後ならな」

兵士は汗を拭きながら、笑って答えてくれた。


夕食時、父から話しかけられる


「マッテオお前今日も、練兵場へ行っていたのか?」


「はい、父さん、トムさんに剣の稽古をつけてもらっていました。」


「そうか、トムも筋が良いと感心していた。男たるもの武術に興味があるのはいいことだ!これからも励めよ。」


「はい!」


父も剣術は得意で、争いがあれば最前線に立ち戦っている、息子が剣術に興味を持っていることが嬉しいみたいだ。


食卓には2人の兄もいた

長男とは7つ、次男とは5つ年が離れている

年が離れているので、二人共優しく接してくれる。


「そうか剣に興味があるなら、今度、俺が相手してやろう!」


笑顔で長男ポールが言う。


「俺も見てみたいな」


次男ヘンリーも、興味ありとばかりに話に入ってくる。


「はい、是非!」


と笑顔で答えておく


「3人とも今度、俺が稽古をつけてやろう」


と父が言いだした。


ポール、ヘンリー「!!」


兄たちが顔を見合わせる


ポール、ヘンリー「はい!」


兄たちが嬉しそうだ、そう言えば父に稽古をつけてもらったことはない。

転生してから1度大掛かりなモンスターの掃討作戦が行われた事があった。

その作戦の後、兵たちが父の活躍を嬉々として話していたのを思い出した、剣の腕前は相当なものらしい。


「よろしくお願いします。」


俺も頭を下げ、お願いした。


「マッテオは幼いのに、しっかりしているな」


5才児が頭を下げお願いする姿に父が笑った


中身22歳の社会人ですからね…

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