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剣聖王と史上最強の弟子7名  作者: 夏兎丸
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剣聖王と史上最強の弟子7名 序部①

西暦2038年、剣聖になり一国の主になった男がいる。名を最上エヴァク。年齢は28。その男ただいま王城の塀を築く。「土自在魔法!サンド!」ドドドドドドドドドドドドドドド

地形は変わったが王城の塀らしき大きさのものは整った。

「王よ。塀は出来上がりましたのでそろそろ参りましょう。どうせ奥さまやお子様方も」

「あーあー、皆まで言うな、見回りご苦労。では行くとしよう。」

気苦労が絶えない世の中なのである。

「それに、早く稽古をつけてやらないとな。あいつらに」

歩きながら答えた。

「してあいつらとは、あの7名のことで?」

「おっ、さっそく聞きつけたかヴァァル。あの7人は期待大だ。なにせ生まれたころから大気魔法の素質が強いから俺の年になるくらいになればいい線いくぜ」

「そうですか。ホッホッホ配下にはそうは困りそうにありませんな。なにせ王が生まれ育ったところはある意味特殊でしたので、いい人材が多いことでしょう。安心感心。」

「まぁ…な。マナも将来有望だったし、まさか拳闘士の腕が一番いいとは思わなかったけど13の入学試験あたりから慌てて訓練してたって聞くし、スバルに関してもうまくは言えないけど適正とかが悲しかったが魔法力優れてて将来は魔剣使いだなんていわれてる当たり不安だけれど相当精神制御頑張ってるらしいから期待大だし、それからそれから…」

「ホッホッホ。王のお知合いですし。あげていったらやばいくらい居るのでしょうな。そのような達人級が。」

「超人も中に入るかもだぜ?例えばーーー」

「わかっております王よ。あなた様でありましょう。若くして剣聖王よ。きっとあなた様は歴史に残る。」


ここから先は剣聖になる前、剣聖が幼少期、青年期、大人時代を日記のように残してある。いわば登場人物簡易型説明書である。ここいら辺はフィクションのなかのフィクションといわれている部分であり通り過ぎても問題ないのだが、剣聖王になる前までの物語、物語を深く糸づけられている魔法や剣、ダンジョンやモンスター、秘蔵やアイテム、スキルや発達アビリティといった今後必ず出てくる要素が短縮ではあろうが現れる。ではよろしくお願いします。


~ ~


第一章 日記にて


西暦2010年7月1日バサラの息子、エヴァク、誕生

西暦2016年4月2日エヴァク、剣道の訓練行う。そして4人の友達スバル、マナ、エルディオ、ユミルと出会い魔法の研究を行う(植物活性魔法)

西暦2016年6月30日エヴァク鉄の剣を持つ。そして動物を飼う。が、風属性の魔法での使役も行えず。(

主に従魔術)

西暦2017年4月2日スバル、マナ、エルディオ、ユミル、エヴァク、七耀正教の1科生になる。入学式は4月の5日。さて、そろそろ物語をストーリー上にして描いていきます。回りくどかろうがナレーション役もキャラ化されます(ほっとけw)。

西暦2017年4月6日、七耀正教の入学式後である。もちろん代表はエヴァクであった。朝7時30分頃。最上神殿にてー

「よし、あれから約一年。初級属性の魔法は自在級くらいには使いこなせるようになった。それに今日から入学か。勉強楽しみだ。張り切っていこう。」

~ ~ ~ リリージャミル先生と出会った。

「おはようエヴァク君。今日から入学ね。頑張ってイロハを学ぶのよ。特に剣術には気を付けて。荒っぽいからね。国語はしっかりと身につけておきなさい。海外語もね。ここ、島国だし。みんな寄り添わなくちゃね。それからーー」

「あーあー、もういいですっておはようクサカベ先生!では行ってまいります」

そそくさと駆け抜けたのである。

「立派な歩み足…かな?結局全然言えなかった。今度は部屋に潜り込まないとですね。フフッ」

 ここで一つ説明しておこう。リリージャミル・クサカベ先生についてだ。彼女は剣道講師である。一般的に剣をふるうのにはこういった先生の下で指導されるのだが、これは七耀正教の1科生もこれに同じくである。によって、

