2話 彼は闇の底で何を考える??
皆様こんばんわ!からしニコフです!!
さて最凶の勇者1章第2話です!
前回で影介くんの本来のステータスを御見せしました。
今回は影介くんのステータスが何故あんなことになったのか少し過去に戻ってみましょう♪
そしてその状態でダンジョンの下層に落ちた影介くんは何を思い考えるのでしょうか??
俺は夢を見ていた、神にまだ異世界に転移させられる前、そうガチャを引いている時の事だ。
~公苑高校2年3組教室~
その日は何時もと同じ様に皆野くんと笠井くんと3人で遊んでいた。その時少し頭をぶつけて血が出てきたが瑞原さんがハンカチで血を拭いてくれた、そして御門先生が教室に入ってきて着席を促す。
それが今までの俺の日常だった、しかし、今日そんな日常が終わった。
(神が言うにはこのガチャを引いて異世界に転移させられるんだよな??)
俺は別に何が出ても良かった母さんからの暴力が無くなるなら異世界だろうと行ってやる。
そして俺は神の餞別ガチャ10連を引いた。
虹 称号 【略奪者】
虹 称号 【強欲】
虹 スキル 鑑定眼
虹 スキル 炎魔法
虹 スキル 影魔法
虹 ユニークスキル 神氷魔法
虹 ユニークスキル 神格化
虹 武器 魔法双銃 氷・焔
虹 武器 Jの血濡れのナイフ
虹 防具 闇神霊のローブ
なんだこれ??これが普通なのか??
【略奪者】相手のスキルを奪う
【強欲】倒した相手のステータスを奪う
(相手のスキルを奪えるのか?じゃ~この神の餞別ガチャってのも奪えるのか??)
【神の餞別ガチャを奪いますか??】
(お~奪えるのか!じゃ~YESで)
【神の餞別ガチャの略奪成功神の餞別ガチャの使用回数は1回です】
(奪えるけど1回しか使えないのか??それともやっぱり神のスキルを奪うのはそれなりの制限が掛かるのか??さて後は転移を待つだけだな)
『影野影介くんそれは駄目だよ♪流石に神様のスキルを盗るのは頂けないな~♪悪いけど君のステータスには封印を掛けさせて貰うよ♪』
その言葉を聞いて俺は異世界に転移された
~深淵のダンジョン???階~
「っ!俺は生きてるのか……??それにしてもここは暗いな……」
エルヴィンさんが言うには30階まで攻略してるって言ってたな、つまり30階までは光苔があるんだろうがここはないってことは30階よりも下になるのか……
(あの時神のスキルなんて奪わなければ今頃こんなことにはなってなったんだろうな……)
「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
「っ!デス・キマイラ……!」
ヤバイな彼奴全然弱ってる感じがしない……って羽があるんだから落下ダメージなんて無いかそれに比べて俺は今五体満足で生きてるのが不思議なくらいだぜ……
そう影介の体はあちこち浅くない傷を受けながらなんとか五体満足で居るような状態だ
(取り合えず少しでも傷を直すか……)
「っ!アクアヒール……!」
「GYAAA!!」
「っ!ヤバイ……!」
デス・キマイラは影介に向かって炎魔法フレイムランスを打ってきた
「アクアランスっ!」
しかし、火魔法の上位互換である炎魔法とただの水魔法では同じ攻撃系統の魔法でも威力は段違いだ、結果として。
「っ!シャドウ!」
影介は影魔法シャドウを使ったシャドウとは文字通り自分の影を実体化させる魔法だ、その魔法を楯にフレイムランスを防ぐことになる
「GAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
(っ!次攻撃されたらやられる!!)
「ファイアっ!影縫いっ!!」
影介はデス・キマイラの周りに数十個のファイアを展開し影があるところに片っ端にグレンから発射された弾に影魔法を纏わせた
「っ!逃げるが勝ちだ!」
俺は急いでデス・キマイラの後ろにある人が通れるギリギリの洞窟に逃げ込んだ。
そして俺はそこで魔力を使い果たし倒れた
「俺は寝てたのか…………」
流石にあのままデス・キマイラと戦ってたら俺は5分ともたなかっただろうな……
2日目
俺はこれからどうすれば良いんだ……光もないこんな真っ暗な中で食料も無い……俺は生きて地上に帰れるのか?
