剣聖王と史上最強の弟子7名 序部⑧
序部。終了です
エヴァク達は今年で14歳。青年期真っ盛りであり中等科へ入学。
そして入学初日にエヴァク達新入生はこのようなことを言われた。
「君たち中等科1年生はこれからは飛び級が存在する。魔力と勉学と武術が尊者。さらに言えば実力が伴う者は飛び級ができる。その中一つが出来る者が飛び級することも珍しくない。」
そう、飛び級のことである。そして飛び級の審査は毎年2回ほど確認される主に10月と3月だ。
「そして勉学だが、これは学び方がしっかりできてればすぐにでも次の学びができる。1年で中等科卒業したければ言え。俺が審査する。そして…魔力と武術だが。エヴァクお前くらいなら1年後は余裕で卒業だ。高等科のいかなる士官学校に行ってもよし。さらに言えば勉学もOKだったからそれを生業にしても良し。…というわけでいい見本が存在していたので説明した。問題なければ見本となっているエヴァクの近況のステータスだけは見せられる。意見したければ職員室にな?では解散。」
ということになっていてエヴァクやそのほか13人衆のある一定の存在達は卒業内定だった?らしい。
「エヴァクお前は災難だな。レベルバレるんだって?同年代トップは苦労するぞな。」
「そうじゃそうじゃ、わしの魔力逆に見せたいでの。成績に載る勢は苦労するぞなガックシ。」
「私はひそかにお前は留年だけはしないだろうってさ。ありゃひそかに2年で卒業を組み込んできそうだ嫌だねぇ。」他の人「へぇぇ」
「つーより当年で卒業する気な奴はいくらいるんだよ。挙手。…なんだよ13名全員卒業する気かよ。どこの学校行く?知らないか。」とリュウ。
「アクセラレータだけじゃないもんね。高等科。私は悩むな。」
「エヴァク君に尽くせる学校ならいいかも?」「何基準??」
「国王様だからねぇ、あ、それでも勇者組に就くのはやっぱ冒険者だから却下ね。どうせ凶悪なカエルをやっつけるような仕事なんでしょ?」とイザヨイ。
「国王様だし、正直言って政治家?それか戦争を治める役だから士官だとか?ともかく重鎮たちと肩を並べるんすね。頑張って!エヴァク。わっち頑張ってついていくっすよ。」とシュラ。
そして時が過ぎて体育の授業。エヴァク達13名は同じクラスにつぎ、何故か3名も仲間が増えて16名同じクラスに仲間がいた。新しい仲間というのはサイにシュウにケイというシノビが増えた。
「してお前ら3名俺らについてこれる実力あるのかよ?」とスバル。
「失敬な、我々は今のお前と武装して戦っても必ず勝つぞ?4対3でも戦ってみるか?こっちの数が負けてても俺らが勝つ。」とサイ。
「んー、それより君たちは同じ中等科学生なんだから仲良くしようよ?僕はリツ。一応魔法の実力がこのクラスではトップクラスになる。よろしく」この男佐藤律は魔法を交えた戦闘は未だに敵に回したら怖い相手の上位である。それゆえに魔族であるドレイクがリツに出会った時には魔術師の最高峰が体現した男とまで称された。
「(っ!この圧力は最高峰と似てる…)よろしく…お願いします」
「んで俺らとエヴァクは1年で卒業が目標って決まってるがお前らはどうなんだ?」とスバル。
「マジでか!?それなら俺らも」とサイ。
「そうか、ならお前らも俺らと同じ訓練してみるか?面白いぞ?」とサイガ。
「?確かにお前らが強いのは知ってるから一緒の訓練してみてもいいかな?」と言い、みんなが楽し気に「訓練を開始するのは明日からな。」と言っていた。そうして3名はつぶやいていた。
「そういや俺らってほかの初等科卒業してこのアクセラレータ中等科に入学したんだっけ。」
そう、わけあって彼らはアクセラレータの学生ではなかった。一時期はきちんと他の町の初等科学生だった。そして今彼らはその学校を卒業し、アクセラレータの学生をしていた。
「そういや、そうだな。それよかこんど訓練するって何をするか。知ってるか?」
「精神力の基礎鍛錬とかするんじゃね?そんな具合しか。」
「それもあるだろうけど…何かあるね。特に私らとは違う種類の力が。」
「握手したときに何か感づいたか?とりあえず明日を待つぜ。」
そうして時が過ぎ、放課後の今。
「よう、それじゃあ新入り始めるぞ。ついて来いよ。」
「「「お、おうかかって来いよ」」」と三名。
