第3章の登場人物まとめ
第3章登場人物まとめ
D世界・R世界共通。
・九重康太郎
言わずと知れた本編主人公。作中では省略しているが、相変わらず一日おきにD世界とR世界を行ったり来たりの毎日。
わが道を突き進むタイプであるはずなのに、結果としては巻き込まれ型になっているという生粋のヘタレ。でも演技派のS。
行動の基本が逃げの一手で、モンスター退治がドラグツリー戦で実質初めてみたいなものとか、この手の物語ではなかなかの消極的行動の主人公である。
武器は篭手、具足+棍で、八極・心意六合をベースとした各種中国拳法+空手+合気道をごちゃまぜにした変則スタイル。ぶっちゃけ格好だけ。
中2病が再発していることを除けば、極普通のメンタルである……かと思えば、どうやらそうでもないらしい。もうなんだこいつ。
どのみちコイツの青春はお先真っ暗である。
ちなみにナインという偽名を名乗っていたのは、自分の本名を欧米風に名乗るのが気恥ずかしいというよくわからない理由である。
・無拍子
九重康太郎の必殺技体系。初登場は第20話。
メインは体術だが、棍でも使用可能。
遅延する時の中を、さらに高速で動き回るというただそれだけのことだが、相手からすれば突然消えるわ、衝撃がいきなり襲ってくるわで脅威なことこの上ない。
これを出すということは康太郎の本気であり、同時に相手の脅威度を測る指標にもなっている。
・・無拍子・八百万
無拍子の派生。現時点での康太郎の最高の業。零時間面制圧打撃術。
D世界
・アルティリア
第3章にてヒロイン(?)に昇格した銀髪エルフ。愛称はアティ
ただし読者からの評価は、昇格した段階ではストップ安。何故だ。
戦闘面ではカーディナリィに一枚落ちる程度で、結構芸達者。
冒険バカ。きっと色んな危機を「ちょっとした冒険だな」とか行ってやり過ごすほどの冒険バカ。
ちなみに第3章では、康太郎の隠れジンクスである<一章につき、一回死ぬ>というのを見事回避させ、大手柄を上げている。
今後の成長に期待。
・ヨシノ=クルス
和名で書くと<来須吉乃>になる。第3章の裏ボス、康太郎の現地妻候補。緑髪の巨乳ポニーテール。
イマイチ登場頻度が少なくて魅力が伝わらなかったであろうことは作者の落ち度。ごめんなさい。
ひねくれものが多い、この作品の女性陣のなかでも随一の素直さと健気さをもっているのに。こんないい女を振る康太郎はどうかしている。
・アリエイル=トナミ=ガードナー
闘技場の序列1位。ショートカット赤髪のお姉さま。
本来はボス格なのに、バカ先祖のせいでかませになるという不幸具合。
当初のプロットでは、刀神に殺されるという最悪のシナリオだった。
それが時間稼ぎという役回りになったのだから、実はアレでも出世したほうである。
・・オズマ=トナミ=ガードナー
大物感を出せていたかどうかはさておき、本来は第2章ボスのカーディナリィクラスの実力者。
なのに実際の役割はかませというなんとも不憫なキャラ。それもこれもバカ先祖が悪い。
やっぱりコイツも当初はその刀神に殺されるというシナリオで、むしろ時間稼ぎして株は上がった。
当初は主人公が下位の頃から親しげに突っかかってくる謎の遊び人みたいな、けっこうあからさまなボスキャラだった。
・十波 五条
――王種・刀神。
思いっきり和名じゃねえかと、読者から総突っ込みを受けそうな第3章のボス。こいつのせいでいろんな予定が狂った。
本来は無拍子の一撃でやられる程度のはずなのに、魔力ドーピングにリミッター解除、さらには一撃死ほぼ確定の反則武器等の諸々の要素で、後一歩のところで康太郎を殺す寸前まで行ったという凄まじい強キャラ。
そして現時点でもっとも幸せなキャラ。
好き放題やらかした挙句、満足して果てたのだから文句があるほうがおかしい。
・クルス夫妻。
ハルノさんとウォーケンさん。ウォーケンさんは婿入り。かつてはファイターとしてブイブイ言わせてたが、若かりし頃にハルノさんい出会いって足を洗ったとか何とか。
ハルノさんはいわゆる最強のお母さん像。何でもお見通しで糸目って感じ。
・ドニー夫妻。
調度品の作成を依頼したクォーターエルフとドワーフの夫婦。特にドワーフの婦人は康太郎に通算2度目の敗北を味あわせている。ちなみに一度目はアンジェル(少女Ver)
ここの旦那さんがアルティリアの弓の作成を提案していなければ、康太郎の救出はなかったかもしれなかった。
・ファーテール
大層な二つ名の割りに最終決戦にも顔を出さなかった人。
正確には空気を読んだだけなのだが。
・受付嬢
康太郎のファンであったギルドの女の子。ナイスアシスト。
他の物語ではサブレギュラーにもなりかねないポテンシャルがあったはず。
ちなみに99%嘘ですが、コイツ実は、帝国のスパイです。
R世界
・穂波 紫織子
第3章にてヒロインに昇格した謎の美人。ほなみん。
遂に饒舌に話したりして、康太郎とのフラグはびんびんに立っているはずなのだが、実際はいかに。
今後もヒロイン力を爆発させる予定である。康太郎爆発しろ。
ちなみにこの物語では本名公開=物語に本格参戦のフラグだったりする。
・佐伯水鳥
R世界に現れた核弾頭。ヒロイン……なのか?
俺の知り合いが修羅場過ぎる。
いろんな意味で極端だが、今後飛躍する可能性を秘めた人。
康太郎が関わらない限りはまともな感性の持ち主。のはず。
・神木征士郎
優男風の完璧超人かと思いきや……上記核弾頭の幼馴染とかいうとんでもない爆弾持ち。
しかも普段の万人に接する態度が、どうもポーズっぽいというなんとも胡散臭いキャラである可能性が浮上してしまった。
しかし、あえて明言しておきますが、彼と康太郎の友情は本物です。
次回からは4章に入ります。