「第一授業は武道館を使った修練とする。各々好きに好んだ修練を受けるように!」

「じゃあ僕は剣道でも行くよ。君ら4人は?」

「「「「うーん、声を合わせて言うけど聞いてくれる?」」」」

「うん、代替察しがついた。未経験。」「「「「そう。」」」」

「エヴァクと一緒の研究で魔法使い見習いにはなれそうだけど。ねぇ。」「「「ね」」」

そう。この他7名がエヴァクと魔法研究で魔法使いに覚醒していた。同年代最強の出自か何かである。察するに特待生気どりだ。

「なら武器の種類について一応は見学させてもらうってことで、いろいろ教えてみるよ授業は3時間あるらしいし。見学を踏まえてそれくらいとっているんだろう。」「「「「あ、たしかに1,2,3限って書いてある」」」」「(ほんとに息ぴったしだな。俺も入りたい)」

「じゃあ聞く?見る?」

「種類教わりたいです」「体験したいっす」「「聞きたいです」」

「じゃ教えるってことで。」

回想にします。武器とはまずは剣、弓、槍、杖、拳、トンファー、銃、ボウガン、メイス、フレイル、忍具、剣銃、斧、ハンマー等がある。ほかに武器を作れと言われても使用困難であったり作れる人を知らない。名工に作られた装備というだけでそのレアリティはすさまじさを誇る。故に万能の武器とされる。

「へぇ、たくさん種類があるんですね。どの武具も戦うのを目的としてるんですね。色々試してみたいですが、最初は杖ですね、杖道の先生は…と。」エルディオは杖を選んだ。

「俺は剣っしょ!まぁ魔剣使ってみたいし。エヘヘ。」「この年で魔剣に気づいてるのは驚きだ頑張れよスバル。」「おうよ!まってろよー。おっし!行くぜ!剣道」

「「聞きたいです」」ん?どうやらエヴァクに質問したいらしいな。行けや小僧。

「えっと何を?」

「私たちなんで七耀正教に来てまで語学とか以外の授業が義務付けられているんでしょうか。ただの運動でいいのでは?」

確かに不思議な話である。ありとあらゆる勉学があるのになぜに戦闘を科目とした授業が開かれるのだろうか。それにこれは町のど真ん中である。ある意味宗教団体が経営もしている、学校である。何故か。

「私たち学校があって授業があってリンチも貧民もなくて自由な環境があればいいと思ってます。それが最低条件なのになぜ授業で戦闘を?おかしいですよ。だって外に出ていくこと自体があまりないのになぜ戦闘を?これやっぱりおかしいですよ聞きたくなります。」…おいらの出番じゃねぇかな。先公授業に真剣なのに相手すんのでいっぱいいっぱいだし。でていきま しょうかね。

ナレーション「オーラおらオラオラオラオラオーラァ!ちょこっと現れたぜ。嬢ちゃんたちすまねぇなここから後は大人の領分とみなしおいらが説明するぜ。若、剣道行きな。お友達が待ってるでチュゥ」

「あぁ、わかったしっかり説明してくれよ。ナレーチュゥ先生」

「おうよ。」主人公が走り出した。デチュゥ

「教えてください。私たちがなぜ戦いを避けられないのか。お願いします」

「おうよ。理由は分けていくつかあるんだぜ。先ずは一つ、足で逃げるため。何故か?町が大災害に会うからよ。スタンピード(魔獣暴走)が起きた。もちろん標的は街だ。これは大災害という。どうしてかって、優秀な人材をそんな危機に惚けさせておくのは断然もったいないからさ。金儲けにもなるし。」

「では、スタンピードは敵を退治するためにあるんですね。」「過激なこと言うねぇ。そういうことだ。ほかにも理由がある。それは和平のためにある。例えば戦争の被害の大幅縮小、宗教団体の侵略、次に戦争こういったときに使われるものは主に武力しかない。魔の者が起こす地上大爆発とかな。そういったことを学ぶのが最初は主に武器を持てから始まるんだよ。わかった?」

