剣聖王と史上最強の弟子7名 青年部⑯
そして第16章。エヴァク達一度集結する。
「みんな久しぶり?今日呼んだのは他でもない。僕らみんなでできる最後の魔法研究だ。楽しんでいこう。」「おお?楽しんでいこう。それで?何をかしこまってるの?ちょっとドキドキする。」
「サイガ、お前も今年度は最初で最後の呼び出しに出向いてくれてありがとう。感謝する」
「…良いってことよ。それに魔法研究なんだろ?みんなが得意属性を極められる絶好の機会かもしれないじゃねえか。水くせえと行ってられるか。」「それですがね、やっぱりみんなでやることはなんですか?正直ウキウキしながら待ってるでござる。」「それなら私だって。ねぇ衣装魔法とか色んなのやりたい!もっと動きたい!」「俺はエヴァクや璃々のやってる魔法が使えるようになれればすげえ嬉しい!早く出来たいぜ!」「まぁまぁ、皆落ち着いて。今回は本当にそういうのを出すつもりで呼んできたから。それより皆、今日は七代魔法の話から行かないか?」「おう!望むところ!でさ、俺にはコーチしてくれよ。やりたい!」「やる気満々だね。それなら僕が教える前に璃々の魔法を教えてあげればいいよ。それの方が手っ取り速いだろうし。璃々大丈夫?」「うむ?フフフ個人スキルを知り尽くそうとな?ずるがしこいことこの上ないな。」「な、…まぁそりゃあそうだが…でもよぉ…」「ふん!私もそういうずるがしこい手段は嫌いじゃ!とっとと極めとけ。今の手段を。」「うぐぅ…それじゃあエヴァク…一ついいか?高速移動はどうやってやるんだ?それだけでも!」「くどい!」「ぐはぁ。」「エヴァク行くぞ。こ奴には将来は魔導ステータスの長倍力士でも目指させればいい!ほれ!」「…なんかごめんな」「それじゃあ龍抜きで話すけど、これから教えるのは主に力をコントロールする方法をさらに違う次元へと昇華する…そんな魔法を覚えようと思う。」「ん?それなら寝てる龍君にも一緒に聞けば?」「それもそうだね。」「聞くぜキラッ」「ぬかったわ。」「それじゃあ皆僕に着いてきて。ちょっと広めの広場がいるから。」そしてエヴァクの家の中庭に集まった。草木が茂っておりかなりいいところだ。「のんびりできそう…ここは何かの庭園?」「ゆったりするのじゃ…ここには妖精が済みそうじゃな…」「まぁ数年前は住んでたって聞くよ?」「今は精霊がいるのよお兄様?」「可愛い精霊さんだね。お年はいくつ?」「13歳だよ?これでも上級精霊」「噂に聞いた名高き魔の国の上級精霊…なんと神々しい!「私、神々しいというより晴れ晴れしいだよ?」「そういわれても…私みたいな上級なり立てでは中々色が見分けつかなくて…」「?魔力感知使えないの?お姉さん。」「あ、その方法がありました!使えます。…おお本当だ、晴晴しい。」「それで、何しに来たの?お昼寝?」「い、いやそれがね、魔法の研究!それをここでやろうとしてたんだ」「私もコーチする一緒にやっていい?」「それじゃあやろうか…主に物理にも付与できるくらい高純度の魔法をね。…それで、何属性からがいい?…武器にするならっていう根拠から選んでもいいよ?」
他全員「ほほぉ。中々…うーんこれかな。」「へぇ…全員特徴がバラけた。それじゃあ始めるよ。」
そうして各々訓練が始まった。理屈はこうだった。覚悟色の象徴7代魔法。炎、氷、水、晴、風、白、黒。
それぞれの魔法のオリジナル性能を武器に点すことで各々の戦闘をさらにグレードアップする方法だったなので続いて行う修練は武技の魔技の発現である。魔技とは武系必殺技のさらに魔法を取り込んだ必殺技の総称であり鍛え抜かれていかれたならそれは一般兵士が放っても一騎当千を確実に超える。そんな技だ。「それでは皆。ここぞという訓練をしよう。」というわけで修練である。特にやっていることと言えばそれは魔法の詠唱の効率的な手段の研究であった。「この修練がエヴァクの高速加速に一番近いって言われるんだからやるもんな。」「だな。というかほかのやつらも似たような詠唱方法試してるみたいだ。こっちも負けらんねえ。」と龍と昴。「お互い行く学校違くても頑張ろうぜ?」「おう!」そして時間が過ぎていく。だがこんなものでは終わらなかった。「兄さま私名案考えた。こういうのをやらないか?」
