剣聖王と史上最強の弟子7名 青年部⑦
そして時は過ぎ秋が来た。彼らは2学期の後期試験を受ける前である。
「時間はすぐすぎるな。なぁエヴァクよ。」
「そういえば後期試験で筆記組は卒業すらかかってるらしいな。頑張れよ。…って僕もなんだかんだそのグループか。うーん、時間はすぐに過ぎると思うよ?というかその時間じゃん。(笑)」
「そうなんだよな…でも忘れたら嫁さんが遠くにいる気がしてなぁ腹に力が入るってぇかなぁ…なぁ…」
「というか鍛冶の広場行くぞあそこなら身近だ。」「おうおう!それが言いたかったんだよ。はよ行くぞ!」そして第2連の鍛冶ルームにたどり着いた矢先に何故か名作を覗くかのようにうっとりしているレイネシア様が。「あ、嫁さんがうっとりしてます、どうされたんですか?学校でなんて…その写真?どうかされました?なにか思うことが?」「っ!いえ…なんでも?少しびっくりしてしまいましたわ。それだけですわ。では。」
少し早めの足で教室を出た。「どうしたんだろうな。レイネシア様だったっけか?久しく会わなかった間に美人になったなぁ。こりゃ国一か?びっくりしたわ。」「うん…でもどうしてか悲しそうだった。それでもどこか吹っ切れた感じで…どう表したらいい感じ?」そう話していると女性人たちはもう辿り着いていたようで、話をまとめていた。「オー男子たち遅かったね。立ちション?…ん。どうやらさっきの内容が聞きたそうだね。すこしこっちおいでよ。…それでねどうやら感行っちゃったみたいでさっきの写真みてエヴァク様にこんなに親し気に話す友達もできてさらには孤独な子供の笑みが満点の笑顔にまでってさ。学友の話は家に来た時一個もだって。ジロリッ…エヴァク君を信用しているからここまでは言った。後は追いかけるでも居座るでもどっちでも好きにしたらいいさ。でもね。今後平気な顔で女の子を悲しませないようにとか態度で逆に悲しくさせたり何がなんでも悲しくさせたりさせたら僕は、敢闘するからね!それじゃあ!」そしてその話を聞いて感極まったエヴァクはこういった。「トワありがとう。僕は僕のやることをきちんとやるよ。でも今必要なのは死なない知恵だ。会って敢闘を促すことじゃない。僕が今はやることが出来たんだ。それをやる。それから後でもお嫁さんと話してもいくらでも出来る。そうさ、今は考えて行えるそれに一生を費やせばいづれ巡る。そう信じてる。」そしてエヴァクは作業を開始した。「んで、僕は学科のテストも受けなければいけないんだけど他の子は進んでるのかな?どうかな?」他全員「俺ら他に全力かけてまーす。(暇があればやってるよくそたれ卑怯者)」「あ、そう。じゃあ」どうやらゲーム作りのプログラムは作り切れてるので一人カンカン作業するらしい「あ、アダマンタイト頂き。それじゃあ打ちまーすって全員駆け寄ってきて何見てんの?作業しろよ。アダマンタイトならあと一個余ってたぞ。欲しかったらまたマナがたまったときに期待しておくんだな。」「何??」
「全員急いでいったよヴァルケニスト。ちょっとお願いが。」「なんでしょう。」「アダマンタイトへそくりでもいいから作っといてくれない?まぁミスリル1000個分居るの承知で言ってるけど。」「はい…ですがオリハルコンですら厳しいです。正直それもミスリル500個いりますから…「ふむ…そういうことなら肉税ですな。己の魔力量を武器に。白玉に注ぐかミスリルに投じるか。」「うーん可能な数だと…このクラスでオリハルコンは…ギリ1個出来ます。ほとんど帰り支度する頃にはミイラマンでしょう。出し切ってますから…」「じゃあ削減してミスリル250個だな。一日それだけ作れればいいや。」「いや皆様の作業でマナは使われていますからその過半数は減るかと…そして、部屋の維持費をだしたら一日に出来るミスリルは…たったこれだけ…」「一日15個が限度か。すっげえ時間かかるな。そして1月までみんなで気張ったとして15×106が1620個と。オリハルコン3個か…俺のアダマンタイト余りのアダマンタイト、スバルのオリハルコン、余りのオリハルコン…合計したら何個になる?」