「今日の議題はこれだ!大気魔法の前の発動要素ー気力解放の習得である。」
「まずは精神統一発動から。次に神経統一。次の番に気力解放といわれる気力統一ではやってみよう。」
「精神統一。神経統一。気力統一。良し出来た。」
「続けて辞めというまで!はーいスタート!」
そしてかれこれ30分。約三人はぶっ倒れた。
「ふむ、どの者も30分かそこいらか。大したことはないな。まぁわいら1時間は持つんで10人位は。」
そしてさらに時間が過ぎて約1時間「スバル頑張りやあと少しで新記録やで。」「お、おう」
そして何人かは新記録を出しながら1時間と30分が過ぎた。
「みんなまだ持つか?そろそろ言ってええで。」「まだ勇者に遅れとるわけにはいかんからね。続くぞ」
「みんなやるなぁだが女性陣と男性陣にリタイアが一人二人…おっとどうやら。」「ぐたっ」
「スバル君がイッたな。他は?」「ユミルとマナちゃんもうそんなグラグラなのは気力解放とは言わんでぇ終わりにしようか?」「「お、おいっす」」「そしてエルディオ君はやるみたいやな。正直3時間のノルマでリタイア3人はまだいけるってわけか。」そしてまだ時間が続いたそして。2時間目に入ったところで約2名が脱落した。シュラとエルディオだった。「「バタンっ!!!」」
「二人落ちたか。後1時間座っていろよ。勝者は誰だ。」そしてだんだん時間が過ぎて気力解放の時間がリミットに近づいてきた…そして終了時刻に到達した。「はい、終わり~どう?全部で8名生き残ったよ?これでもやる?」3名「うぐっ」サイガ「ではいったん終了。続けたらいいものは続ければいいし。休みたいものは休めよ。では解散。」そうして訓練は終了と相成った。
「わりかし、精神統一だもんね。正直やりきるというよりやんわりしてるもんね。なれると。」
「慣れた後心地ってのが我ら三人にはよくわかりたくもない…けどやってみせるぞ。」
「おもいっきしエヴァクに昔聞いたことなければ俺らだってやってないからね。これからは力を付けなければね。面白くないし。そういうこと」
そうしてエヴァク達はまた帰路につきエヴァク本人は魔族との訓練もあるようで。
「若、久しく顔を出しませんでしたが学校の方は順調で?」わりかし、勉学は順調きちんとした順位もとれているらしく授業も好調。「そうですか。なら何より。…して魔族とは何を訓練なさるんです?」
「そうだな…魔族だから魔力の訓練をしようかな。みんな魔力高いし。向上したらいい修練になるだろうね。その代わり証書とか作ってあげないといけないかもだけど。」「それでは私はこれで。」と忍び。
そうして時間は過ぎて魔族たちとの魔力研究が始まった。その中でも8属性の追及が目的と言われた。
「では8属性の魔法の追及と行きましょう。先ずは火、水、雷、風、魅、晴(地の輝き)、白黒(大空)と言われる属性。これらは実は魔族と人間族が同時期一緒に研究していた古めかしくいい時代があった頃に決められた属性であり今の時代にも続いているんですね。その中でも初級、中位、上位、最上位の魔法特性は戦闘に向いているものだ。今日はこれらの魔法を大気魔法に昇華させてみようと思う。所謂耐性魔法の一種だ。」説明しておこう。先ほども申したように大気属性の正しい特徴はは耐性。防御力個体の形態変化である。それらは色によっても決まる。炎だからといってもコントロールできれば形態変化はできる。「そして君たちには俺の学院の初等科代表戦のバトルムービーを観てもらいたい。」
「なんと、代表戦てことはエヴァク坊ちゃんが出場選手の映像で?」とりあえず突っ込んだようだ。
「あぁ。もう一人はこの国を代表する勇者だ。名前を西城侍斎賀。俺のライバルだ。では見てくれ」
