剣聖王と史上最強の弟子7名 青年部②
「先生何を対策にするんだろうな。いい案とかあったりするんだろうか?どこかいい案あると思える?お前ら」とリュウが言う。とその間にサイガが。
「気になる点としてはトキヤ先生の言ってた職場見学の話やな。なんであの時先生は職場見学は楽しいことがいっぱいとか明るくふるまう話をしなかったんだろうな。キャパシティ落ちるっての。」
「あ、確かにそれは思った。けど職場の話ってどの親もひけらかすじゃん。それは普通かなって思うな。それに職場はどうせ魔法だよりだよね他はいらないってやつ。それにすがらなく仕事できる人は凄いよって感じだけど。」とトワ。
「ん?俺らの知り合いは魔法に頼らない仕事してっけど?重所難所それぞれじゃないの?」と、スバル。
「なんというか魔法は難所で使えればあとは問題なく上手く行くよね!というかそんな風に出来てるし!」とマナ。
「というよりもマナは有効に使える魔力とかを分散しすぎじゃないかな?将来器用貧乏になるかもだぞ?」
「えぇー私はもうちょっと魔力を有効に使えたらなって思うよ?控えめすぎじゃない?」
と言い交わしている間にトキヤ先生が授業を開始するために授業台に足をかける。どうやら資料をたくさん用意したようで120束近い枚数を二人の教師でまとめて持ってきた。
「では授業を始めましょう。先ずは資料を配ります先ずは一束目。」資料を回してる間に何か考察している。
「インパクトのある倫理って何を出すんだろうね?もしかして一束目は個人に向けてだったりして。…なんか名前付いてる?」そうして話し忘れたかのように先生は話し出す。
「えー言い忘れましたが一束目は誰に回っても構わないプリントなので別に気にしないように。…では回して。」そうしてるうちにエヴァク達にプリントが行き渡った。そうして眺めてみるとプリントには「誰でもできる!地獄の魔物は職業を食す!それの処理を慣れ作業にさせる方法。」…などと書かれてあった。なんだこりゃ。
「では行き渡りましたかね。えー最初にタイトルを見て何だこりゃとか思った方は大正解です。はい。そのまま意味不明で結構ですのでページをめくって。…私はこの教育学の授業君たちを簡単に仕事で死ぬような弱者に育てたくないと考えています。まずはここで学んでいただくのは、今までお父さんや、お母さんがいるでしょう。あなたたちの親が仕事とはどのようにカテゴリズム化されていて各にどのような仕事内容をこなしていたか。説明を一通りしておきたいと思います。えーなんてことありません。どのような教室の先生方もこのような授業を一通り知っていてあるいは経験している方ばかりです。どれも普通で摩訶不思議ですしっかりと社会に適応しましょう。…ここまでで聞きたいことがあればどうぞ。この授業では僕の魂がかかっているといっても過言ではない。しっかりと答え、学んでほしいのです。」
そう話して先生は一言時間をおいた。そして生徒は静まり返った。何か言葉を返す気にはならないよう。
「では一ページめくって。えー何故か魔獣の戦闘光景が見かけられますね。何故かって?どの職場でも魔力暴走が起きます。起きたらすさまじい速さで魔獣なんかは必ずえさを求めて翔るでしょう。そういった風景は普通に職場体験でも起きます。絶対に。気を付けなければいけないですね皆さん。そしてもう一ページめくって。そうですね魔力暴走が起きた後の回復処理、機能処理は迅速に行わなければいけない。故に迅!この言葉では何ができるか?そう魔法ですね。魔法を使うことであらゆる機能は簡単に終了しますね。が甘い。新人のやらかすことはその後。迅速に仕事が完了しただけでは有りませんすぐさま仕事に戻る準備をしないと。がその時点で意外と気づいてない人や気づいてる人がいるんですが仕事道具を一緒に後処理に行った人がいたり後処理のために荷物に気を配る方がきちんといるから仕事が残るんです。出来なければ残りません。