剣聖王と史上最強の弟子7名 青年部⑰
そして翌年4月エヴァク大学のある王都を目指す。第二校合同で入学日を迎えるらしい。
「「……よう。2か月ぶり。まさかこんなに早く出会えるとは思えなかったわ。」」
「そ、そうですわね。二人ともお元気?」「あ、はい…サイガ君はともかく私は元気だよ?」
「そっち特待生たったの7人とか言ってたよな。そういう事なら今回の勝負俺たちが勝つ。」「んお?サイガこっちは少数精鋭って話知らないのかよ?…そっちが同じ50名で内と張り合えるとでも?」「そうだぜ?こっちは特待生30名は下らねぇ!いや現場は50名は居たはずだそうに違いないさ。だから!」「「こちとら負けるつもりないからな!!」」「「ね、ねぇ私たちだけでも仲良くね?」」
「おっしゃ冒険者いざアッシェンテ!」「武術家一同!アッシェンテ!」「好きにして。行こ?お兄様」
そして学院の明日が開かれる。…故につぎの朝はない。「それでは両校集会。始めます。私片方の学院の現校長になったシャルディ・トリニティです。…それではそちらの学校の校長にも出てもらいましょうか。では教壇へ。」先ずはわが校が誇るシャルディ校長が上がった。そしてあちらから上がる校長もおそらくはトリニティだと思われる。「では失礼しまして若くして現校長。シャルディトリニティが息子。シュラザフェルゲン・トリニティと申します。」「では席に着こうか。」そしてお互い席を取り。ここ教壇に立ったのは他でもない。「ではご来賓の方々拍手でこの方をお送りください。この学校が始まって以来の大物。そしてこの国の王デュエルマスター・マックスロード国王です。」パチパチパチパチパチパチ
「皆の衆ご機嫌よぉ。わし、マックスロードが入学式に参じた。そして君たちはこれから大学で叡智を付けると思う。なので私はこれから君たちにこの言葉を託す。肝に銘じてほしい。」生徒たちは真剣に国王の目を見て取る。そして国王は言った。「将来の若い世代者よ。現世界の将来を今の現実を担え。そして最高を今!解き放て!!…以上だ。」盛大に激昂が轟いた。そしてシャルディ校長が席を譲った。「国王様のよろしい言葉を聞き届けましたね。そして毎年これが代る代る。なのでよく記憶しておくように。それでは熱が冷めない内に、皆さんおはようございます!!」「おはようございます!!」「では皆さん良いですね。これから行う話は今後のお互いの競争。そしてライバルのように切磋琢磨してこの国の問題を敵視しないように、客観的に且つ順動的に行えるプログラムとなっています。そして一応言っておきますがお互い戦闘能力は測られています。そして片方がプログラムを中心になってもらいます。そのようになっています。では以上。お互いの学院に…ではなく大学に帰って各々教師に話を聞きまとまってください。終わります。…礼。」「ありがとうございました!」そしてお互いの学校に帰っていく。だが…
「サイガ。もういいかな。」「ん?何が。」「えーっとさもうここまで苔にされたんだしもういいよね」
「お、おうそりゃあ少しは分かる。だがよぉ…」「だってさ…案だけ敵対視する当校同士さらに言えば距離も落ち着かない当校同士。ここまで来たら限度ってあるよね。」「そうだな…うん。周りの喧騒を無視してでも聞く価値がある…そんな話には見える。」「だよね!結局方ぽが賢くならないと良いことは起こらないわけじゃん!ってことで!」「ってことで!」「ライバル校の因縁はなくなりましたーーいえーーい!ってなるかい!」「え?」「俺らが宿命のライバルだからよ!分かれよ!」「うぅ、そうだった…」