「はい。わかります。でも魔法以外って…つらいかも」

「魔法を使いやすいのってどれですか?もう魔法使い方向でできそうなやつでいいです。」

「魔法弓とかだろうな。飛ばすやつ。だがもう一つ言いたいことがある。」

「なんですか?時間は長いのでなんでも」

「武器とは相手の心と自身の心を表すものだ。故に果てはない。でも、好きなものほど上手なれってな。以上」

「なるほど?じゃあ魔法弓で」「じゃあ私も」

「よっしゃそんじゃな。またな。」「「また?」」

ナレーションは消えた。

「好きを貫いた人こそが、いづれは王者というものになるんだぜ。」

授業は続く。3時間が過ぎた。

「さてと飯だぜ。運動の後の飯はどんな味ー」

「じゃあ俺も飯をーもらいに行くとしよう」

「「「じっ」」」

「どしたの?別に彼女にご飯を誘われてるだけだよ。」

実に晴れ晴れしい。エヴァク坊ちゃんに彼女ができたわけだ。

「なるほど。上ですか。下ですか。どちらですか?」

「3つ上だけど。」「なんだと!おい野郎ども偵察に行くぞ」3人「野郎どもとも言い難いけど、イエッイ・サー」

「じゃあ行こうか(堅苦しい)」

歩いて5,6分後食堂につきましたでごわす。


「あら、エヴァク様おひさしゅうございます。本日はお誘いに請け合ってくださり誠に恐縮です。どうぞおかけください。」お互いが膝をついて座るとレイネシアのほうが話し始めた。

実はレイネシア・ナルカミは子爵の令嬢で次女に当たる。ここの4科生である。一年前剣の修行で実力を発揮し、社交界デビューしたエヴァクの初めての許嫁である。どうしてこうやってテーブルを交えるかというとそりゃあもう理由聞かなくてもわかるように愛妻弁当である。かなりうらやまけしからんな。うん。

「レイネシア様そんなとんでもない。こちらこそありがとうございます。でもお先に失礼します」

だが、まだまだ固い、女性より先に座ってしまった。これは足が重なるだけでアクシデントが。

「では失礼して。…あら?何かスースーしますって。えぇぇぇぇぇ。バタンッ失礼ですわ!少女の足の間に足を入れるなんて!」

起こってしまった。

「あ、ああああああすいません!今離れます!!」

同時に席を立った。

「スカートの中が見えたらどうするんですのっ。ぐすん」

「すいませんすいませんすいませんすいません」

「まぁいいですわ。では失礼します。」

「はい。では失礼します。」

で同時に席に座りました。安堵のため息が流れるころに二人とも話を整理してそしてーーー

「「さて食事にしましょう」」

「「「ほっ」」」

「これって誰が?」「わ、私です。不満でしたか…?」

「いえ、そんなことはないですけど」

「……エヴァク様、ご相談があるのです。聞いていただけますか?」

「はい。大丈夫ですが、なんでしょう。」

「私、お兄様がおいでですの。近々勇宴会なるもので祝賀会だそうなんです。貴族の方も来るし、とっても有意義な会なんですのよ!」

「は、はい。そうなんですね。それが僕に何か。」

「ぃっしょにきてもらえませんか(ごにょごにょ)」

「はい?今なんて?」

「だから、一緒に来てもらいたいんです(ごにょごにょ)」

「いや。だから、なんと言っているのですかってぇえ!?」

いったん間を詰めてもう一度言った。

「もう一度言います。一緒に勇宴会に来てはもらえませんか?」

と、いうことですぐさま約束の返事をした若は4日後勇宴会にお誘われされた。


「ふーん勇宴会にレイネシア嬢がねぇ、エヴァク、花を持たせてやんな。父からの命だ。だがいろんな貴族に話を聞くんだな。お前にとって大事な社交界でもあるんだし、とくにレイネシア嬢の兄上とはな。まぁ7歳にはよくわからんか。気張って行けよ。」ほんとに齢7歳に言う言葉である。こ・れ・が・。

「できれば社交界に良い作法とかを教えていただけたらなと。ギコチナイところがあるとあれですし。」

「?今きちんとできてるではないか。礼儀作法なんてそんなものだぞ。しっかりやりなさい。」

といって席を立つとそのまま部屋にこもってしまった。

「エヴァク、大丈夫よ。あなたはしっかりしてる。明日も学校頑張りなさい。応援してるから。」

「ロゼお母様…わかりました。頑張ります。」

エヴァク坊ちゃんは心薄であった。7歳にして神経統一ができ、さらに生活魔法が5属性上級版使いこなせる10台未満などは片手の指の数で事足りる。だが圧倒的に足りないのだ。感情が。心に満ちるものが少ない。やはり、友達を増やさねばなるまい。なので、新しい仲間を紹介するとしよう。

