剣聖王と史上最強の弟子7名 青年部⑥
続いて試合をずらして食事会です。「なぁエヴァク正直卒業を控えてる俺らは今後どこの高校進む?俺はなんか冒険者して国の治安を回るのが得策だと思うんだが、どうだ?」
「そうだね。僕は嫁様と一旦は新婚旅行とか思い浮かんだ。そして欠航は再来年。それで高校卒も決まりそうな僕は魔の国に行こうかなと。あそこも国であるし。見学。というか進学にもなるかも。」
「おお!そういうことなら俺らもエヴァクと一緒の学校に!なぁ!」「佐藤もどうっすか?魔力研究には魔の国は最高の学会でっせ?」と修羅。「いいえ!そんな単調に調べたつもりはありませんし!通りなき哲学は敗者の言い訳です!僕はそんな選択肢はそう易々とは!」と並ぶようにエルディオも言う。「そうですよ。簡単に進路を魔の国に知り合いが行こうだけでは選べません。特に職業にかかわることでは!」「それで、話は終わりですか?終わりなら僕らはまだ話す議題があるんで。」「ほ。シュラ簡単に突っ走るなよ?とりあえず頭は回るんだし少しは自重しろ。…で魔の国といっても参謀になれるうまいコースがあるんだが…聞くか?」「これお主も走るな。これでもエリート学科は必ず受けるつもり。まだ14だが。それともしかしたらエリート科受けなくてもいい事態もあるだろうし。即本国の高等科卒業決定とか。むしろ準備していたかのように初等科中等科進んできたから。」それに追うかのようにカエデが、「私、文科系のプロになれる学校に入りたいわ。出来れば囲碁や華道、芸者さんの。」「いいよね!というかすごいね!芸者かぁ俳句とか?後あと時代劇の漫画!好いよね!そういうのも実写版されたらかなり楽しみだよね!」とマナ。「わりえ大人しい子が多くてエヴァク君みたいな子でも逸材扱いされるかも?あ、少し思い浮かんでしまったのじゃ。」とリリ。ロリめ。「それと最近勉強はハード化してきてるけどどうよ。単位取れそう?」そうじゃな。明らかに16人を見る教師が襲い掛かる感じじゃなハードルは楽しんで痛めつけるという感じじゃ。」「…というかそろそろ試合じゃね?急いで飯食わんと。」「おっと忘れるところじゃったな。急ぎ行くリツ」「はいはい。じゃあちょ~お手柔らかにね若年ロリリ」「!??~~~その碧い目引きちぎろうか~~~」とまぁなんやかんや。試合でござる。「では両者背を低くして…始め!!」背を低くとはどういった了見?と中距離から攻めてくる璃々の槍は空気を穿ち、そしてボウガンの律の攻撃は地面を主軸にし宙を舞い距離を詰めそしてまた中距離より後ろに戻る戦法は魚が獲物を捕ろうとするシャーマンから避けるかのように科やかだった。「こっちさ?追いついてる?降参なら降参しなよ?」「まだまだぁ!お主がどんなに翻弄しても獲物を捕らえて見せる!」「そ。それじゃあ一生懸命僕の動きを詠み、そして当てることをして見せよ!」そして攻防が続き疲労困憊で倒れそうになるほど時間が経過した。そして精神力が保てる最大の一撃を放つ。「行け!レーヴァティン!打ちのめせ!」「それじゃあ僕も最高の一撃を。ジョブザクリティカル!」
お互いの一撃が炸裂した。…結果は「うーんやっぱり璃々は強敵…すんなり勝てる勝負をするには魔法の改良が必要…と」バタン!「勝者中岡璃々」「うっし!この技がなければ勝てんかったわ!いい勝負!」
リツ「できれば僕も本撃で決めたかったよ。」「じゃろうが本撃で倒せる可能性はかなり元から薄いぞ?正直律が決められるところは背後からの攻撃じゃな。それ以外にはない。」「すごいね、実力近いのにそんなことが言えるなんて。…ああ考慮が抜けてた。」「うむ。以下の通りじゃ。」そして次の試合。