「なんだそのやらないかとは。やりたイカ?」「うん。作戦はこう。」名案を覗くとこう書いてあった。
レイネシアプロージョンと「何を考えて提案したか聞こうじゃなイカ?」「ほほぅ乗り気じゃなイカ?」
「乗り気じゃないとかかなイカ。」もはやどっちのイカだって思えた。※主に作者が
「とりあえず名作の作り方は広大化イカ。」「ほほぅかくしか。なるほど」「それじゃあ制作に皆を呼ぶイカ。」「応イカ。」もはやイカが流行イカ。そしてみんなを呼んだ。「ほほぅきれいなレイネシア様」
「それで何をするんだ?」「みんなで広大な魔法を打つイカ。」「イカ?何かの流行か?」「聞くイカ」
「それで、皆炎魔法ってわかるよね?それを打って欲ぴいイカ。」「うぉもうイカ息子としか言えないやつまでいた!?」「それじゃあ打つイカ。」「それでどんな炎魔法かというとイカ…」説明しよう。今の世界の炎は万能で燃える炎見えない炎燃えない炎焦げない炎色々ある。代わりに物理攻撃力がある。それぞれ特徴があるもののレベル関係なしに強く戦えるそして、技術力は=イメージである(主にレベルが上がれば創造系も違ってくるが)。「ふむ…そうか。そのような手段で必殺技化…」「私の顔で何を必殺しようとしてるんですか!」「すまなイカ」「かは余計ですわ!それより!出来れば可愛いエヴァク様の顔で作りましょうよ!」「うげ。僕の顔じゃないといけないならこの計画は無しね。」「そうしましょうですわ。時に…線香花火サイズで作りませんか?」「う、うんその位なら…良いよ?」そう言い合いながら遊ぶことになった?二人。そして二人以外は「で、どう収拾するよ。俺ら模擬戦闘でもすっか?」「そうだね…魔法なしの戦闘だって昔は何かれかんかれ言われていたからね」「というか俺らは早くエヴァクの覚えたっていう大気魔法全纏いが出来るようになりたい。…あれだけは秘術の教だ。」「ですよねぇ、エヴァク君と勝負を真剣に行えるサイガ君ですらもまだたどり着いてないです。。…覚えられるんですかね?」「そ、そうだね。あれは前のモードまでは普通に到達できる。サイガでもうちょっと必要なくらい。」「ですって。僕らは凡人なんですからさらに励まないと。ねぇマナさん。」「うぐっ…そ、そうだね…アハハーそれでは始めるよ…精神統一系統展開!」「精神は健全な魂に宿る。ですからね。頑張りましょう!」そしてしばらくした後話し合いが始まった。「皆?今大丈夫?少し大事な話があるんだけど。」「ほぅ。聞こうか。」「それでは魔装備聖装備ってわかる?どっちかに寄ったら自身の力はどっち向きかわかるようなやつ。」「ふむ。そういえば陰と陽などと言ってたな教官たちが」「そうそう。陰に近い魔力の持ち主は氷のような凍てつく属性が傾向に近くて逆に陽に近い属性の人は晴属性のように生暖かい属性に技の傾向があるって話。」「そうそう。高校の終盤主に三年の適性検査でやるって話。なんか私らのクラスだけ濁らせてたね。」「まぁ俺ら中坊だったしね、言いにくかったのもあったし俺みたいに職業から言いづらいこともあっただろうし。」「ほぅ剣聖王?何が言いたい?言いたい理由はつくけどさ。一応聞くよ。」「うん。僕の職業剣聖王は生の力に満ち溢れている。さらに言えば精霊は晴れ晴れしいこの女の子だ。何が言いたいかわかる?」「陽の実力の…あ。」「なるほどですね。エヴァク様は主に聖属性武具が相性ピッタリ!」「逆にカエデみたいな陰側の能力があると。陽の属性はつきにくい。ということ。わかった?」「なるほど。いきなり私が呼ばれましたがよう解ります。エヴァク様?宣戦布告はもうちょっとしっかり理解できるように言われた方がよろしくてよ?」「そ、そういうこと…まぁ武術に習えってね…ハハハ。」「フフフ」「で、その聖装備だか魔装備だかがどうした?俺は強くなる方法だと見極めたぜ。どうすりゃあいいんだ?」「うん。話が早くて助かる。ここにアダマンタイト2個とオリハルコン14個ある。これはみんなで卒業記念に用意したものだ。そうだな…全部装備にしよう。どんなに作っても問題ない位に大きさはあるし、オーダーメイド…出来るかもしれない。なのでとりあえずは武器をみんなで作ろう。」「おっしゃ!アダマンタイト貰いたいやつ手を挙げろ!まずはそこからだ!」そして手を挙げる者はいなかった。「な、なんかね…アダマンタイトとオリハルコンはねじつは強度はほとんど同じで貯蔵魔力が親子2台分てだけなんだ…それで…なんか受け渡してくれるらしい。」「お?つまり何が言いたいんだ?」「えーっとね…つまりは…2人でアダマンタイト2個貰っておこう!というわけです。」