「えーとですね…これもこのくらい余ってます。…しかし驚きなほどミスリルが余りましたね…もう少し多ければオリハルコンだったでしょう。その小計がこうです。アダマンタイト2個…オリハルコン13個(予定)ミスリル299個(予定)」「本当にすんげぇ微妙な数余って残りやがった。しかも残りの日々頑張ってもだしよ?1月でそろうのは無茶だな。特別なことが起きない限り。」「魔の国では意外と可能ですよ?」「へ?魔の国ではミスリルは奇跡に近い?そんなことが起こるんだへーーーー」「はい。16人分の武器のオリハルコン装備以上が手に入るのももしかして夢ではないかもしれないですね。」「おっしゃ旅費はたいて魔の国へ採掘だ!どこだ??」
「気が早いですねぇ。それでこそ我が主。実は目の付けてる魔の国スポットがございます。ミスリルが大量に手に入るかもしれませんね?」「それじゃあ行くぞ!休日に!」「それでご学友はどうなさいますか?ミスリルのノルマももしかしたらちょろめ貸せるかもですぞ?」「行く!どうせエヴァクはちょろめ貸そうと参加するに決まってる俺らもその休日とやら。参加させろよ。」「何人くらい参加できるの?16人はちょっと…」「16名なら許せますね。では行きましょうか。」「あ、はい。」「それでは来週の休日魔の国へ!」そして時は過ぎ来週の休日に差し掛かった。「17名になったぁ?それは良い良い。」
「それでは行きましょう!新婚探検ですわ!!」レイネシア嬢だった。もうこの方メインに入ればぁって位集合してますわぁ。それでは出発。
魔の国へまでは実は国王に知らされていて、道中魔の国の障壁駅に立ち寄るから一度顔を観に行くと言っていた。そして電車であった。「魔の国っていうのは昔日本が2つ未満だった頃にあった京の都がたっていた場所に出来た町なんですって!今ではぬらりひょんの総本拠地も京都の都扱いでしたわって。」
「行ったことがあるんですか?関西の都魔の国。」「別名魔導聖国と言われていますわ。なんとなく心地よい当たりがいい場所っぽいですわ!正直エヴァク様は幼少期の頃からお馬さんごっこしてる姿からすごくおりこうさんなんですから魔の国行ってもいいことが起こりますわよ♪そして何よりなんだかふわふわと観光名所と思えば思うほどエヴァク様を愛おしく♡♡…はっ。寝るならおそばに!」「だから離れているんだよおねぇちゃん少しは自重しなって。」「むむ…叔父様が現れるまで敵は無しと思いましたのに…とりあえず起きておきますわ。」そうしてエヴァク達は相談をし始めた。「とりあえず旅費を少なくするために魔族たちは連れてこなかったけど…」「王様はいつ来るか聞いた?なんかもやもやするぜ…」と龍。
「それではこうしましょう、王様が僕らの到着する駅で列になって敬礼する準備をしておくんです。そしてご機嫌を損なえないようにする。そうしましょう。」「中々いい作戦ではないか。だが車両からは寄ってこられたら対処法があるまい。敬礼はしなくてよい。どうせこ奴が20になったら退位する命。気にせんでもええ。」「ははっ」「して今日は魔の国へはどうするのじゃ。それが要件じゃ。」「実は…」理由を簡潔に説明した。「ふむ、お主らではオリハルコンは13個とアダマンタイト2個が限度か。それならば原価で街に打っていよう。それでは飽き足らないのか?」うぐっ大正論であった実はアダマンタイトもオリハルコンも相場は2倍と1倍と分ければ値段は分かりやすい後は自身の精製コストのみ市場でも簡単に言えば値が張るが変えないこともなかった。そしてエヴァク達は道案内する魔族はヴァルケニストを残しすべて住処へ置いてきた。これは何も言い返せない。「ん?まさか今ので正論ふかしたか?まだまだわっぱだの」「正確には精製コストの鋳造量を気にしてですね16人が装備する武器できれば自分が作ったものをと…」「なれば素材を買えばいい!金が足りないわけではないだろう!」「魔の国と言えば聖国とも噂高いですし…一度は行ってみてもいいかと…」「ほほぉ社会見学だな!