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剣聖王と史上最強の弟子7名  作者: 夏兎丸
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剣聖王と史上最強の弟子7名 序部⑥

3日ぶりの投稿です

別れが過ぎてから約2年と数か月が過ぎ何事もない日々が過ぎた。そうしていく日々にどうやら町に異変が起こった。…魔物の出現だ。

「化け物が活動を開始したぞ!魔族との世界大戦か!?」

そう、魔物とは魔族に値する。世界の各国が魔国統治を恐れている。

「魔族め!いきなり人に化けて出てこないだろうな!?」

そう、魔族とは人になる存在もいる。中には神も存在する。獣も同じ。

「いったん避難するぞ!魔物は…とりあえず一帯だけ確認して攻撃しろ!そうすれば良しだ!」

一帯を確認する。ここで魔物とは何か説明しておこう。それは自然の中にある爆薬材みたいな物。それが魔力にあたることで魔物は現れる。故にこの世界人間そのものに魔力豊富故に魔物は存在しにくくない。けれどそれを統治するものも少なくない。たとえ国同士でも。「よし見つからない。帰るぞ!」

しかし、日本は二分されていない。壁の国王の手腕によるもの。

「早く町に行かないと…」「やっぱり兄弟の所に帰ろうよ…人に話しかけるのも怖い…」

日本語を話している。どういうわけか人を避けていた。何かな?

同日、アクセラレータ七耀正教学院初等科では、「えー、授業はこれにて終了とする。皆も知ってるようにどうやら魔物が現在進行中のようだ。危ない種族なのでこの絵本紙のようなのを見かけたら気を付けるように!あとは動物系は特に気をつけろよ。噛みつかれたりしたら危険だ。以上」

そして教室を出ていくあたり見知った友達に出くわした。エルディオだった。

「「よ、よお」」「かなり久しぶりですね。修行できてますか?僕はようやく見習いを脱出です。」

「そうか。なら順調に力量はそろってきてるのかもな。それから、魔物は危険だな。気を付けようぜ。」

「僕はエルフは危険じゃないと思いました!知り合いであったので!」

「アンデットは危険ということで。それじゃ。」 「はい。また!」

「エヴァク君一緒に帰ろ?」…懐かしい声が二つ目。黒桜ユミルだった。

「久しく会わなかったな。元気だった?」

「うん。元気だったよ?それよりそっちこそ二年前…一番元気なかったじゃん。」

「まぁかなりきつかった。…勇者はともかく結果が…一番人気になったのはあいつなんだって…なんか悔しかった。それにみんなも…必至こいてたくましく戦ってて…羨ましかったんだ…」

「うーん、そりゃそうだよ。それだけで私らいったん解散だったんだから…悔しがればいいよ。仲間としてね…そりゃ負けたと思えることは悔しいよ。だから…またやり直せばいいじゃん。友達なんだし」

「そうだな…少し考えてみるわ。1週間くらい。そうしたらまたみんなに顔出せるかも…」

「じゃあ!12人全員呼んどくね!また会おう!」「またね。」

そうして最上家へ帰っていった。帰りの足は少し重くも、軽くもあった。

「エヴァク殿こんにちは。私の名はサイといいます。どうぞお見知りおきを。」

「何お前、新しい執事か何かか。とっとと帰りな。」

「ちょっと待ってくださいよ!!かなり緊張しながら話しかけるなり帰れって言うなよ??」

「ん?緊張してたんだ。それじゃ。」

「少しは話を聞けよ。正直今のあなたは不釣り合いすぎる。あの勇者とも称された、壁の王の後継には」

「(ぴくっ)壁の王の後継…何がだ。」「実力はあるが、覇気を習得してないな。それが拙い。」

「覇気…なるほどそんなのがあるのか。覚えておく。そしてそれを教えたからには何か要求は?」

「もちろん金ももらいましょう。我らをそばに置いておくことを約束して貰えれば。護衛も致したく。」

追加で3名現れた。「秀です」「恵です」「如月だけど護衛はしないよ?お前のスキルに興味があってね。わたしとやらないか?」と三名

「了解。でも護衛はいらない。それよりこの学院の生徒?どうなの?」

「私たちは近々この学院に転校するつもりです。が、あなたの見張りが出来ないとお給金が途絶えるし…さらに言えば依頼主に様子を見て帰ってきたってことになり本来の目的が。」