映像が流される。北にいるのが西の西城侍。風属性の勇者サイガ。そして南にいるのが全万能、魔法剣士の特に風属性に対しての実力が輝いている将来国王。剣聖王と呼ばれる初等科筆頭剣士エヴァク。これから両者の戦いが始まる。先ずは剣を振りかぶった!先手は風の勇者サイガが捕ろうとした。がどうやら剣道と剣術スキルの激しいスキルレベルの違いで余裕でエヴァクの剣先が鎧にあたりそうになる。そして二刀目でギリギリ防いだ。そしてエヴァクはその距離を縮めて最短の頭を狙って打つ。が、良い受け身をとるようで少し斜め後ろに受け流しながら武器で防御。そして胴を狙いつつも相手は手首を狙い片方の剣でたたき、そして片方からはさらに剣を取り出した。そして魔法が使用された。どうやらスピード疎外を行うようで。ライトニングソードが8方面に16方面に散らばられながら風魔法の動きを封じた。そして相手は地面に晴属性を迸らせようとして相手の魔力制御をうまく排除する功法に打って出ようとする。がその技は大空の攻撃遮断で見事に無効化され。その先の攻撃を繰り出したが幻影、獄炎魔法両方ともうまく把握、間合いを術中に置き剛水魔法、ホーリーライトで粉砕。そして勇者は必殺の一撃を決める技を叩き込もうとしていた。その一撃は自身の能力値を3倍にし剣術スキルを1刀流拳術交じり剣術スキルに変化させ、次の一撃をシールドだと倍加させるという時間無制限スキルが存在した。そして攻撃を仕掛ける勇者。エヴァクも一つのスキルを発動した。疾風怒濤である。もう魔法は使えないもののそれを発動したタイミングでは最高に場面は整っていたので残る戦闘は己の技のみ。ここで最高の一撃を、いや二撃を、当てることによって勝負がつく。その二人のどちらかが。そしてサイガはシールドでエヴァクを攻撃しようとした。その時!攻撃が当たったそのシールドの攻撃部分まるごと粉砕した。そして次の一撃ではエヴァクの剣はそのままサイガの剣を交えて攻撃を加えた。サイガの剣には勢いがあった。が、粉砕され、面を撃ち込まれた。半分面割れしていたらしい。「ふむ…ところでこれが魔力研究に関係?ちょっとだけ魅力ですが。」という会話が遮って続きである。
はて、パワーでは剣道では明らかに勝ち切っていたのはお互いだったのに何でかパワーは勝たれて圧されたまんまの結果になりましたね。どうしてだろうか。結果を述べよう。先ずは発動していた時点の説明では勇者サイガが有利な能力を発動していた。が、バトルフィールドでは負けていた。そして技術も。スピードだって負けていたかもしれないですし。して何が勝ったかというと。実はパワーもあちらが勝っていたのです。攻撃する前まで。勝てたのはエヴァクの力です。それを忘れないでください。そしてネタバレです。結果としてはスキル。増えちゃいました。じゃ、じゃーん。スキル名剣聖。その名の通り剣に思いがあるならば一定の条件で聖なる一撃が放てちゃいますって技。こんなのが初等科最後か?の試合で発現しちゃった。そういうことで能力開設。スキル剣聖は彼が自身の想いを剣にどれくらい込められているかそして聖なる力をバトルフィールド上でどれくらい体現できているか総量で計算し、攻撃力を可能と言えるレベルまで上昇するスキル。聞いただけで一騎当千。聖なる力を表しているだけで一騎当千。剣に込められている思いだけでも一騎当千。さてなんぼでも上がりそうな発掘意見はさておき聖なるフィールドにどのくらいの練度で極まっているかで実力が決まる。ってなわけ。それはエヴァク君自身の精神統一スキルだったり、場に開かれた魔法の練度だったり、例えば味方を守る戦いであったりすればするほど強さが濃くなっていく。その存在達を守るための世界平和だとかねそれを人々を守る存在をレジェンド。彼をそう呼ぶ。そう呼ばれていくうちにレジェンドが国家を守る一撃で皆を安心させられる国にする。そんな出来事を起こせるようになる。一人だけの一撃じゃなくて全世界のために一撃がここで決まる。そんな技です!「それでは、魔法の研究やりましょうか。」こうして少年は歩みだす仲間との戦いを超え、次の物語が始まる。それではいったんさよなら。後は下で。
いやぁ。長いこと読んでいただきありがとうございます。投稿者の夏兎丸です。
読んでみた結果はあまり期待はしません。適作なだけなので。それにキャラ同い年が13名という非常に多くてかわいい!かっこいい!理解できないと思います。小さい子なので私がゆったり考えずにすいませんm(__)m
そして序部終わって第1章?ですかねいや、青年部(~19歳までかな)と言いましょうか次編で始まります。それでキャラクターの濃い話や高等部にすぐ上がっていった生徒の話とか上がらなかった上がりたくても2年かかるとかありますのでそこらへんは一々強い部類とか弱い部類とかかっこいい理屈とか用意しとくんで、楽しみに待っててもらえると嬉しいです!とことんメリハリ付けますので。
では次回話までお楽しみに!