「な、なんだと…それじゃあ俺はこのまんまアダマンタイトを武器に出来るのか?」「そんな巨大な武器を作る気だったんだ…僕なら巨大な鎧にするねそしてさらにアダマンタイトを得て巨大アダマンタイト武器だ。…それじゃあ武器の作り方だけど…皆?準備は出来てる?」「う、うんそれで…何するの?私ら魔法するきっかけはあったけど。魔導するきっかけはないよね?」「うぉ、中々うまいこと言うね。その通りだと思う。だって武器にも付与魔法があるから。魔導することがない訳じゃないよね?」「ほうほう、それで?魔装備や聖装備はどうやって作るの?」「それなんだよ。やっぱりここは台本がなくちゃね。それではこの本を読め!」全員にアダマンタイトやオリハルコンの魔法付与。そして武器の精製属性特化基盤。というタイトルで本が配られた。「…なんかめちゃくちゃ本で扱いなれた。そんな感じ?」「うむどうやら言葉で表しきるには必要な要素という話だったらしいな。」「そう。この本読み切った後でグッとくる一言が確立した!なので頑張って読み切れ!」「ほほぅ直筆という事かな?どれどれ…?」
それでは付与魔法ですがここではかなり大雑把です。なので説明しておこう。付与魔法。それは聖付与魔法、魔力付与魔法、等があります。それでは話しましょう。「まずは魔力たまってるからアダマンタイトとかオリハルコンとか考えなくていいので…好きな属性の魔法を付与してみよう。まぁみんなが選んだ魔法属性を付けるでいいよ」それぞれ特徴の属性があった。龍には氷の属性がよく似合ったし、スバルは黒が大体平均以上の魔法だった。他にはユミルには全属性の冴えとシュラには全属性理解する粘りが、イザヨイには魔法の天啓が。トワとエヴァクとサイガ、リリに関して言えば魔法が風属性(故にボリューム或る属性なのだけど)はかなり至っているらしい。(だがトワの異能は違う)そしてリツやエルディオ、マナやカエデだが彼らの魔法もだが上級魔法を習得さらには先生に説明した+の域には達しており別名エヴァク戦術使いとなってはいる。が魔法は彼らにも一級クラスの才を見出していた。そして彼、リツは混合魔法を得意としている。属性を組み合わせられる天才と言えよう。そしてエルディオも魔法の研究力はエヴァクに劣るところは存在しない位の存在である。そしてマナだが、「うーんやっぱり私魔法使いの才能薄い?」「うーんとね…マナの場合混じった魔法を使いこなせるようになれれば強くなれるよ。拳闘士の才能だって伸び始めたばかりだしね。」「うーんそっか。じゃあメガトンパンチ繰り出せる技イメージする!それがいいかな?」「それはありだけどけり技も合わせれば、良いかな?」「OK!それでは発射!」
「ぐはっ」「うぉぉぉいきなり上手くいったー」「うん、それじゃあまた後で」「うん。」という具合で成長を遂げてるものもいる。…そして武器を作ることになった他の者はヴァルケニストと一緒に修練していた。「ヴァルケニスト?僕は思うんだけど、やっぱり複数属性付けておいた方が聖だろうが魔だろうが作り方は同じじゃないかな?それでなぜ今知ってる僕の世には聖力というマナが存在していないのか疑わしいんだよね。」「ほうほう、エヴァク様は凄いことを申されるのですね。それで?」「それでね、聖力がマナじゃないなら僕はねハツって力があると思うんだ。」「ほぅ、つまり?」「つまりハツって力はこの世界には存在していて且つ聖力と呼ばれるんじゃないかって。なのでその研究をする。」「エヴァク様みたいなのが魔導聖国にいらっしゃられたらとても有意義な聖国が出来ていたかと思います。」「そ、そう?でもね僕は今から進路は変えられないと思う。」「そうだね。君が発案するなら僕の研究所に即放り込んで君を素材にしたね。」「ってなるだろうし。…今のスムーズな流れは何?」「いやぁリリー先生とやらがいつもお茶がおいしいとうわさの家にとうとう辿り着いたらいい話をしていたので。つい」「え、えーと…何先生だったっけ?」「いやだね先生じゃないけど時館正義さっ。」「正義さんは何しに?」