「お兄様は大丈夫。だって学園サークルのモテモテ度完全キープ中って話未だある!」「な、なんだとエヴァク!そんなことが!」「いやもう学園って何年前だよ!もう卒業したからもう少しはあるだろうけどないよ!」「それより今何位か知りたくなイカ?」「あぁもうめんどくさい!とりあえず伏せといてお願いします!」「それじゃあ今ライバルがどの順位か知りたくなイカ?」「いや、少しは気になるけど、ちょっとまぁいいよ的な?まぁ今度でお願いします!」「じゃあ行こうイカよ?」「OK。まぁ隣だけどまた後でね。…トホホ。」「大体ライバル視点を始めたあっちが悪い。ので置いときます。学校行く。」
そして入学後の授業だがまずは大授業室で先ほどの流れと追加の授業を行われるようで。
「では新入生たち入りなさい。…では先ほどの続きをします。しっかりと聞くようにそれでは教師前へ」
あれ?見たことある先生が出てきた?トキヤ先生?どうやら夢でも見てるかのようだ…いてていてて。
「それでは教師のトキヤです今日は皆さん入学おめでとうございます。それでは授業内容ですが主に言いますとね50名単位の教室ではないです。25名単位で2教室があります。それでここが大教室そして歩いていくと第一学年第二学年第三学年第四学年トクラスが増えます全部で9クラス。そして一番後ろが特待生教室です。覚えていていいですよ。どのみち4年間は学んでもらいますので。それで質問はありますか?」
「では私が。特別特待生教室ですっけ?その教室はなぜあるんですか?」「主に特別特待生が学習を冒険で稼いだ時。レポートを書いてもらいます。その時に必要な資料や静かな部屋を用意して欲しいというときこの部屋があります普通の生徒は寄ることを許されていないので。それで、教室はこのくらいにして勉学ですが、主に冒険に必要な知識、そして座学、そして武学、魔学聖学そして処理。皆さんにはきちんと勉強をしてもらいます。よろしくおねがいしますね?」「はい!」「では校長授業の概要は以上で。」
「ふむ…では座りなさい。皆さんでは今日のお話は終了です。お疲れ様でした」「お疲れ様でした。」
「それでは皆の衆さらば!」「お疲れさん。」「お疲れさん。それで?泊まる場所は決まってるの?」
「俺は後ろの建物。お前は?」「俺はちょうどいい一軒家あったから嫁さんと相席」「あんま変わらないな。」「そうだな…ではまた。」そして一軒家にたどり着くと大家さんとレイネシア様も一緒だった。
「ただいまーで、やはりいましたか。国王。」「当たり前だ。今日から私の家に泊めてやるというのになぜ門前払いされねばならぬ。」「デュエルマスター・マックスロード様と呼んで?何故か今年度からはそういう習わしになっちゃって」「はい。デュエルマスター・マックスロード様」「では入りなさい。」そして大家デュエルマスター・マックスロードはこの家の門番でもあった。そして「お主ら。今年度は一会やるか?」「え?そんな…まだ早いですよぉ」「大丈夫じゃ妊娠中でも学校通えるように手配するわ…存分にせい!」「そんな!?そういう事だったら出産祈願のお守買ってきたのに!」「そんなこと言わんでもお主とレイネシアの愛情度でどうにかせい!…ちょっと待てよ。お主のためにわしが買ってきてやろうか?そうしたら効果2倍じゃ!よかろう!では行くぞ!」「どこに行くつもりです?近くなら僕も!」
「おお?行くか!では瞬間移動じゃ!ついてこれるか!」「はい!風魔法は得意です!」「では行くぞ」
シュンシュン。シュンシュンシュン。「着いたぞ。ここがお守りが売ってる神社じゃ。」「それではこのお守りを。2つ?」「そうじゃな、ここは2つ行くか。」「では二つで…名前は安産祈願だったですね。」
「細かいことは気にしない!ではお参りもするかの。」「ではそろり。」パンパン!好い願いがありますように。「では行くぞ。」「はいー」そしてエヴァクは家路に帰った。「そういえばサイガんとこにはいかんのですね国王様?」「ふむ、やつらは若いからな。まだ期ではないであろうに」「なるほどです」