3日目
人間って何日水だけで生きれるんだろう……水は水魔法でなんとかなるがそれでもいつまで生きていけるのか…………
4日目
クライ、コワイ、シニタクナイ、イキタイ、ナンデオレダケコンナメニアワナイトイケナインダ…………
5日目
……………………………………………………………………………………………………………………………………シニタイ………………シニタクナイ………………
6日目
ソウダ……オレガイマコンナニナッテルノワアノトキオレトデス・キマイラニマホウヲウッタヤツノセイダ………………コロシテヤル
7日目
コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス
俺は最後の力を振り絞り洞窟の奥に入っていくもしかしたら何か食べれるものがあるかもしれない……そんな淡い期待を抱きながら………………
「っ!水だけかよ!!」
しかし、俺は魔法以外の水に興味を惹かれた魔法の水は無味無臭だ、しかし、この水からは少し甘い匂いがする
「っ!!!」
俺は無我夢中でその水を飲んだ這いつく張りながら舌を伸ばして…………
【状態異常:封印、絶望を解除しますか??】
俺はその言葉を聞いて俺は思った
(あ~この声が聴きたかった俺のステータスを奪った状態異常を解除出来るこの言葉を!!!)
俺は腹の底から声をあげた
「YASだ!!!」
【状態異常の解除完了それによりステータスの変動を行います…………魂にステータスを定着させます………………定着完了】
「ガアァァァァァァァ!!!」
頭が割れる!体が引き裂かれる!!
しかしその痛みとは魂にステータスを定着させた反動で神経に痛みが有るだけで体には別状は無い……しかし、受けてる本人にしてみたらどちらも同じことだった
「ガッッッッ!」
そして俺はまた深い闇の底に意識を奪われた
「痛って~俺何回気絶すれば良いんだよ……ってかこの水結局何だったんだ??」
鑑定結果:神霊水
どんな状態異常も解除する
エリクサーの調合素材でもある
「ふ~ん結構良い水だったんだな、まっそれは置いといて魔物でも狩って食うか」
俺は洞窟から出ることにした
「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
「お前まだ居たのかよ!?」
流石の俺も何日もデス・キマイラが居るとは思ってなかった
「ま~良いや取り合えずの食料で良いか♪」
俺はステータスカードからナイフを取り出した
「さてこの『Jの血濡れのナイフ』ってのを使っうか」
「GYAAAAA!!!」
「そう焦んなって俺も腹減ってんだよ!」
俺はデス・キマイラの鉤爪を避けながら上に跳ぶ
「さてこのナイフの威力はいかほどかな??」
俺はデス・キマイラの首にナイフを降った。
すると
ゴトリッ
デス・キマイラの首は何の抵抗もなく地面に転がった……
「えっ??」
俺は驚いた
「えっ?このナイフこんなに強いの??って強いなんてレベルじゃ無くね??」
俺は考えたが
「ま~どうでも良いか♪取り合えず飯だ飯!」
俺はデス・キマイラの死体を切り刻んで洞窟の奥に向かった、
「流石に飯食ってるときに魔物に襲われたら洒落になんねぇからな」
「取り合えず焼いて食うか、フレイム」
俺はデス・キマイラの肉を焼いてかぶり付いた
「おっ!結構旨いな!ってそういえばここ数日何も食ってないから当たり前か」
【個体名:デス・キマイラのステータスを奪いますか??】
「あ~そういえば強欲で倒した相手のステータス奪えるんだったな……って奪うのって食わないと駄目なのか!?ま~取り合えずYESで良いか」
【デス・キマイラのステータスを加算しました】
「そういえば俺の今のステータスってどうなってんだ??」
影野影介
年齢 17
種族 人 男
称号 【略奪者】 【強欲】
状態異常 無し
レベル 45
HP35万/35万
MP26万/26万
物攻9万8千
物防8万
魔攻9万8千
魔防8万
速 13万
幸運 120
スキル
鑑定眼10 炎魔法10 影魔法10
ユニークスキル
神氷魔法
神格化
神の餞別ガチャ使用回数1
所持品、装備
魔法双銃 氷・焔
Jの血濡れのナイフ
闇神霊のローブ
「ま~こんなもんか取り合えずこのダンジョンを攻略して地上に帰るか」
俺はこのダンジョンを攻略して絶対に地上に帰る!!
作者「やっと第2話投稿出来たよ……」
影介「おう!お疲れ!!」
作者「影介くんちょっと逞しくなった??」
影介「ま~あんな体験したら嫌でも逞しくなるって」
作者「それもそうか今回はちょっと疲れたからもう閉めても良いかな??」
影介「ん?俺は別に構わんぞ??」
作者
「それでは皆様!また次の話でお会いしましょう!!まったね~♪」
影介「次も見てくれよな!!」