1・認知行動療法で日記を書いてみた
私はとんでもなくネガティブ思考です。
性格は子どもの頃から変わっていないと思いますが、「ネガティブすぎる」と自覚しだしたのは、大人になってからでしょうか。
「人間誰しも、これくらいネガティブなものだろう」
そう思っていたのですが、どうやらそうではないらしい。私はかなり筋金入りのネガティブだったのです。これはまずい。
ネガティブ思考をまき散らすと、周りの人間が気を遣う羽目になります。
「そんなことないよ」「大丈夫だよ」
どう扱ったらよいか分からず困惑した表情でフォローさせている、と気が付きました。
自分の感情は自分でコントロールしなくてはなりません。今までの人生で人に迷惑をかけてきたのだから、これからの人生はもう少し良い人間になりたいのです。
ネガティブ思考を直す方法は世の中にたくさん溢れています。いくつか実践してきました。
今回は【考え方のクセを直す! 認知行動療法で認知の歪みを正そう!】というテーマでお届けします。
まるでキュレーションサイトのタイトルのようです。私は心理学の素人なので、いろいろ大目に見て下さい。
長く生きていると、「こうなったらこうなるに違いない!」という固定概念が生まれ、深く考える前に自動的に思考が決まってしまいます。それが良いものならばまだしも、不安など悪い考えばかりではよくありません。
いちいちネガティブになってしまうのは、クセがついてしまったから。それを正せば少し生きやすくなるのでは? ということが【認知行動療法】です。(詳しく知りたい方は調べよう!)
ではどのようにすればクセがとれるかというと、手軽なところでは「日記をつけること」です。後で読み返した時に「頻繁に似たような場面でつまずいていたり、悪い方に思考が流れている」と気付けます。
また、私のクセのひとつに「これをして悪いことが起きたらどうしよう」という不安があります。
先の事を不安に思っても、実際そうなる事はほぼありません。ほぼ無い事に頭を悩ませるのはなんとも無駄なのです。
小さい事では「ちょっと遠いお店に行くけれど、道中で自転車がパンクしたらどうしよう」といったレベルです。面倒な人間ですね。
日記を読み返すことで「この日の私はこんなに不安がっていたけれど、でも何もなかったじゃないか」と安心します。
不安が取れないならば、道中にある自転車屋さんを調べておけば良い、といった「いらぬ不安を和らげる方法」も思いつくこともあります。(面倒くさがりなので「いざそうなったら調べよう」という部分もあるのですが。結構適当です)
そんなこんなで、私は高校三年生の頃から日記をつけております。時間をおいて読み返す事で、自分の悪いクセに気付けます。お金のかからない素敵な方法ですね。
しかし、生粋のネガティブはこれでポジティブにはなれません。
日記の中の悪い所を見つけては「私ってヤツは~! あ~!!!」と自己嫌悪に陥ってしまうのです。さらにネガティブに輪をかけるとは、アホですね。
根拠がなくてもいいから、自分の良い所もどんどん書いていった方が良さそうです。また、日記も長く続けていると、歪みが発生します。面倒になって、大したことを書かなくなります。
日記だけじゃない! 心もストレッチをしていく方法はまだある……!
私はまだポジティブになるための道の途中です。次回もまだまだ、ポジティブを探し求めます。