そういったわけで防御魔法や保管魔法やら使ってきちんとしていてくださいとか言わなければいけないわけですね。ですが、この時点で魔力量を残している方や残していない方がいます。ですが問題ありません。そんな作業員のあなたでもまだ仕事はできます。なぜならあなたは技量があるから。ですが学生で適性のある方ではどうなるかわかりませんよ?それでも本場に出てくる方は技量をお師匠から任されてるから何もできないわけではないです。そういうのが職場ですから。…で先生が生徒のあなたたちに言いたいことは、職場では臨機応変な動きをしてくださいよってことなんです。それが大切ですから。どんな危険な場所でもどんな無茶苦茶な季節の中でも臨機応変さを忘れたら生き残れません。それくらい大事ですから。どんな職についても構いませんが臨機応変な対応は、人の動きに輝きがかすかに存在する。それだけは知っておいてほしいのです。以上です。質問は?」なんとも実践に尊ぶべき意味深な内容を説明したようで、インパクトがあった。そして先生に一言いいたそうな生徒が居た。
「先生は前の職場が戦場とかだったり?かっこいいですねぇ。少しほれぼれします」
「いやまぁ僕の前の職場はクマが大量に攻め込んだ職場の工場なので。主に鍛冶の防衛担当の要ですけど。ひどい職場として取り潰しされて教師にはい。」どうやらもう一枚の紙に近い内容だったのかもしれない。けれど話はあとで。
「それでは他に質問はないですか?なければ少し生徒と話でも。すこしインパクトのある講演みたいで担当クラスとしては副官にもどうかお話を。ではリヴェイラ先生補佐どうぞ。」次に説明された生徒は同じ教育学の先生であるリヴェイラ先生だった。明らかにその、目の前の先生よりしっかりしていそうである。「はい。補佐のリヴェイラです。私は同じ教育学で次の授業の教育学を行います。少し長くなるのでゆっくりとは話できませんがどうぞよろしく。」
「先生私思うのですが、長くなるのであれば今からでも授業を。早く休憩が欲しいです。」と一生徒が。
「ふむいち早くやっておきますかね。わたしが教育学に与える影響ーそれは指揮官力です。先ずは指揮官がいる軍では敵対勢力との状況判断力が違います。ただの有象無象の軍では一の力は一とそのままの力が決定されています。ですが敵との遭遇これはどうでしょうか。指揮官ある軍では先に敵探知するでしょう。さらに言えば敵の数の予想も早く。そうしてどうでしょう指揮官のある軍隊と数が少なくなっていく有象無象の軍隊。勝者は明白。その結果は楽観視するように分かりやすいでしょう。それを軍隊のやる仕事をきちんとこなすということです。わかりましたね。質問は?」
「あのー、なんていうかさっきの授業からしたらわかりやすいけど、結局敵の数わからないのでは勝敗にはならないのでは?というか指揮官があとからついてきて増援されたらどうするんです?かなりやばいですよね?」と生徒が言っていくが先生は授業をまとめていく。
「増援されたらですね。相手の軍よりも先に守りを固めてさらに推し進めていけばいいのですよ。こちらも国から次の戦いに向けて兵をよこせとか、取れる手段はあります。そうしていき国の平和を固めるのです。」とリヴェイラ先生。が生徒は不満を起こす。
「でも国から兵が出せないってなればそこまでじゃないですか?そもそもこんな教育をしていづれは家畜か?って思うんすよ!辞めましょうよ!」と言い放った。
「そういう時は魔法防壁でも発動してでも国を守るんでしょうが!それが一番!」とリヴェイラ先生。
「なら魔法を教わればいいですかね。それくらいなんですね。わかりました」と話が終了しました。
「…ということで教育学の授業はこれで。終わりです。」とトキヤ先生が。
「ありがとうございました。」と全生徒。
「トキヤ先生まだなんか隠してる授業がありそうだよな。でもリヴェイラ先生の方は言っちゃ悪いけど良い内容じゃないよな。」とリュウが。