「というわけで私は本来の目的を観察しに来た。その依頼については私がついてるから安心したらいいよ。というわけで勝負しな?」

「本来の目的とは。どうにかしておく必要があるのか?」

「その必要があるから今ここにいるんだ。どうか俺らを雇っていてほしい。」

「よくわからんが依頼主がいて本来の目的をどうにかする。そしてお前らを雇う。…必要ないだろ。」

「ちっ。とりあえず見張りだけでも。」「オーケーそれだけならすればいい。」

「それでは行きますね。」

そして結果しばらく見張りに着いた。が、その道中にある知り合いが呼び止めた。

「やぁエヴァク君何やら楽しそうだね?私も入れてよ?」

「え?その声は…トワか?」

「にゃは!久しぶり!とっても会えて嬉しい!私とっても嬉しいよ!」

「お、俺も嬉しい!…というか今まで話せなかったしどういう状況だったんだ?」

風鈴侍永遠は実は勇者の嫁…西城侍斎賀の嫁にあたる。

正確には許嫁なのだがとりあえずほっといて。

「実は勇者宣言した後、私ら二人はかなり待ちぼうけだったらしくて…今かなり学校に来れてないんだ」

「ん?風鈴侍はマジシャン職なんだし…まさか詳しく書くと勇者だったり?そんなぁまさかね…」

「実は不特定の勇者…だった…職業にはマジシャン…ないんだ…そういうことだった。」

「なるほど。じ、じつは知ってた。だって特技だよ?物が移動するなんて…さらに言えば魅力属性なんて見えたし…」トワ「えぇ?魅了なんて覚えてないんだけど??すごいね。そんなのがあったんだー」

「主に最初からホレた…って何でもない。とりあえず勇者は?」

「どうやら技名にパニッシュや瞬間灯火だとかがある勇者のようで…主に現れたり消せたりする技をつかうみたいな?君に見えない世界の魔法をかけちゃうよーっ的な」

「そんな術どうやって破ればいいのだろう…とりあえず試されてあげようか?」

「ネタバレはここまで!とりあえず楽しそうだから一緒に行くね!」

そしてしばらく歩いたところで何故か障害物のようなもので先に進めなかった。

「ほや?やっぱなんかあったね。こりゃ魔族の痕跡かな?」

「ちょいと魔力感知を」そして精神統一も発動した。

「……なんか敵意のない魔族らしき存在が10匹くらいいるんだけど。話しかける?」

「えー魔族との話し合い?かったるくない?遠慮。」

3人「話しかけよう。会話できるなら。失礼のないくらい。」サイ、秀、恵が順に話す。

「こんにちは人間族、私は魔族中央支部の長の息子です。どうか会談を。」

「いきなり隠蔽魔法使ってるとはね…レベル高い。」と恵。

「うぉ。いきなりあっちから話しかけたね。…しかし背後か。無礼だから会話できないね。」

「私たちは正面切ってあなた方の横を通ろうとした。そちらが急に後ろになっただけ、こちらに害はない。訂正願おうか?」

「言い分はあるわけだな。それならお気の毒。何のためにこの障壁を作ったかわからないけど今エヴァクが解読中。数分もしないうちに解除されるだろう。彼の解読スキルは超一流だからね。」と如月。

「…そういうことなら待とうか。その時間とやらを。」「何?」そして解読完了。

「不思議とさっき聞いたパニッシュって魔法スキルの響きとおんなじだったから逆効が聞いたよ。本当に不思議だったけどね。」

「なんか魔族といってもイメージしてるのはエルフとかなんだけど…まさかいきなりゴブリンかよ。

エルフとかが来なかったなー…一匹位いない?」

「中にはオークとかスライムとか…エルフ一人いないか?」

「いないですじゃ。」

「「ガックシ」」「「っておまえもかよ」」と同時に言う。

「まぁ種類居るのは凄いことだし。とにかくヴァンパイアはいないとして…ん?耳長はいない?案外程度が低い?」魔族たち「いうな。」

「とりあえず、通れるので先に行くよ?追いかける?」魔族たち「追う。」

「目的は?それによるかな?」「追う。」「同じかよ。」「待ち伏せ大切。正直会えるだけで安心。」

「それなら…しばらくしたら君たちがいるってこと他の人にも教えるよ?それでもいいの?」

「王になる。お前の看過以内なら受け入れよう。」「俺がどっか行けとか言っても?」「その時による」

「うーん。正直増えて僕になるなら考えてもいいけど?」魔族たち「了解した」

「その前に要求があるなら、言ってもいいよ?それも目的かもしれないし。」

「助かる。それでは要求を。」どうやらこの魔族たちは今後起きるであろう人間と魔族の戦いがあるときに備えて他国であるこの町を目星をつけたらしい。所謂離国したらしい。それで一旦王になるとうわさをかぎつけてエヴァクの下に10匹の魔族で集まった。どうやら敵意が本当に無いらしく。武器をとろうとは一切しなかった。これはマジで。そして一切合切今日のお話は父に全部話した。