だが保護者がいないな!未成年ばかりだ!」「レイネシア様を保護者にしました…」「ほぉ??どういう了見で保護者として見れたか教えてもらおうか!ん??」「す、すみません;;」「私の叔母の孫は確かに美しくどのものから見ても成人してるように見えるがの!それでも齢17じゃ!見えぬようにも受け取る者もおろう!だが!わしを前に何を堂々としているんじゃ!わしは国王ぞ!法の番人!!いくら何でもついていいウソがあるわ!!!」「だ、だからすみませんってばぁ!!」「ほぉ!?お主も未成年が理由で怖じ気づくのか!?おおん?」
「すみませんでしたぁぁぁぁぁ!!!!!!!」「それでよい。」「え?いやいくら何でも優しすぎじゃ…?!」「ほれ、金じゃミスリルが欲しいのならなんぼでもオリハルコンに錬成するほど買えばええ。」「え?それじゃあ何のためにここに?お金は…」「201個だったかの?そこの知り合い学生集」
「はい。窓際からちゃんと足りない分を逆算しました。」「おまえら!…いやありがとよ…」
「どうしてここに来たかはな。わしが無類の子供好きで、たまたまお前ら16名が魔の国へ採掘に行くって言っておった学生がおったから手を貸した。それだけじゃ。それと。あまり余計な金はいれておらん。それで201個ミスリルが手に入る金額だと思え。それと発掘はするのはあきらめるのじゃな。」「そういえばお主ら最近リリージャミルに会っていなかったであろう。ほれ。保護者。それではさらばじゃ…して一言いいたいことはあるか追っかけの学生さん?」「はい!皆さんすごく将来が期待されてる逸材が16人も揃っててすごいこれからを乗り越えていく人たちだなと思いました!僕今年度で高等科2年の矢部翔太と言います!頑張ってくださいね!それじゃ!」・・・・・・・・・・・長老のように電車中から飛び降りた。
「あの人のニックネーム長老にしよう。翔太君はたぶん記事を書く追っかけだよ。すごく言葉に記者魂を感じたね別名もやべー総督で決まり。」「なんかユミルがかなり物々早急いだ!とりあえずやべー総督きちんと帰りましたー」「やべー翔太ー…大将とも読むくね?」「はーいはい雑談はそこまでそろそろ魔の国の国境沿いだよ?乗り換え!」とイザヨイ。こういう時駅長みたいに気合い入れるから頼りになるなぁイザヨイ。「おいイザヨイ大隊長がお急ぎだ総員とりかかれぇ!」とスバル!くぅなかなかコンビネーション良いね!「あいあいさー!っておわぁぁぁぁぁ」どうやら間に合ったらしい。アブね!「それではこれより最新の情報にのっとり魔の国観光へ移行する!行く先は京都駅!そして何でも買い物魔ツリー!!ってね♪」とトワ。「それにしても久しぶりの国境です。この先はもう戻れないと何回思ったか。」
そんなデストロイ…すごい悲しいね。「そんなデストロイ…すごい悲しいですわ…」先言われちゃった。
「まぁでも僕には!ヴァルケニストっていう親がくれた名前と。今は皆さんがいます。鍛冶屋として頑張って協力します!」「まぁ今は魔の国観光を協力してくれればいいよ。それじゃ行くよ。」
そうして魔の国国境を入場した16人衆&レイネシア&保護者。さてさてみんなの旅が今。始まる始まる…
「ちょっとエヴァク君?そういえば聞いてなかったこと山ほどあったわね…そろそろ教えてくれてもいいじゃない??ひひひーーーーーー」「うぎゃああああああああああああ。どうぞステータスボードとその証拠です!何も起こしていません!」「はいよろしい。それじゃあ保護者として同伴するわ。それとすっごい楽しみねヒヒヒ。エヴァク君のスキルたっぷり堪能できるし…発達スキル我慢してる!あらら~強がっちゃって」「え?我慢してます?じゃあ弱めます。」「お、スキル増えた。良かったわーこのまま胸のダイブ身長変わんないかと思って!そんじゃまケトス発動して?そのまま促すわよ?はーいケトス」
しゅしゅしゅしゅしゅーーーーーーんんんん「おっし伸びた。どんな美人に?!!!!!ぐはぁー!」
そして電車中。「どちら様で?」続く…