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いい子
ハンバーグを皆で食べます。
少女が口いっぱいに頬張るので、ソースが頬っぺたに付いてしまいます。すると小鳥遊翼がニコニコしながらハンカチで拭います。
「そういえば、お家に帰らなくてもいいの?」
小鳥遊翼が少女に訪ねます。
「世界が違うんでしょ?なら、大丈夫よ」
夜空猫がハンバーグのソースを拭きながらそう言います。
「そう言うなら問題ないのかな?私としては歓迎するし良いけど」
皆でご馳走様をすると小鳥遊翼が食器を片付けます。
少女は台所の小鳥遊翼の服を引っ張ります。
小鳥遊翼が少女を見ると少女は腕まくりをしてフンスッと胸を張ります。
「手伝ってくれるの?」
少女はコクリと頷きます。
しかし、台所の高さには少し届かない少女です。
「嬢ちゃん、手伝ってやるよ」
蛇がそう言うと少女の前で大きくなります。
少女は遠慮がちに蛇の上に立つと丁度いい高さになりました。
少女はニコッとして蛇の顔を撫でます。
蛇は嬉しそうにシャーと鳴きました。




