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剣聖王と史上最強の弟子7名  作者: 夏兎丸
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剣聖王と史上最強の弟子7名 序部⑦

エヴァクが魔族と接触してからほかの13人衆は実は今普通にグループのようにそろって通話していた。

マナ・スバル・エルディオ・ユミル「他のみんな揃ってるかー?」

リュウ・イザヨイ・シュラ・カエデ「エヴァク発見した人はいねかー」

リリ・リツ「勇者組は忙しそうに返事もしねぇ。とりあえず二人抜きでよろしく」

トワ「トワちゃん参上なのだ。エヴァク君は今家まで帰ってったよ?」

「じゃあエヴァクは…そういや携帯持ってるか聞いてないな。次あうときに聞くよ。」

「こりゃぬかったね。」

彼らは今ほとんど同じ町で会話していた。その中下の町に降りてきているエヴァクは街の中心部方面へ辿り着いた。…しばらく歩くと昔ユミル・マナ・スバル・エルディオと出会った中央公園近くにいた。

「そういやここで12人と俺で初めての魔法を覚えたんだっけ。懐かしいな。」

「そうやな。同時聞いたこともない魔法力促進魔法植物の早熟を覚えたんやっけな。リリだけがイミフな結果だしおってビビるところ万歳やった…ほんま懐かしいな…剣聖王」

「そうだな。勇者…サイガ。そして久しぶり。強くなったか?正直俺を勝たせるなよ?」

「そっちこそ。俺は半端じゃない修行をしてきたぞ。覇気も修行している。お前はまだか?」

「ほっ、覇気は習得していたのか。それなら十分に勝負になるか。なら、お前は今剣術レベルはいくらかくらいで勝敗もあらかた決まるな。勝負になれば上場ってところだが伸びしろ次第だな。」

「さすがにそこまではわかるか。お前のスキルもあるし。10台になったから発達スキルも持ち合わしてるだろうし。いい加減実力差、判ってきてもいいかもな。」

そうして話し込んでるうちにどうやらほか11人は同じ公園にたどり着いた。

11人「あ。国王と勇者だ。やっほーい」勇者&剣聖王「んお。どうもお久。」

というわけでひと段落。そして説明。「何?魔族がほぼ同盟狙いだった?そういうことなら私にも聞かせて?魔獣契約したい!」とトワ。

「魔獣ねぇ実は俺はすでに魔獣らしい存在と契約しててもうどうしようもないんだが…」

「え??それじゃあ会いに行きたい!私ユニコーンとか魔獣では憧れてたの!お願い!」

そっと胸を腕に当て「ちょーお願い」という態度で示す。

「えっ!?じゃ、じゃあ、家来る?正直いつか呼ぼうとしてたんだ…エヘヘ」

ありゃそっと当てられたんが気持ちいいんやね。という具合に察して、「それなら俺らは彼の新しく仲間になった魔族たちに会いに立ち寄りますかな。いいか?エヴァク」とリュウが。

「んーとね。一日は家にいるから会いたければ会いに行けばいいと思うよ。でも、勇者がいる仲間だとは説明してないから、危険察知するかも。出来れば話は通してからにしたほうが。」

「あのー聞き違いじゃなければエヴァクよ。お主魔獣契約したといったな。呼び出せんのか?」

サモン!ドレイクと叫べば呼び出せると書かれていた。主に約7名…何故か名前を知らない3名は含まれなかった。

「サモンスキルがあったから試してみる。ドレイク!ここに姿を現せ!」シューーーーーン

「お呼びですか。ドレイク参上しました。」

「こいつがオーガ族のドレイク。俺が王だと言ったら契約した魔族の一人だ。」

「これはこれは人間族。どうぞよろしくお願いします。」

「いえいえ。こちらこそご丁寧によろしくお願いします。」

と一挨拶終わって話し合い。

「私めはエヴァク様との同盟というか将来国王になるエヴァク様に今のうちに実力を付けてもらい魔の国から協力を図りに来た者であなた方が喧嘩を吹っ掛けるような野蛮な方の魔族とは無縁です。どうかエヴァク殿と契約したわれらを害をなすような存在に思わないでほしい。」

「すまん。エヴァクこいつらきちんと良い性格してるみたいだぜ?どうやら魔の国からの協力ってあたりも聞く感じじゃデマじゃないな。」

「いや、なんで聞き取り調査なんて真似してんだよ(笑)それよりトワは?」

「オーガ族の角は複数でとんがっているね…」

「トワ殿。少々いたづらですな。そんなところはあひぅ」

「あんがと。それじゃあ私のさらさらな髪の毛触らせてあげる。」

「それでは一番先から…むむっ」

「きゃあ!そこはお尻!!辞めてよ!!肘ジョブ!!」

「おいたが過ぎるのがいけないんですな。それにしてもサラサラなお尻と髪の毛でした。グヘヘ」

「うわああん。トワ泣いちゃううう誰かあいつ蹴散らしてー。」

「ドレイク土下座。」グボッ(地べたにのめりこむ音)