「いやだからおいしいお茶を…」「お兄さまこの偉そうな叔父様におっきなお茶かけていい?」「いや!やめて僕はここに入れに来たんだ!頼むからそこ以外から入れないで!」としばらくひと悶着会ってどうやら納得したような大精霊さんとお茶を出来るようになりました。「ほっ。これでなんとかお茶が飲めるあ、皆さまごゆっくりー」「それで?僕を素材にする話、詳しく聞こうではないか。叔父様」「叔父様」
「それよりも僕はこの大精霊さんの名前が知りたいな~それと少し時間いいかい?」「勿論。大精霊ちゃん…君の名前は?」「ユイなの。よろしくなの。」「そうかユイちゃんか。…それでエヴァク君が何やら研究するって聞いたけど?どんなのをするの?」「それがあまり考えなくて言ったんですけど、聖力の研究です。」「ほうほう…聖力の研究?聖力ね…マジで?」「はいそうですけど。」「うん。一旦この内容は置いておこう。そういう話には必ず魔の国の物資がいる。」「え?そうなんですか?」「うん!君らが魔法を使う現象もいうなれば君らが生まれたころに出来た現象だったから。」「ど、どんな現象で?僕らはこの力とか使えますってなるんですか?教えてください!」「うん、聞きたいか…今の学会でもかなり内密しがちだよねここら辺。それでも聞きたい?」「は、はい…どんな内容か…知りたいです…凄く…」
「あそこのヴァルケニスト君ちょっと君は退散していてくれる?」「は、はい。」「実はさ…なんでか魔の国って名前で通ってるけど実はまだれっきとした土地住民が住み着いてるんだよね?」「え?魔物の国なのに?いったいどんなことに?」「えーとね君たちの世代からは知らなくてもいいんだけど、僕らの世代にはちらほらというか全体か、魔物化したんだよね。ほら全種族魔物化。とかあるじゃん。」「な、なるほどそれで大体あの地域に住んでるものは魔物になって…正義さんはなってないですね。」「うん。そうそう。そう見慣れて欲しいんだよね。それでねなんで魔物とかしてないか?残念ながらあの土地は全部魔物。」「へ?」「実は何かしら人間ではない物が生まれている。それは必ず魔力か聖力になってる。それでそれを独自に牛耳ろうとしてるのが魔導聖国。で!ここで面白いことに相反する素材ってのがあってねそれが魔力と聖力。これは磁石のSとNだ。決してくっつかない。そして同時に魔力と聖力が生まれている物は属性でくっつかない!こういうことになってるんだね。授業で聞かなかった?」「それとなくは…ですけどやっぱり現場の人と関わればわかるものですね。すんなり理解できます。」「そうでしょ?なら後は研究するだけ!ちょっと魔力ばかり聞きなれている人じゃあわからないかもね?でも結局、マナとハツだから。わはは君の作った言葉借りちゃった!悪いね!!それじゃあ!ゴクゴクプハァ!また来るよ!って君は大学行くから会えないか!ではまたね!さらば!」そそくさと帰っていった。
「それで皆?魔装備や聖装備は作れてる?」「やばいよ…これはやばいよ。」「こっちもやべえぜ、やべえよ。」「ほほぅ見せてみ?」「ほとんど属性の能力ぶっこめた。錬成値とか出てきたぜ…やばいな…アダマンタイト…」「私もやばいです…オリハルコン出来ちゃいましたもん…射線変更……矢が戻ってきちゃいますもん…ヤバいですよ…」「すごいね…いつの間にかスキルを得ちゃうっていう何か思いやり?」
「はい…新たにこんなスキルを覚えてました。弓矢は君を愛してやまない…何故か特攻スピードがついた上に射線変更まで…凄いですよ。」「マナもすごいもん威力が未だに気絶した龍君を倒したまま起き上がらないもん!これは絶対必殺スキルを覚えたね!」「オー凄い。そういう事なら成熟スキルは伸びてるってことだね頑張れ!…で他なんだけど…どうだい?」「ん?暇だからそろそろ家に帰ろうかなって。武器とかは家に持ち帰っていい訳だろ?それなら別の日にするわ。休みたい。」「そうかでは今回はこれまで。…それで…皆大学どこが受かったの?」