明日、4月7日、魔法の授業である。主に適正を図る。まぁこのせかいでは初級魔法などがあって適正不足というのがあまりないのだが。だからゆえに気を引き締めなければなるまい。なぜなら中位以降の魔法はー生活魔法の上級版使いこなせるエヴァクですら、危うい。決して基礎ができてないではなく、制御ではなく発動が困難なのである。どうしてかというと中位以降の魔法は大人が必至こいて努力し、制御し、影響力を計算してようやく発動できるからだ。それは子供であるエヴァク達には計算のみはできても制御能力は持ち合わせていないと言われているからである。そして、影響力がエヴァク達にないということに関しては理由があった。2つある。まずは、MPが制御という領域から外に出ていない。なぜなら中位の魔法は少なからず大地に影響を及ぼす。人には必ずMPが存在する。2つ目はマナポイントと一緒に触れ合った時間が少ないからである。以上が理由である。だが、エヴァク達の魔法はひと味違ったようである。

「中位雷魔法!轟雷」ドーーン!!!ブワッッッ。

「なんと見事!主席なだけあるのう。エヴァク」

「はい。まずは三つの的を倒しました。これでよろしいですか?」

「よろしい。では次の者前へ。」

「はい。では行きます。水属性中位魔法!剛水!!」

「一つか。よろしい。まぁ本来ならば中位魔法など子供で発揮する代物ではないのでな。見習うくらいにしておくといいぞ。わっはっは。」

そう。かなり例外である。本来ならば10代半ばで発揮するといわれている中位魔法なのだから正直8年くらい早い。だがなぜ今の授業でやっているのか…それはただの職業向け診断である。そしてあらかた魔法適正は回り切りました。結果発表である。

「ふむ、魔法使いに中位魔法は必須だが、使えたのは12名か。60名からなるクラスにこれは異例だな」

普通だったら10人に1人が10代半ば。このクラスでは5人に1人。冗談じゃないクラスだ。さらに異例である。

「私の同期、最上バサラの組でもこれほどには出ていなかったのにな。魔法上達促進法か。誰だ?」

「さぁ、知りません。」

「そうか、大人ではできない何かがあるんだろう察しておこう。」

実にそうである。大人だと実は上達しない方法で現れた12名であった。一部例外があるがほとんど一緒だ

「では今日の修練を終了とする!各々復習しておくように。特に48人!イメージを大切にな。以上!」

そう、魔法にはイメージが重要だ。イメージができればいずれは召喚魔法も使えるかもしれない。それだけは特異魔法である。

そして、魔法の授業が終わりステータスボード、加護の招来が行われる。それはまた2章でのお楽しみ。

エヴァクの勇宴会の日が近づいてきた。どうやらレイネシア嬢のお兄様は敵国との功を立ててここで勲章を渡されるらしい。故にその功績をエヴァクに聞かせたいとのこと。

「…正直言ってお兄様はかなり寡黙な人なんです。家でもかなり話さない方なので、すごく美しいんです。座ってれば○○的な奴です」


このタイミングに入る言葉がたまに美声になっても知らん。ただイケメン的なものなのはわかる。


というわけで勇宴会の会場でレイネシア嬢とお話していて、どうやらお兄様情報を聞いていたようで。


「えーと、僕はそのお兄さんがどんな勲章もらうのかって聞きたいんだけど。名前はえーとエーリッヒさんだったっけ」「はい。そうですわ。実は最近兄の勤務している砦で魔の者の働きが活発化しているようで、中規模ですが対抗し撃退したそうなんです。なので。」