「うーんトキヤ先生の話は興味深かった半面リヴェイラ先生の方はちょっとな…もう少し楽しげか遣り甲斐ある内容無いときついで。正直当てあるんやろか。」とサイガ。
「それとあの内容だとその後の授業に花を持たせにくいね。どうする?駆け込む?団長」とカエデ。
「そうだな、カエデ神の祝福はありそうか?それにもよる。」
「神の祝福など…いえいえ井羅が通る先にございます。それ次第かと。」
「それなら少々先生にはこってり話をしてもらわないと。色々理屈がいるな。」
「それでは行きましょう。神の祝福があらんことを。」「あらんことを」
そうするうちに大聖堂を出た彼ら13人衆はクラスの副担任である教育学の先生の片方であるリヴェイラ先生の下にたどり着いていた。そうしてクラスの生徒が居ることに気づいた彼女は慌て生徒に駆け寄った。
「あなたたち担任の部屋に何しに来たの?もしかして補修がしたくて?何でも聞いていいわよ?」
「そうではなくて先生にはちょっと協力したくて、提案ですが僕らの今の研究に手伝ってみませんか?」
「長い間は時間が取れそうにないけどとりあえずどこに行ってやるかくらいは聞いてあげるわ。」
「ではですね。第二練のコンピュータールームへ」「第二にそんな部屋が。じゃついていくわ。」
そうして部屋が移り第二練のコンピュータールームへ。
「あら、きれいな内装だれがこんなにきれいに?しかも魔力コーティングまできちんと。しっかりしてるわね。それで先生は?誰がこんなに?」少し説明した。「えーとですねこの部屋の魔力コーティングはヴァルケニスト君や13人の魔力を集結してやって、やったのは主に俺ですけどね。後担当教師って言うならばトキヤ先生ですね。この部屋を好きに使っていいと言ってくれました。」「トキヤ先生が!?」
「とりあえずトキヤ先生も着きましたし作業してもいいですか?楽しいですよ?」
「いつの間に?というか授業で研究していたゲーム機まであの子たちに取られてません?楽しいって…」
「いや、楽しいというのはなにかやることを見いだせたのでしょう。少年少女ですしもしかしたらとも思いましたがね。それを予想通りにしてくれてるか期待してきているんです。どうやらその結果があれのようですね。…ふむ実践もあれば娯楽もあるのか。なかなか愉快ですね。」
「うっ、私もなんかやれそうなのが。行ってみましょうか。」「はい。副担任では行きましょう。」
「?おやこの武器は?なにやら異様な。ちょっと調べてみてもいいですか?」
「あ、先生ちょっと待ってそんな生の手でもってもすぐに下に落っこちますよ?」
「す、すごく重い剣だね。重戦士になる戦闘員が持つ剣みたいだ。すぐ降ろさないと腕が持ってかれそうになる。」「これでもキーとなる能力値を使いこなせば楽に上がるんですけどね。すこし見ていてください。」「あ、ああ」そうして武器を持つための修練を開始された。
「気力解放系統一スキル発動!個人付与!そして魔力統精!」
一気に剣を持ち上げマントで敵をこちらへ陽動するかのように武器を振り回した。
「こんな感じです。すごいでしょ?」といい挑発する。が、先生は驚きを隠せないようで。
「すごいね、武器を使用できるとは聞いていたがここまで重い剣を軽々と持つのを爽快に感じたのは初めてだよ。」とトキヤ先生がほめるなんて言うか武器を扱えるのはこういうところがあるから使えるのかもしれない。少しうれしくなる。「ははっ。少しうれしいです。というかこのくらいではなくて本来は。」
「というとまだ重量級を?これでも7~80キロはあると思ったが。もしかして100キロ近く?」
「そうですね。そのくらいです。そして魔性が寺について話してないですよね。名前の通り魔力を性質上武器に宿すんですけど。作り方が人それぞれあって。まず一つ目のやり方を教えます。」
「では材料のそばまで行こうここではなんだし。というか重たいだろうlやはり剣が重いか気になっていたようだ。とりあえず「はい。では近くまで。」そっとしておこう。……そうして現在パソコンの近くまでやってきたわれらはまずは話をし始めた。