「そういえば…そうだな…俺はトリニティウォール道術大学他は?」「なんだと?トリニティ?」「お、おうそういえばお前らはトリニティウォールセブン冒険者大学だったか。似てるな。」「僕らは魔導聖国第一大学。ですけど…なんだかそちらは相かわらず近いんですか?」「さぁ?トリニティたくさんあるしとにかくわからない。それで…6対5対5になったな。エヴァクの所は人望が高そうだ。」とサイガ。「とにかく今後は4年間会わないんだし。まぁ携帯で連絡とり会おう。それじゃあ解散!」「それよりエヴァク一ついいか?最後にビビッと一言景気付けるんじゃなかったっけ?」「うん、そうだね…それじゃあ一言!」他全員「おう!」
「これから後は皆どこで会うかどこで遭遇するかわからない!けれど!いつでも俺たちは友達だ!どこに至って!どこへでも笑いあえる!そしてどんな時でも!別れはない!紡いでいこう!」「おお!」
「それじゃあな。また会える時まで元気でな!」他全員「またね!!」
そしてさよならを告げた16名はここまで。そして2か月後新学校編スタート。神様が出てくるので少しだけお楽しみに。そして次回まで少し話を挟むのでよろしくお願いします。
「ねぇお兄様。私あの学校魔族のみんなと一緒に行きたい。最近仲良くなったドラゴンとハイエルフ、そして顔を隠してるエルフちゃんも行きたがってる。」
「へぇ他の仲間たちって…へ?ハイエルフ??あのハイヒューマンと同位種族の?」
「うんそう。皆が住めるお部屋借りよ?後レイネシア様も何か一緒に探すって言ってた。」
「へ、へぇ…それじゃあ大きめサイズの家を借りなきゃね。…僕の貯金は…うんこの時に備えて節約に節約を重ねたお金があるからなんとかなりそう?」「いくらあるの?見せて?」「はい…大丈夫かな…」
「お兄様桁が足りてるとは思う。けど数字が足りない…」「いくらくらいたりない?っていうか数字が足りないってドン位?」「2こ数字が一番前に足りない!足りないよ!」「いや家を買うの??」
「あ、よく考えたら4年間の家だったっけ。それなら…借りる家で探せば…魔物はペットかな?」
「それは意外と…人型もいるし…13人でしょ?一軒家借りたら?」「それならこんなのがクリティカルヒットなの。」「ほほぅ…どのみち大きな家を借りなきゃ…お父さんに相談でもしようか?」
「お父様ならこの家にドラゴン連れて言っちゃいけないって言わない?」
「ドラゴンがとりあえず人型なれるみたいだし…いいんじゃないかな?とにかく相談だ。」
「何?魔族たちをお前が?いやいや内にいるだけでもいいと昔教えたじゃないか。」
「いえ。聞いてません。というかどうしましょう。僕一人だけが大学行っても。」
「何を言っている。3人だろう。」「確かに3人です!ですけど…」「学科試験道理にやりなさい。」
「そうですね…」説明し忘れていたが学科試験には10問の見送り試験というものが存在した。その中に精霊を連れていくこと。第一条とされている。そして第二から第9条までが見送り試験であり嘘をついたら試験に不合格になるんである。とても重要なとおりである。そして試験内容:第二条勉学がとても出来るよく上位のランキングに載る。第三条学科試験で第一種目をクリアした。第四条第二試験をクリアした。第五条物理的な試験で勝利を収めたことがある。…何故か一名この見送りテストで落とされそうなやつがいたような…まぁ気のせいか。第六条魔法使いで上級以上混合以上の使い方を知っていて発動が出来る者。第七条最上級アビリティのある図書館にたどり着いたことがあるもの。…これは実は俺の仲間全員に最上級アビリティの内容を暴露したので問題ない。第8条第二次試験で英雄と名高く現校長に一撃を入れるもの。または倒すものを以下の場合特別特待生とする。第九条以下をもって試験通過とする。第十条ではこの世界で冒険を求めて頑張りましょう。…そして試験の概要は以上だった。
「ではお父様。僕はこの辺で」「?待ちなさい、大学に行く準備はこれだけでいいのか?もっと相談に乗るぞ?」「いえお父様私はとりあえず今までの準備が全てですので。」「そうか。なら頑張って。4年間学んでくるのだぞ。時に国王陛下のお膝元の学区なのだから。」「はい。ではまた。」
そして次回王都へ。