「エルディオ君。正直発展途上ですけど私の拳!受け止めてくださいね…?」「えっと…それって婚約ですか??まだ気が早いですよ!」「そうじゃなくて!実力…」「あ、あぁ武器の親善試合そういうことですか。大丈夫ですよ手を抜きます。僕なんてレベル290以上ですもん…って何か圧力が。」「それも違くて!私の力強いか弱いか全くわからない。けど頑張りますって意味です!!それじゃ!」「え?え?どういう事情ですかぁぁぁぁぁ。…言うだけ言って行かれてしまった。あ、団長。何かわかります?」「ん?ああ、あれ?あれはね発達途上スキル。少し制限しながら戦うみたい。健気だね。僕は真剣の試合でできる気がしないや。そして俺ら中で一番成熟早いよ?あの子」「そりゃ一番背が高いですし。エヴァク君も相当マセていること知っておいてくださいね。それと実力が違うんですか?発達途上スキルって?何が何やら。」「僕は今年度開かれた。14になったばかりかな。発達途上スキルというのはね人それぞれなんだどんな形態もある。普通の人なら変異してしまうレベルのこともこの人はこの背丈で威力とか高ステータスを望めますよとか。もしかしたらネームが変わるかも?ってなおとぎ話だって。いろんな発達があるんだよ。アビリティとして異能入りするものもあるし。さっきの試合だってトワが異能を発動しただろ?あれもすごいことなんだよ。」言い忘れてることばかりで悪いが一瞬でカエデに攻撃を当てたのは異能空間切り取りだ。「異能を発動していたのもわからないあれか…興味深い。でも今は今。マナとの試合に臨みます」「頑張れよ。将来の上級生!」「はい!」そして試合会場。庶民代表の試合が始まった。
「では二人とも位置について。試合開始!」そして双方持つ手段は一つ。ドライブ!
ズドーン!! ジュカカカカッカカカカカ「ファイバーフィストォ!」ドーーーン!!!「ぅっ弱りましたねスピードが半端ないです技量はともかくとしてこれでは捉え切れません!異術を使いますか!エーテルシャドウ!go!!」そして撹乱しながら接近を図った!そして!「これで一撃です!せいっ!!」
ドン!「一本!勝者エルディオ!」「おっし!それじゃあまたやりましょう!マナ!」「うん。ありがとうございました」そしてシノビvs修羅の戦いは始まる。「それじゃあお手柔らかにお願いするっす。」
「ふむ、お手柔らかがよくわからないのだがこの場合全力を出せばいいのか?」「ま、まぁそうっすね」
「では行くぞ!」「はいっす!」「では二方準備!!始め!!!」そしていきなりシノビは姿を消した。
「ヘアーフィスト!」「うぉ!危ないっすね!」「今のは必勝の一手だったが…踏む避けるとはその体つきで素晴らしい瞬発力だ。」「こう見えてもすべての脅威度から身を守るまでの術を一通り持ってるっすよ?そんじょそこらの形だけをまねた存在と同じ有象無象扱いだけは絶対にされたくないっすね!」
「ふむポリスマンのような存在か。故に特別扱いもしない。では行くぞ!ファストステップ!」そして後ろからシャドウが近寄る!そして何故かシャドウは銃で撃退し本体は拳の防具で距離をとった!「ふむ、何故あのシャドウが並ではないと理解したか教えて欲しい。そうでなければこの結果はない。」「魔力感知で全魔力総量が並のシャドウと異なっていたからですよ。」「そうか見破ったか。そう。私はデュアルサモナー型のシノビだ。一対一では勝負は決めに行かない。貴殿が引っかかっているか試したのだ。引っかかってなくて感謝する。」「それで次は何を来ますか?正直がっかりしてるっす。」そして武器を構える!そして次の行動は決まって先撃!…なにやら不穏な動きが見えた。「!上か!させない」と見せかけて「下っすよ、おまぬけ」「何??」「スピードばかりなんすよ。あと数。そんなもの対一に不要なものなのに。それを執着してる時点でまだまだ中坊っすね。まぁ僕ら中坊ですが。がパワーも信頼に置けないとは。正直見掛け倒しっすね。」そして勝者は言うまでもなく修羅だった。「…それではまたあとで。」