「へぇ、それはすごいですね。僕も功績を挙げたらそうなれるんでしょうね。」


「あ、お兄様がおいでのようですわ。こちらですわってあらら!?」


「エーリッヒよくやったぞ!!ついに魔族との対戦に初白星だ!俺たちの勝負はまだおわらねぇぜ!!」


ヒューヒュー。ヒュー。「エーリッヒ様かっこいい!!私と結婚してー!」


ヒューヒュー。「(中には結婚目的とした若い女性とかもいるみたいだな。はた迷惑だけど)」


「(まだ若には甘い誘惑は受け止めきれねぇか)」ソソイッ


「ん?だれか横切ったぞ?まぁいいか」


そして勇宴会は始まった。だが、問題があった。


「人ごみに紛れるわけではないけど話しするのに服が多くて進めないとは不角。レイネシア様、大丈夫ですか?いろんな人が化粧とか後、足がもつれたら危険ですし。座っていけるところまで…」


「はい。。」実はエーリッヒ兄さんとは人だかりが邪魔で話せないのだ。はた迷惑な服着てくるお客様もいるようで、足場も気を付けないといけなかった。そしてようやく机を見つけた。そして椅子に座る。


「よっ、元気?」「「あ、リツ」」「よかった、ここにいる子供が、俺とお前らもいて。安心したぜ。」


「私はいて当然。あなたこそどうしてここに?」


この男、リツ・サトウはエヴァクの同級生で12人の魔法使いの一人だ。どうやら今回は叔父の息子であるエーリッヒ・ナルカミさんに親のほうが話しておきたいとのことで。


「そうおじ様たちが。何があるのやらですわ。」


「んであと6人くらいのメンツばれとかないのかよ?な?お前がいるということは。な?そういうことだろ?」


なぜこんなに若の下にぐぐいと来るかというと、理由は一つ。日まで暇で退屈な少年にやはり時間をつぶしておく必要な時間が欲しいということだ。


「残念ながら2人位いないよ。4人なら静かにそこに…って一人静かじゃないのが増えたか。」


「おったのかよ。話しかけろよ。スルーするなよ。カタヨリ4人娘。」


「私は闇魔法の研究を。大気魔法に昇華するならなおのこと。」


「アトラス様、どうか魔の住む世界に救済を。私たちは浄化を求めています。」


「静かに、大地の声が澄ませても聞こえなくなるじゃない。」


「ねぇねぇ見てよこれ。ホラ!ロック!シザー!ペイパー!one.two.three!パパパパパーン!消えちゃった!どこへ行ったでしょうか?」


さてこれはいい手品。実は…


「アラこれはいいプレゼント。ありがとうございます。」「中身開けてみて!」


「パカッ。ドゥーン!!」「はい外れでしたー!またの機会!で、他二つはー?」


「他とか言いましたね!いいのはいってないでしょう!ふん!差し上げますわエヴァ」


「あ、ここ最近人気のDVDの引換券だな。いいのか?何々ー余り物だよっておいマジシャン。」


実物を見せた。「てへぺろ☆」・・・なるほどわけありか。


「他は開けなくていいぞ。それより」今のうちに名前を踏まえて説明しておこうこの1科生6名+4科生1名を


まずは水の中位魔法使い佐藤リツ。彼の武器はボウガン。そして小規模だが混合魔法に達成した希少な少年である。追加で貴族の長男(佐藤のくせに。リツだからいいけど)次に結城楓ユウキカエデ先ほど闇属性の研究だかを模索していたもの、研究家、武具は主にビン。つーか義務なのに獲物とかに入らずの武具。やはり異世界お定番の魔導書をetc・・・はっ。説明説明。実はカエデだけは中位魔法をあらかた小規模だが全属性発動できる。その種類というのはあとであらすじに追々etc。次は中岡璃々(ナカオカリリ)晴属性の活性使いでいつも太陽が当たらない時間や建物の中ではあんな神様に懺悔をしていた。(7歳じゃねぇ。あとで本齢を聞く!)そして実は武器は槍である(余計ロリババアのような。じゃないと説明がつかないから)魔法は自分から覚えたらしく植物活性魔法の研究時は唯一意味不明な結果が出た(よりロリババア)。「というわけでロリババア」


「はぁん?やろうか??あぁぁん?」次の説明行ってまいります。

先ほどのカタヨリ4人娘中一番どうでもよくなる3人目がこの、「榊、でいいわ」である。以上。

さっきのマジシャンは自称最興。部屋ではケルベロスを飼っているといわれ、あらゆるものを手に持ち魅了する。…といわれている一部上場の令嬢である。


名前を風鈴侍永遠フウリンジトワ。実はエヴァクの初恋はトワであったが、完全に撃沈した。実はここに来てない12名に許嫁がいるのだ。名前を西城侍斎賀。風属性の初伝剣士にして同属性のエヴァクのライバル。


