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剣聖王と史上最強の弟子7名  作者: 夏兎丸
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剣聖王と史上最強の弟子7名 青年部③

「今日はこれで終わりだな。また明日な。」とサイガとスバル。

「私たちの最後の一年!頑張って完成させようね!皆!」とトワ。

「応!」と全員。


少しづつ卒業に向けて着実に準備を進める26名。その人たちの行っている作業とは。今後のお楽しみではあるが少し優しい内容だけは見せておこうと思う。

彼らが行っているのは主に陣隊列型シュミレーションRPG一人のプレイヤーが指揮官になって魔法を行使し、相手の攻撃から領土を守るという複雑な戦闘になっているゲームだ。戦闘員は主に複数存在しても良いが指揮官はその配下を両手で指揮しなければいけない、一人の腕で競う。そして戦いはリアリティある戦闘を心掛けるようなバトルシュミレーションである。もちろんこのシステムは子供たちだけで行うのでリアリティに乏しいかもしれないけど。それでも作るのだ。


そして少し早いが魔法修練を行う季節になったところでエヴァク達はクラス内で魔法の授業を受けていた。

「はい。今日は魔法日和ですな。初々しさ爆転でござろう。皆の衆筋肉に感謝であるぞ?ふんっ!」と、筋肉もちもち先生がやってきた。ダジャレではない。転げてもいない。ぶつかりげいこでも無いぞ?

「魔法なのにおかしい(笑)僧侶ならわかるけど筋肉に魔法って(笑)」

「呼吸機関は大事な機関。大切に声を出すのですぞ?さぁ喉筋がうずくぜ!ムキッ」

「では先生質問です。僕今日からの授業は大気魔法を本格的にやりたいと思うんですけど、知ってます?」

「ほほほ、知ってますよ。ここ数年壁の王の側近を引いたリリージャミル先生考案の魔法でしたかな。私も使えますぞ?そりゃそうじゃ。」説明してないことが多くてごめんね。大気魔法はリリージャミル先生伝手ですでに日本中の授業の教科書化されている。さらに言えばその魔法の修練は主にリリー先生の教え同様中等科同等の成熟率の生徒からである。もちろんそれまでは試しに発明見本くらいしか言われていない。発明したのは実に危険な行いだった。なぜなら発明したのはエヴァク、彼だった。すぐそばにリリージャミル先生という気の達人が居なければとてもじゃないが危険な行為と言わざるを得なかった。大気魔法はその技名ともいう通り体にとても負担がかかる。なのでやばいほどにギリギリセーフというであろうという結論だった。

「それじゃあ私が行おうかの。先ずは大気魔法ー腕集中ーウォーター発射」ドガガガガガガガガガッ!!!!!「ほっほっほ縦列じゃとわしは15枚割れたわい。皆の者もやりなさい」

「ウォーター発射」ドガガガガッ!!ほほぉ案だけ小さなウォーターで5枚も割るとは見事というほかないぞエヴァクよ。さすがにおやじには遠く及ばないの!ほっほほ。」「ウォーミングアップです。次行きます。ウォーター発射」「ほっほほ、何度やっても同じじゃよ。あやつは我が生徒を育てた者の中でトップであった。学生時代13枚がダントツであった我の記録を15枚と上回った。当時は持て囃されたの。さらに言えば分厚さだって昔の倍以じょ…う?ま、まさかあの小さな青いものは!」

「16枚。行きました。これで僕の勝ちです。」「な、な、なんと昔の3倍は大きいとされる的じゃぞ!?16枚で突き破るかの!?の?…おっとむちゃしとらんかの?無茶しとったら落第も近づくぞ?」

「なんら影響ない力でやりましたので。それじゃ僕はこれで。」「お、おう昼飯行ってきんさい。ん?そういやエヴァクよお主に近況報告じゃと!お嬢さんがお前さんの懐に忍び寄るらしいぞ!気を付けや!」