そしてエヴァク達は家にたどり着いた。「へっくしょん!」「おお、レイネシア出迎えか?いやはや外で待ってることないだろうに」「あれ…」「へ?!?なんでか家の鍵がああ。よし新しいので対策じゃ。」
ガチャ。ひぃぃぃぃ「ただいま戻ったぞー魔族の一人くらい挨拶せんか!」10匹「おかえりなさいませ」
「なんだかうちで飼ってるのに似てますね。」「お主のもいるじゃろう。さて10匹以外は…なんじゃと?全員エヴァクの従魔だと?」「何?マジでかお前ら何時の間に!?」「ではうちのメイドは…」「ここです。」「ほ。おったか。ではこの者たちをきちんと送れ。」「はい!務めさせていただきます。ではこちらへ。」……少々歩いたが中々いい建物だ。さすが国王の家って感じ?そして部屋に着いたようだ。
「ではこの部屋を二人…いえ三人でお願いします。」「はい。ではまた後で。」「エヴァク様?それではいかがいたしますか?料理ですか?お風呂ですか?それとも子供ですか?」「何を突拍子ないことを…」
「はい私は子供。」「そういう意味じゃなくて…ユイちゃん?」「それで…もしかしてこの部屋…」
「そうそう!ここ家具があったわ!家電も!何でもそろってるってことで料理してるの!良かったらあなた?食べて?お願い♡!」「どきゅん!!…よかろう受けて立つ。」「そういう意味でもなくてもう!恥ずかしいじゃない♡!えへへ♡♡」それでは支度に入っております。しばしお待ちを。そして夜が過ぎていく~
「出来た!今日は肉じゃが!」「ふむ異風感ある料理も少し楽しみにしていたがこんなのが得意料理?か…なんで離れるんじゃ?」「いやだって…いきなり上がってるから…」「ふぉふぉふぉ。気にするでない。別に国王同士で喧騒など起きぬよ。」「ならいいんですけど…国王毛深い…」「う!確かに若いものからよく言われる!そるかのう…」「それで…食すか。」「いいですね。お食事!」「先風呂入りたいなら入ればいいし。」「私が?いいよ~」「それなら飯食べてから順番で。」「はいあいさー。」
「食事~」「「「いただきます!」」」「え?儂ないの!?ぐすん…」「お代わりならあります!あ、お皿が後ろに!すいませんもうないものかと。」「ほ。そういうことなら待つのじゃ。」
そしてしばらくたって食事にありつこうとしたとき「いただきますじゃ。」「おかわり。」「ママお代わり」「はいはい二人ともお米好きね」「まぁこれが普通の一般家庭じゃわ。」「おじじの分も食べるー」
「なんじゃと!わしの分もやらぬぞ!先を越すぞ!」「まったーおじじ、モグモグ。一般家庭居候2杯目はそっと出すと聞く!」「何でわしが居候なんじゃ!二杯目は確かにそうだけども!」「ではまぁこうしましょう。家政婦さんを二人に増やして三杯目はそっと出すんですらくでしょう?」「そもそも3杯目だろうが!国王に失礼じゃ!」「うぅ三杯目には負けた…」「なんで国王に負けんかった!まぁいいわい!家政婦追加!駆け抜けるぞ!」「駆け抜けるのか!?」「そうじゃ!ほれ!」「は、はい…」「なんだか夫婦ねえへへ♡」「ほれもっといけ!くっつけ!ふははっはは!飯が進むわ!」「うぐぅ否定できない。」
「お?上級精霊も大したことないの?儂の序の口食らって滅入っとるわ!ほほほ!」「国王ーちょっとこちらへ」「ん?なにかぎえ!?」「ぎえではありません。奥さまたちとてもお怒りでございます。早く」
「おおおおお!了解だ!では行くぞ!」しゅん!「国王様が出てったね。」「出ていきましたわ。フフ」
「お風呂入ろうか。三人で。」「どんな風呂か楽しみでしょう?」「だね。」そして更けていく。次回。
次回章の名前替わります。お楽しみに!