「すびばせんでした…がくっ」

「で、この後どうする?正直やることもないけど。」

「ではバレーボールをしましょう。ドレッドさんがいてくれるおかげで14人の7対7のリベロありの本格なのが出来ます!」

「それならルール解説ありの15点マッチにしようか。あんまり長くやるとね?じゃ、始めよう。」

エルディオはアイテムボックスからバレーボール球をだした予備も含め2つ。そしてドレイクがどのような競技か聞いてみたらしい。詳細は聞かずともバレーボールだった。

「んでな、ドレイクさん下に落ちてきた玉をそのまま上にぴょーんってあげて攻撃前のラストネットにびゅわっと。そして高みからどすこーいってね!これだけ!簡単でしょう。」とカエデが。

「た、高みからどすこーいって(笑)(笑)(笑)」とイザヨイ。

「と、言うわけじゃ、わかったかのドレイクとやら。プルプル」とリリが。

「「「少なくとも突っ込みたい説明ありがとーとりゃとりゃ。ふう。」」」

「と、とりあえずまぁ少し休もうか?叩かれて気絶したやつおるし。」

「おお、バレーボールの高みからどすこーいで倒されたでありますね!わかりますぞ!」

「バレーボールは玉を一つ必ず使います。それは違います!」

といったあたりで勝負開始。

「それではサーブ打ちまーす。しゅっと。」

そして下に落ちそうな玉が相手コートに入った。その下を掬うように上げる!

「しゅばっと!」「ほれほれトスだー誰かうますやれー!」

「どーりゃ」バンッ

「おっと、危ない危ない。」トンっ

「さぁあげたよ!気合い入れろ!」

6名「おうよ!」しゅっ

Aクイック!ドォン

「レシーブ!っ!やはり男だね。じゃ、女子限定ルールを使わせてもらうよ!全員強化魔法開放!発動して叩くぞ!」女子たち全員「強化魔法発動!」

「レシーブはした!次だ!一発ぶちかますぜー!おりゃ!!」

「男にも特別ルールがある!一点集中防御魔法発動!うぉりゃ!」バシュッ

今度はこっちだと言わんばかりにさらに攻撃を加えた。

「さぁさぁこっちの攻撃だよ!まだまだ遅れはとれないぜ??」6名「おう!行くぞ!」

そして攻防が続く。彼らは今、マッチポイントに迫っていた。攻めているのは女子チームだった。

「男子チーム気合い入れてくぞ!勝者はぁぁぁぁただ一チーム!いくぞ!」「おうよ!!」

そして攻防が進み13対13に持ち込み。次のサーブはなんとドレイク。

「ドレイクさんがんば!ナイスキー!!」「ヘイドレイクかかって来いよ。勝負の一本俺にこいや?」

「では行きます!とりゃ!」しゅ~~~~~ポスっットン。

ネット前で落ちてしまい相手にポイントが入ってしまった。

「よっしゃあラッキーラッキー!もう一本決めよう!」

が、女子チームもまだ負けん気のようで、「まだ終わりじゃない!次行くよ!切り替えしていこう!」とイザヨイ。そして男チームのサーブ。最後はエヴァク。

「では行くぞ!ッふんっ!!!!」女の子たち「うぎゃあああああああ。エヴァクの卑怯者ぉぉぉ!」

「エヴァク君!さすがに魔法はなしと男子にはいったけど限度というものがあるよ!限度が!!」

「逆に限度で納得のいく説明されても困るんだが…まさかいわゆる気術師過ぎた?」

「そうそう!それ!いい答えあるじゃない!そういうことだよ!ふん!!男って争いになるとなんでもうぷんすかぷんすか」

なぜエヴァクが卑怯者扱いされているかというとそれはとことん気力解放系スキルのせいである。故に気術師過ぎたである。さらに言えば男子というだけあって力、感性、スタミナがそもそも女子である者に対して勝ち目がないかのようにまで練度が高い。…実は今どきの男性にしては珍しいとか言われている。

「そんじゃま俺らはここらでお暇しとくわ」とエヴァク。

「えぇ久しぶりに会えたのに…そういや携帯持ってる?」とトワたち。

「うーん、今は持ってない。買いに行けばあるかと。」と返答。

「それじゃあ、明日携帯選び手伝ってあげる!今夜だし。」とトワたち。

「予算あるし、本体代金全払いで買うか。それじゃまた。」とエヴァク。

そして、明日、エヴァク達全員携帯を持ち。電話通信が行えるようになった。そして後、魔族たちは本来の目的をこう言った。「私たちは人間族で言うエヴァク殿とほぼ同年代。私たちがかかわることでこの世界、あってはこの宇宙の乱れを統制する。そのような可能性があればと思って王の下へ。そして今後ともに切磋琢磨できるでしょう我々のような存在と、その他エヴァク様が築き上げられた人間の仲間たちと、幾千万の修羅や波を越えて、この世界を終始統制しましょうぞ。いつでもついていきます。我が王よ。」

「…なんていうか、かなり忠誠心てのがあってありがたいんだけどね。やはり釈然とそんな修羅を諫めようだとか世界を統制しようだとかわからないわけなんだけど。兎に角。消える灯火が消えなくなるような活躍を心掛けるよ。王の統制は日の光が輝いてこそだからね。頑張るよ。」

「ははっ、マセてられますな。我々。」とドレッド。

「そういいなさんなよ。…頑張ろうぜ。これが始まりと思ってさ。」

そうして彼らは中等科に入学した。そして青年期が始まる。ではバイバイ。

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