「?あ、はい。では失礼します。」ガランッ「来ちゃった!エヴァク様こんにちはですわ!」「うわっとと!レイネシア様いつこの学校に??前年で卒業のはず!どこにいられたのですか?」

「はい。私実はこっそり早年で卒業してますの。なので今は高等科も卒業してますのよ?なので心寂しくて…やってきちゃいました。久しぶりのエヴァク様♡はぁぁ」

「胸が早熟されてて何より。それより身長も伸びましたね僕は将来大きくなった時背がそれでも足りないっていうのが心配です。それとここはーーーー!ぷはぁ」

「エヴァク様お昼ごはんですわ♪一緒に行きましょう?」「え、えぇまぁ行きましょう」

レイネシア姫とはエヴァクと同じ学級時代魔力量競争をしていた大先輩であり大親友(嫁)である。彼女は大のエヴァクファン。…というかこの小説始まって以来の超美形の彼女である。存在感はあの壁の王に迫るとも劣らない!超アイドルにしてもいい可愛い系美人である。そして今は野原でお弁当を開いていた!「エヴァク様?ここ数年は顔出せなくて寂しかったですわ。何か変化はありました?」

「そうだな、僕の場合国の任せる年齢はだいぶ先だし、気ままに勉学や魔法を極めていこうと思います。あと卒研かな?今みんなで行ってるんだ。協力する?年代そんなにはなれてなければ意見位は…」

「いいえ。私は見守るだけですわ。そうじゃないとなりませんもの。」「そっか。じゃあ観に来てよね卒研。」「はいっ!」「それで壁の王様はどうです?僕に何か?」「えぇそれが本題ですわ。壁の王である私の叔父は今ーこう言っていましたわ。エヴァクのやつ今頃父に似た武勲を挙げている頃合いであろうな。初等科優勝や魔法授業の16枚破りやETC色々あるだろう。すでに陣地を親子そろって逸脱しておるわい。まぁリリーやわしも同じじゃけど。それにしても若いは良いのうエヴァクよお主はきっと卒業したらこのようなことを言っているだろう。卒業したら国王の試験か。高卒まで行くのかな。と。少なくとも16にはなっているじゃろう手成人するにはあと4年はあるのうそれまでの期間は国王の修練じゃ、と。といって数えて6年もある。お主はたぶん大学学校には行かないだろう。そりゃたった4年じゃ国王の修練を終えた後お主は職場に就くだろう。もちろん国王だ。そして6年の間お主が学ぶことは主に決まっておらん。どこぞでも過ごせ。しかし何もせずおるのは怠惰じゃ。冒険者をやれぃ。国王はすることは何もないがの。世界を知名度を上げていくものじゃ。そしてお主にはわしという後ろ盾がいるそしてお前の領土は無しじゃスキルを挙げようにも上げられんのう。苦しかろう。苦しかろう。だが国に人がたてばそこからはお前の存在が現れるというもの。そんな6年間にしなさい。そして課題じゃがお主が最初にやりたいことを聞き次第で課題を挙げることにする。それに合した難易度のものを用意する全部で5つじゃ。そして国王からの最後の試練としてお主が家臣に選びたいとする者をわしじきじき指導してくれよう。ですってよ?」