それはさておき。彼女の獲物は見た通り玉。あとたまにサーベルを使います。そしてとっておきは鞭。敵を捕まえたりたたいたりする武器は監獄で調教を受けるかの如く。7歳にして極めた存在ともいえる。だが未熟さもちらほらあるが。さてこの子の許嫁の置いてけぼりライバル主人公。君の出番だ。「まぁ風属性メインとはいっても、ぼくには燃えない炎属性があるんだが。それにライバルじゃない。友だ」はいはい。そして主人公である。


「というわけですっぽかして、お兄さんたち勲章とかも私終わったみたいだし話に行けるみたいだよ。」


「はっ!座ることで忘れてましたわ!お兄様ー」「正直楽しいことがあったらどこにでも行きたいんだけどね。


こんなにもそろったのか12名衆」


「正直あの4人を衆に入れた覚えは…団長と副団長が決めればいいか。」「4名「うん」」「ドキッ」


「いや、いないって。それより、用がある人はいかないといけないのでは?私永遠がお送りしておりま~す。」


全員がエーリッヒの下に歩き出す。だがその前に一人説明しておこう。鳴神レイネシア。現公帝陛下母上を叔母に持つ才女。アクセラレータ七耀正教学院初等科所属。学院(初等科)魔力ランキングトップ2。年齢は10歳


今日はゆったりイベントとデートのつもりで来た。いわゆるパーティデートであった。であったのだが。


「ごめんちょっと行くよ。邪魔になったら悪いし。ほら4人も」4人「了解です」


「やあ、ごめんね待たせたかい?せっかくのパーティなのにね。」


「いえ。お兄様こそいつもお疲れ様です。それで、お話は終わりですか?」「うん終わりだよ?それじゃあ何が聞きたい?色々旅の者と思って質問してみなさい。どんな事でも答えられると思うよ?」


「ではせっかくなので、討伐した勲章についてどんな経緯が?」「んー、理由というとやはり魔の者が召喚した大量召喚が理由かな、大隊クラスが何頭かいてね2頭撃破したからかな。ほかのみんなの誘導がうまくいったりしてたし。」この鳴神エーリッヒは17歳でそこまでのことが出来た。だが。


「魔族の姿は?どんな感じのがいましたか?詳しく。」


「えーとね、お尻にどひゃああって長い角があってね。」「角?」表現がへたくそである。それをほっとけばましなほうだ。「あとねあとね、耳の上にね小さなハートマークの尻尾があってね」「今度はハートマークの尻尾!?」とまぁ存在しないような言い方が混じってるのである。「後ね、今度のはほんとだよ!顔に角がぁぁぁぁぁぁぁ」バタッキュッ。「はい、そこまでお子様たちは解散の時間だよ。また良かったらおいで。」以上。

「レイネシア嬢それではこれで。明日は加護の日ですから。また今度。」「すごく楽しみにしておきますわ!」


加護の日というのが存在する。その日は己が生まれて7年目以降で大聖堂でお祈りし始めてから約10日以降の者が受信できる。いわば神様の祈りを賜れる日のことである。

「では祈りを捧げて。黙祷」 祈りを忘れなければ今後の己の加護、すなわち耐性、精神力、幸運、成功力、そして何より場面での大失敗を回避することだってできなくもねぇかもしれねぇ。魔法耐性なんかは気持ちによっちゃあ加護がなくても全部撥ね退けることができるかもしれないしよ。


「黙祷辞め。皆さんのステータスボードを配るので、ゆっくりしてていいですよ。」

配り終わった!!今日の授業終わり。終了時間12時ちょうどである。

「皆さんやりたいことがあるでしょうから、一旦保護者会議を開きます。自分たちのクラスで待つように。整列。前ならえ。」

クラスに戻り帰り支度をする。

リリージャミル・日下部先生がやってきた。どうやらステータスボードが気になるようである。

「エヴァク君ステータスボード見せて頂戴な。……えーとどれどれ。ほっ、剣道スキルは及第点だね。なんとかレベル50ちょうど。ほかは…え゛。エヴァク君これは秘密にしてたことかな?」

