モンスター討伐
今年は気温35度超える日多すぎる
クーラーフル稼働です
気功術訓練を始めて2ヶ月が過ぎた頃。
冒険者ギルドからモンスター討伐の相談が領主の元へ舞い込んだ。
ギルドマスターが領主の屋敷に訪れ、執務室で依頼書を渡し話し始める。
「テオバルト様、ここ2,3日でダイヤウルフの目撃が増えてます。どうやら群の規模も大きいみたいで、この街にいるのに冒険者だけでは手に負えない状況です。」
ダイヤウルフ
Cランクモンスター
体長2m 〜2.5m
5〜10匹の群れで行動する
領主は依頼書を確認しながら、ギルドマスターへ質問する。
「なるほど、群れの数も17匹と通常より多いな。
今、ギルドにいる冒険者でこのクエストに参加できる者は?」
「Cランクが2人、Dランク3人です。事情を説明して待機してもらってます。」
「分かった、兵士団も討伐に参加させよう。ダイヤウルフは夜行性だったな、夕方、冒険者ギルドへ兵士を向かわせる。そこで作戦を確認して、討伐へ向かうこととしよう」
「ありがとうございます、では夕方、ギルドでお待ちしております」
ギルドマスターは緊張した面持ちのまま、頭を下げ執務室から出ていった。
その後、領主も部屋を出て練兵場へ向かう。
練兵場の扉を開け、テオバルトが中へ入る。
そこにいた兵士長へ、ギルドからのモンスター討伐依頼の件を伝えた。
「という訳で、今夜はダイヤウルフの討伐に向う事とする、人選は兵士長に任せる。
冒険者もいるんだ、全員で行く必要はない町の見回の警護兵は残しておけ。」
「はっ!承知いたしました」
テオバルトは辺りを見回した。
「今日は魔術の訓練はしてないのか?」
「はい、昨日、訓練しておりましたので、今日は休みかと思います。」
「なら今日は魔力に余裕があるな」
領主はニヤリと微笑んで練兵場から出ていった。
実は、東方人のサワが、魔術に精通していた。
聞けは、陰陽師とはこちらの大陸で言うところのウィザードと似たような職業らしい。
思わぬところで魔術の講師まで得たので、効果的な魔術の訓練ができた結果、ウィザードたちの魔術はかなり上達している。
俺は魔術の訓練に加え、気功術の訓練にも参加させてもらっていた、ヘンリーは、魔力量も頭打ちとなり、ウィザードへの道は諦め、兵士たちと一緒に気功術の訓練に参加するようになった。
俺やヘンリーが、訓練しているのを知りポールも参加している。
今日も街はずれで、気功術の訓練をしていたところに、ダイヤウルフ討伐の話が聞こえてきた。
「これから人選と作戦を考えるから、隊長には練兵場に来てほしいそうです。」
伝令の兵士がルイスに指令を伝えている。
「そうか、了解した。すぐ戻ろう」
「よろしくお願いします。」
敬礼をして伝令の兵は戻っていった。
「今日の訓練はこれまでだ、練兵場に戻るぞ!
お前たちは家に帰りなさい。」
ルイスは息子たちに、そう言うと練兵場へ向おうとした。
その父にポールが慌てて言う。
「父さん、俺たちも役に立てるよ!討伐に参加させてほしい。」
立ち止まってルイスは考えた。
「よし、とりあえず練兵場までついてこい、参加させる、させないは、俺の一存では決められないからな」
こうして、俺たちも練兵場に向かう事になった。




