表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
裏家業に生きる日々  作者: あやとり
8/11

切られた火蓋

敵地召喚

 アキトが呼び出されてから直ぐに一樹がやって来た。

「智也、調子はどう?」

「絶好調だよ。今すぐにでも実践でこの力を試したい。」

「えー、わざわざ危険なところに行きたいとは思わないよ。」

「大丈夫だって。お前は後衛で俺の援護なんだから。それにお前だって特殊武器あるんだろ?」

「まあ、あるけどさ... 」

「なら俺は敵の殲滅よりも、お前を守ることを念頭に置いて戦うよ。それでいいだろ?」

一樹は少し顔を赤くして、うつむき頷いた。

「智也」

アキトが戻ってきた。

「早速だが実践だ。」

「うおっ、マジで来たぞ。」

「内容はドラギスの王の殺害。反旗を翻したドラギスの側近と手を組むことになった。」

「マジか。ドラギスも荒れてたからな、政治的に。その任務って一樹も行くのか?」

「ああ。というか俺達は王国に入って恐らく他にいる能力者の殲滅。その他の兵はこちらの兵で応戦する。」

「あの... 。ドラギスってけっこう遠くないですか?」

「ああ、それは外にいる空間移動の能力者に任せる。他に質問は?」

俺達は首をふった。そして外に出ると凄い光景が目に入った。他の班の部隊も含め約100人ほど集まっていた。俺達裏家業の活動では多すぎる数だ。

「それでは総員魔方陣に入れ!今からドラギスの門から500メートル地点へ飛ぶ!」

アキトの声に従い、全員が魔方陣に入った。そして目の前が真っ暗になったと思えば、次の瞬間目の前には巨大な門が出現した。

「敵軍出現!全員討ち取れ!!!」

王国内からの声が戦いの火蓋をいきなり切り、大量の兵士が押し寄せる。


次回は城侵入

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