「はい。この日という形に出てくる日を待ち望んでおりました。これが結果であります。」

………坊ちゃんのスキルはこちら

限界突破レベル2(50%up) 斬撃耐性(1回) 刺突耐性(3回) 全属性耐性100%

精神統一(MAX) 幸運値完全リセットで現最強スキルレベルに補正&パワーに変換(スキル名:アンノウン) SPDとMPを連結させ一切の魔法を使えなくする代わりパワーとSPDに極振りする。(スキル名:疾風怒濤の加護) 剣聖の芽吹き(詳細不明効果なし) 以上だ。

「え?え?こんなにいいスキル持ってる人は初めてぶふぉげら!?なにすんのよちゅぅ」

「あんまり大声出すなよ。職業も見てねぇがあれは言うな。」

「了解したわ。それでも一つ気になる。 ・・・剣聖の芽吹きって何?職業とかかしら?」

「おい坊主俺らは席を外れる。遠ざかるが大人しくしとけよ。」「あぁ了解した。気を付けて。」

遠く離れた。

「ああ、おそらくは勇者に次ぐ剣士とかにもてるスキルだろうな。でも聞いたことねぇぞ。職業剣聖。いくらか着色したんじゃないか?そう思う。」

「ほんとに不思議な子ね。私が総隊将していた時期でも噂にすら入らないスキルばかり。あと職業に載る載らない以前に今の年齢だとノイズが浮くかもだし。」

「そうだな。。。勇者出ないとなってくれぇ。勇者だけはノイズ聞かないからな。賢者は衰退して大賢者クラスだろうし、後は剣銃使いくらいかな。職業名物理特化速さ特化型は永遠にノイズ入り切るらしいし。いったい誰だこんな職業をノイズだらけで終わらせる世界にしたのは」

「あら~それらしい有象無象たちなら何体もここ最近うろちょろしてるのがかくにんされてるでちゅぅよ?この世界を作ったデチュゥナレーター???」

「やめろよおれはもうそろそろ大事をとって女房を安心させるために生きてるだけなんだって。無害だからジトーと睨むなよ…それに沢山いるんだから何人睨んでも一緒だろうよ。」

「わかりました。辞めて差し上げます。それにエヴァク君を大切に思ってる当たり共通点あるしまぁ仲良くしましょう。わかりましたね?」

「ひぃ、おっかねぇ。……まぁよろしくでちゅぅ。」

と、対談が終わり。クラスの顧問も戻ってきた。(空話だがナレーチュゥたちはシノビである。先生が来る合間に窓から飛び降り、先生にばれない時に糸をくぐるかの如く校門を出ていく。(さらに空話だが内の校舎は一階は完全に飛び出して隠れにくい場所にあった。それでもばれずに隠れているのである))そして今月お別れの時間が来た。

「えー、明日からは2日休みを開けて次の日授業です。2日間は何をしてもよし有意義にするもよし、勉強するもよし。武道館使うもよし。まぁよく頑張りました。これにて終了です。」

机の周りに例の12名がそろった。

「それじゃお疲れ様です。僕は塾があるので。」11人「おつかれー」

「やっぱお父さんお母さんに通達?」10人「うん」

「それじゃまたね。」9人「またねー」

自宅に帰った。 リリージャミル先生が先に帰っていた。

「なるほど。これがあいつのスキル。なんとか行けそうな範囲には届いたか。」

「それもびっくりですが、バッドステータスよりの加護スキルまでしかも、疾風怒濤の加護なんて、レア中のレア、神様でも驚きです。」

「このことをロゼにでも聞かせればとても喜ぶだろう。だが…うちの子の幸運値知ってるか?」

「いえあんまり。どこか気になるところでも?」

「実は…」 「 え そんなことになっているのですか?」 「あぁ、あんまり、不幸な思いはさせないようにしていたことが、そんなことが起きてしまったのだ。」「それでは…」

「あいつの剣道スキルを大幅に上げたのには俺が理由を作ったということになる。」

今後年が5つ離れている人間とエヴァクが対戦します。どうぞ、よろしく。

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