「エヴァク…ちょっとだけお父さん泣きそう。お前が魔族の友達を10匹…10匹もだと…!お父さんもお前のようになりたくなってきた!よし!お父さんも旅に出て魔族の友達を10匹…いや30匹家に連れてくる!」

「父上、その間この家の仕事は誰がするんですか?する方なんて人はいないでしょうに。仕事放棄は貴族の仕事がなくなりますよ?地位を捨てる気ですか?」

「うぅ…だが…それよりも魔族さん方は何を理由に我が家へ。少しの間なら泊まっていけばいいんだが。まずは事情を…って離国が理由といってたんだっけか。」

「そうです。その代わりとしては使い魔になってくれるらしくて。何かやらせましょうか?」

「いったん家の案内と今日の所は休めばいいさ。だが、人がいるから少なくとも母さんにはきちんと挨拶して貰わねばな。」「あー魔族がいるとビックリするかもですからね…」

「だな。どこか気弱そうに見える母さんだからな。ちゃんと挨拶しとけよ?家を出なくてはいけなくなるかもしれないからな。」魔族たち「はい。きちんと。します。」

そうして、時間は過ぎて家の休む場所を提供された魔族たち。エヴァクの住む本練から少し離れたところに決まった。「ではエヴァク殿私たちとさっそく従魔契約されますか?それとも何か土産話でも。」

何やら従魔契約や他にも仲良くできる話があるそうな。とにかく、

「それじゃあまずは従魔契約からしておくかな?何か必要なものは?」

「人間方は契約をしないので?簡単に用意できるでしょうに。」

「僕らの種族では取り柄のある人だけやってるんだ。めったにしないよ。」

「なれば…〈契約に集いし存在よ、己の主に敬礼せよ〉〈己は汝に従おう契約魔法発動〉…私はこういいますのであなた様は対になる言い方を」「なるほど。じゃあ開始するよ。契約に集いし存在よ。我が存在に敬礼せよ。我が存在に己は従うことを誓え。契約魔法発動。」魔族たちも先ほどのセリフを答え、契約魔法が成立。10匹の配下が出来た。

「んー。とりあえずまた今度で。従魔、よくわかんないや。」

「従魔にしたといっても主様のステータスが上がるわけではないので、主に祝福すべきは即召喚ですかね。いきなり呼び出せます。遠い場所からでも。なので上限10匹を連れてきました。」

「えーと、そういや、君たちの種族も名前も聞いてない。どう呼べば?」

「種族を隠している者もいるし、名前はとりあえず言い合えば。皆の者。名前はきちんと言うぞ?」

少なくとも10種族いるらしい…10種族って魔族全種じゃ…とりあえず説明してくれるようだ。

「まずはオーガ族の私、名をドレッドと申す。次にそなた、説明して差し上げよ。」

「私は種族を挙げません、ナユタです。どうぞよろしく。」

「俺はヴァンパイア族のトリスタだ。よろしく!」「ヴァンパイアなのになんか元気だね。夜かな?」

「近いからな、時間が。兎に角よろしく!」「そして私はスライム族のジャコラと申します。よろしくですぞ?」「私は牛魔人のテトラです。どうぞよろしく!」「よ、よろしく。かなり遠いね(笑)」

「ではわたくしですぞ。さぁこの美しい翼を見よ!…グリフォン族のストロベリアと言います。」

「魔獣族だよね??なんか種類が面白くなってくるのは良いんだけど。」「だれも獣は入らないなんて言っておりませぬ。それを言えばあなた方は顔が一緒の10匹を呼べと?」「確かに言えなかった…盲点だなこりゃ」そう何故か魔族統計10種以外も来ていた。そうだれも10匹が統計通りだなんて言われてない。そしてもちろんドラゴンは居なかった。「では次に説明を…うむ、ではこちらの方は少々口下手なので私が話をさせてもらいましょうか。彼女の名はゴブリン族のリシュという。よろしくどうぞ。」

「後三匹じゃが…よし、後回しだ。ご主人様よろしいですか?」

「うん、別にたまに話せれば。それより今から外に出掛けようかと思うんだけど家に留守番してく?」

「そうですな。一旦家におるほうが安心でしょう。また外には出ることにいたします。」とドレッド。

そして久しぶりにエヴァクは外に出掛けることにした。さてでは次回。

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