テスト結果、僕の点数は悪く。。。
第二作品目!
それは、冬の日のこと。外は寒く、雪も降るその日。
絶望的だな。
一枚の紙を見て気を落とした。
「………41点………赤点でないだけマシだけどなぁ、」
溜息混じりに言った。
赤点ではない。だが、赤点でなくとも親は怒るものだ、
あぁ、やばい。50点以上じゃないと殺すまで言われたからな。
テンションが駄々落ちする。
多分テンションメーターがあったら10%がいいとこだろう。
「ゲーム禁止とか言われそうだなぁ、はぁ」
ガクンと肩を落とす。
だが、それを知ってか知らないか、
「おー、お前何点だったー?」
一人の男子生徒がわざわざ席まで来て点数を問う。この手の奴は大体点数がよくて、相手を冷やかしに来るものだ。
「あ、僕?」
咄嗟に手に持つテストを背中に隠す。
「?何してんの?腕なんか隠してさ」
「い、いや、なんでも!」
僕は疑問符を浮かべる彼に強く言った。
「それより、テストの点数、ね!………てかお前は何点だったんだよっ!」
考えると、冷やかされることを脳裏で描いた。そうならない為には、と相手から先に点数を聞く。
「ふっふっふ、」
自信有り気な笑い声をあげる。
まさか、ほんとにこいつ………
お決まりのリアクションをする。
「これだっ!」
バッとテストの解答用紙を出すと、そこには1という文字の後にどう見ても偽造されている0が二つ。
こいつ天才か。小学生でもやらない技を堂々とやりやがった………と言うか×の数で点数わかるんですけどぉぉ!!
思わずツッコミを入れてしまう。
一作品完成していませんけど………
一つの小説に絞れない優柔不断ですみません。