「国王様まだ家臣だなんて(笑)僕にはまだ早いって。」「これでも頑張って執筆したらしいですわよ?叔父様。そろそろ死ぬんですわよゾワッ」「ヒエッ。え!?あんな立派な立ち姿していた王様だったのに??何で…まさか相当老いてた?」「齢100近くですわ。一見無理しておられるんですよ。かなり国王の存在が生まれなかったから。…でもお父様の時代は違いましたわね。とても楽しそうで。」「うん、なんか家でもごちそうばかり食べれた日々は楽しかったって聞いた。お姉ちゃんちはどうだった?」「まぁ♡お姉ちゃんだなんて♡♡嬉しいですわ。もう一回♪」「それよりお姉ちゃん?お父さんたちのお話はどうだったの?少し気になるな。どんなことがあったの?」「そりゃもう職業に決まってますわ。それも国王様の右腕。大騒ぎでしたわよ?あなたのお父様の件。」「へぇ僕のお父様が…じゃあしばらくはこの国も安泰だね。僕のお父さん強いし。まだまだ他の国王に宣戦布告してこられても安心。」「ま、まぁ常軌を逸したバケモノですわよね。ほほほ」そう強気に話をしていると食事を忘れていたのを知りすぐに食事を始めた。「…そういえば大気魔法の授業でしたか?私は当時8枚割りましたわ!今なら倍はいけます!」

「うん、僕がその倍割った。すんなりだったね。(実はきつかった。手加減が。)」

「ほう、ならば今ここで魔力勝負しますか?私また勝てますわ!」「いや遠慮しとく。」「何故!?」

「成長を悪くしたらよくないから数年後やろう?そうしたら相手してもいいよ?」

「うーん。それならまたにしますわ(泣)それと……エヴァク様?少しご相談が。」

「おっと食事も終わったし僕もう行くよーそれじゃあまたー」「あぁエヴァク様ー♡置いてかないでー」

そして時間は過ぎて自由時間に。「では皆さん自由時間です。どんなことをしてもかまいませんとりあえず本を読んだり話をしたりしてもかまわないです。ですが迷惑はかけないように以上。解散。」

サイ「じゃあ俺らは魔剣でも作れるか実験しようかな。追加で魔具も」

シュウとケイ「忍者に魔剣とはしびれるぜ。」と言って別の所に。というかシリアスだな。

「魔剣とかどうやって生み出すの?誰か見本。」「あぁんそんなもん気合いで打って打って打ちまくるだけだろうが。コツなんかあるか!」とリュウ。「というがリュウよお主の獲物に刃はついてないからわからなかろうて。」とリリ。「そういうことだったら魔族ちゃんにお願いしましょ?ドワーフ君」とトワ。

「スバル、お前だったら打てるよな。余裕だろ。」とエヴァク。「俺の最新武器は魔剣だぜ?それもオリハルコン!打てなかったら剣を捨てるぜ。」とスバル。相当な剣マニアだった。ご明察の通り説明をしたのもスバルだった。「んでよぉ魔剣にはさーストックってものがあってよーそのなかに使いたい属性をぶっこむ!レア度が上がれば上がるほど魔力属性増えっからそういうのをレア武器というんだ。俺様のオリハルコンはそれが出来てるってやつさ。」「なるほど魔剣は根性か。了解した。それじゃ打つぞお!!」

…そしてエヴァク本人は指揮官に必要な指揮能力というのをシステム上にインプットしていこうとする。

「えーと先ず全軍を生き残らせるためにはステータスの良い前衛タンカーをセットして…次に開幕の一撃で敵を混乱させる戦法は定石。それを打った後で相手と己の力の差を思い知らせるために前衛部隊と魔法部隊、閉めては敵前衛兵士を倒すために障壁を張る。あえて防壁ではなく障壁を張ることによって敵には降参の意思があるかを伺う。そして相手が障壁を壊すか壊さないか否か解らないが障壁を解き敵兵が消耗していることを表す。そして敵兵が降参するもよし巨大兵が攻め込むもよし。後は…味方の硬さを決めるか。先ずは前衛の硬さは1000。魔法部隊は800。それと重装備部隊と弓兵部隊を増やして堅さは1500、700と。それからバトルフィールドは2種類作ろう平地と山地で…このくらいかな?」

「それ人数増やしてできるようになったらかなりやり込めそう。」「そうだね。それは時間の問題だね」

「そういうわけやアイディアはいくらでもまとめられるからアイディアなんや。そこを間違ったら何も達成せぇへん。というわけで次回や。」

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