「皆さん大気魔法って知ってますか?」とエヴァクは先生二人に問いかける。
「大気?何か体内で生成したりするのかな?魔法ってことは技かな?面白そうだね。」
「ご存じありませんか。では口頭で説明します。先ずこのように大気魔法と言い表していますがこれはかなりわかりやすく説明した魔法の名前です。正確には大砲気力圧迫型魔法と言います。これを編み出すには精神統一のような気力解放系スキルが必要不可欠です。これを知らない先生はあまりいないと言われています。なので安心して進めますね。って二人とも唖然としてどうしたんですか?ひっくりですか?」
「それを発明したのはリリージャミル先生と言って僕らのあこがれの先生さ。君のように若いのに大したモノだね。それらを可能に出来る上に発明心もあるのか。すごいよ!明らかに学生の鏡だ。いい手本だよ!」と先生が胸を張るように言い放つ。とてもどうやらとても教師心を揺さぶられたようだ。
「いい生徒だよ君は。僕にも君のような熱をここに残しながらさらに授業を準備したくなってきた。君もその研究、頑張ってくれ。13人もいるね。他にもいるんだろうけどその子たちとこの研究を見せてくれればいいからさ。あぁまた研究発表が来た時によろしく頼むよ。では失礼。…おっとこれだけは失礼。卒業までに見せてくれればいいから三年後を楽しみにしてるよ。帰りは呼びに来るからそれまでまたね。行くよ副担任。遊びが欲しかったら僕のゲーム機貸してあげるから。」「はっ!ゲームに夢中でした!」いやこのリヴェイラ先生なんかとても部屋になごんじゃってるなぁと思いながら。去っていった。
「…ここだけの話大気魔法は未だ説明してないので聞いていった方がいいよ?」というわけで今回大気魔法を説明していきます。※誰にも話していません。
大気魔法は別名大砲気力圧迫魔法とも言い全身や部分的に密接する部分に重圧や傾圧を柔らげる魔法で主に重さのある武器を持てたり軽く走るだけでリュウに追いつかれない速度の魔法を使える大気魔法も存在します。そして大気魔法は魔法で唯一使える人たちに個人差があります。(ほかの魔法は覚醒するかしないか次第)。そして魔法にはスキルでくくられてしまう種類もあります。それは主に異能と呼ばれます。
そして仲間唯一の異能使いがこちら。
「エヴァク君~正直今のままだと私ここで問題おこしちゃいそう(笑)魔獣ちゃん呼んで~」
「はいはいーグリフォン来い。…どうぞ」「ぐりふぉんちゃんいらっしゃ~いはいおごはん♪」
「くっ転生したらワンチャンあるか!」「エヴァク名に俺の嫁さんのまででうずくまってモジモジすんなだせぇ。」「…大丈夫だサイガ。俺は平常だ。常にな。そして俺はお前との戦いは常に負けない!」
「ん?おおう。嫁さんもあんまり異能使わんといてな。神経はげるぞ?」「気にしとく。それじゃ」
「なぁエヴァクお嫁さんが変な暴挙に走ったら教えてや?そういうところまめなお前にだけは頼める。変な欲望があるのはともかく」「変な欲望とは余計な。…とりあえず気にしておく。後俺の気力はお前には絶対負けないという気持ちだけだ!忘れるなよ。」とエヴァクが言い。サイガはこう返す。
「おう、ライバル。俺も強くなるぜ。だからよ1年で卒業しようぜ?この学院二人で。」「応よ。」
「そして幕は上がるですか?正直、まだ一学期ですよ?早く作業を進めましょう。後、1年で卒業するのは君たち二人ではないです。13人+Aです。」「おっしゃああ修行終わり!3時間精神統一ノルマ達成!」とどうやらほかの生徒が集まってきたようだ。主に13人。魔族たちもいるようだ。
「お、それなら次、神経統一。これはなかなか難しいぞ?やれー。」
そうして時間が過ぎ帰りの時間に近づいてきた。「皆、帰り支度は出来たか?早く部屋を開けたまえ。」
そして次に続く。※言い忘れたかもしれないけど異能使いは永遠です