そしてこの後のシノビ2人組の試合は終結した。あっけなく。
「あーそこのお二人さん気を悪くするなよ。二人の組だけかけ事されなかったってそんなに悪い試合じゃないらしいし。気を落とすなよ。」「「「気を落としますよあんだけ噂されりゃあ。ねぇ」」」
「うーん、将来は直したら?そんだけ悪い噂に気持ち感じてるんだったら。それとこれっきりでもないでしょう。」「といいますが姉さーん僕ら自身家だったっす。どうしたら…グスン」と言いつつもやはりシノビは目立つなというのを意外と心に秘めて。「うーんこういう時適材適所で…ちゅぅさんおればなぁ」
ん?久々に吾輩を呼ぶ声を聞こえたでちゅぅ。いくでちゅぅ。
「どうした若人。そんな思いつめた高校入学前の面は。精神年齢いくつでちゅヵ。答えられぇ。」
「僕ら見た目まんまの16歳です精神年齢は。」「うわっとなかなかの長年齢。つまりは肉体は14歳か。若いねぇ。うんうん。」「ナレーチュゥ先生おひさーうわぁぁ老け込んでねぇ…何才だろ。聞きたいなぁ…とと忘れるところだったこれからのこの子たちだけど私らとペースは合わせられないんじゃない?ちょっと指導してあげてよ。大先生なんでしょ?」「うん?こいつらが若には不要?そいつはないぜ?だってよぉきちんとしたシノビの面だ。これほどの学生はそう簡単に捨てられる存在じゃねぇ原石選びの大先生このナレーチュゥしかとこの存在達の今後の進み方次第で化けるか調べられるぜ?というか一人は完全に目覚めてる。行けるぜ?これは良い。一線級のシノビだ。捨てるのは勿体ねぇ。」「…そこまで言える理由は?正直武器戦闘ではこれいまいちなの…少し元気づけて。」「おっとそういうことなら話違いだ。別をあたってくれや。だが、言えることは言っておくぜ。おい三人とも経ちな。」
「「「はい。なんでしょう。私たちにできることがあれば言ってください」」」
「な、なんかもうメイドマスターになるとか言いそうなセリフを…いいかお前ら。お前らに足りないのは必要なリスクを補えるシノビだということだ。それがある現場でこそシノビ力を発揮したってものだ。それ以外には必要ねぇそれよかおめえらシノビの師匠から精神力どうこうとかいう修行は!教わってないのか!?そして奥義は??それも撃てなくて負けたんじゃないのか??どうなんだ。」
「「「えーと奥義はありますですが打てなくって…あ、一人は打ちました。精神力は何故か教わってません」」」「精神力がないシノビは世の中から取り残されるだろうに…師は何してんだ…だったら受け売りだけどよ教えてやんよ。シノビの奥義と精神力とは何のためにあるのか。それは…」「「「それは」」」
この後は意外と解りやすかった。シノビにとっての精神力とは即ち最大の一撃を打つために静かなる明鏡止水が理になる。それが出来るようになるものはどんな難しい暗殺もやってのけたまさしく伝説に連なる勇者の次に強い存在。それがアサシン。シノビは希少な名前が変わる職業だ。他に例は余り存在しない。
それでは次の内容は鍛冶の内容とエヴァク達が将来修行するために使いまわす武器を開発します。卒研まであとわずか(?)それではお楽しみに。