表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まどろむ愚者のD世界  作者: ぱらっぱらっぱ
第1章 まどろむ愚者・誕生編
3/113

第2話 陰と陽のハイスペック達

~~♪  ~~♪  ~~♪


……アラーム音?


「……あれ、本当にただの夢だったのな」


 携帯電話にセットしたアラーム音に俺は目を覚ました。

 やはりさっきまでの蛇にくれて全裸なアレは夢だったらしい。

 

(本当に夢オチかよちくしょう……うん、パジャマ着てる、全裸じゃない)


 大事なことなのでちゃんと確認した。

 変な悪夢を見たせいか、あまり眠れたという実感はない。

 

「……録画してた深夜アニメ、チェックしなきゃ」

 

 時間は朝の5時。俺はいつも早起きなのだ。2次元のためにな。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




「ふわあ~あああぁぁ……」

 学校までの通学路。俺は盛大に欠伸をしていた。 


「おはよう、コウ。今日はやけに眠そうじゃないか。珍しいじゃない」

「ああ、おはよう神木君。いやあ、睡眠時間だけでいえば眠ったつもりなんだけど……」


 俺に声をかけてきたのはクラスメイトにして高校入学以来の友人、神木君だ。

 高身長、頭脳明晰、スポーツ万能のイケメン。女の子からもモテるリア充野郎。バドミントン部所属し1年の時に個人で全国大会まで勝ちあがり、3位となった実力者だ。

 そんなハイスペック野郎な上に性格に歪みがない超が付くほどいい奴。こいつがやることには嫌味がない。だから悔しいことに神木君に対して、俺は<リア充爆発しろ>なんて微塵も思ったことがない。本当だ。

 彼との出会いは1年生のとき。俺の入学当初の席がたまたま神木君の隣で彼から話しかけられたのが切っ掛けだ。きっと当時ぼっちで寂しそうにしていた俺を不憫に思ってのことだろう。

 入学当初なんて大なり小なり多少のぼっち感があろうもの。だが特に俺の場合は俺の出身中学からは、俺しか来ていなかったのだ。進学校であるうちの高校には、俺以外にも受験した奴が何人かいたのだが、たまたまその年の合格者は俺だけだったのだ。時の運ってやつだろうな。怖いよなあ。

 同じ成績帯の奴らでは俺は下のほうだったのに、合格発表のときには受験番号が俺のものしかなくて、なんともいたたまれない気分だった。

 おっと、話が横道に逸れたな。

 

「昨晩は変な夢見てさ。それでなんか寝た気がしないんだよ」

「変な夢?」

「全裸で山の中を全裸で巨大な蛇に追いかけられる夢。よりにもよって全裸なんだぜ?」

「うわあ、それはひどいね。それになぜ2回も言った」

「大事なことなので」

「コウが2次元に対してよからぬ妄想を抱きすぎたからそのせいで変な夢を見たんじゃない?」

「何を言う! 俺の2次元愛は極めて健全だぞ? 何せ文字通り次元が違う相手だからな。手の出しようもない」


 俺はオタクであることは他の人には隠しているが、彼は知っていたりする。なぜならば……


「ところで、コウ」

 

 彼はふと俺との距離を詰めると、耳元で囁いてきた。おい、やめろよそこの女子たち、変な目で見るな。そんなんじゃない。


「<魔王少女ラディカルこのは>の第2期のDVDなんだけど……」


 彼の囁きに、俺はほの暗い笑みを浮かべると、無印のDVDケースを鞄の中から出した。


「ふっふっふ、バッチリこちらに用意してありますぜ、旦那」


 何を隠そう、彼もまた隠れオタクなのだ。っていうか、そのケがあったのを見抜いて俺がその道に引きずり込みました。いや、こればっかりは反省も後悔もしていない。イケメンのオタクは貴重なんだよ。語り合える仲間がいるって大事なんだよ。

 まあ、そういうほの暗い繋がりが出来たからこそ、彼と親友と言っても差し支えないレベルで仲良くなったかもしれない。

 勿論、なかったとしてらそれなりには仲良くなっていただろうけど、それじゃあその他大勢と大して変わらないレベルだったろう。彼は誰とでも打ち解けることができるから。

 ちなみに<魔王少女ラディカルこのは>とは、U局系のテレビアニメで、普通の女子中学生このはちゃんが異世界の小動物からもらったチェーンソーや迫撃砲に変形する杖「ケイオススタッフ」で魔王に変身し、暴走する勇者の遺産「デュエルシード」を回収していくというストーリーだ。

 その綿密に組まれた設定もさることながら、敵方のライバルとなる少女「エターニア」との友情物語としても評価が高い。


「ふふふ、流石だな。ほめて遣わすぞ?」


「ハハーー、ありがたき幸せー!!」


 神木君もノリノリだな。こんな神木君は恐らく俺の前だけではなかろうか。

 神木君信者の皆様は悪いね。残念ながら彼は俺の親友なのだ。





 いや、だからそんな目で見るなよ、そこの女子。俺達は健全だ。






~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





「今日はここまで。特にここの単元はしっかり復習しておくように。テストにも出すからな」


 本日最後の授業の終了を告げるチャイムが鳴り、担当教諭が授業を締めた。


「ん~~今日もお勤めご苦労さんってね~」


 俺は両手を組んで前に突き出して伸びをした。


「じゃあね、コウ」

「神木君、早速部活かい?」

「ああ、夏の選抜に向けて精進の日々さ」

「ま、ほどほどにね」


 タタタっと爽やかに走り去る神木君。やる気になっちゃってまあ。

 さてと、俺は俺で暇ではない。早速図書室に行かねば。

 俺は放送部員兼図書委員だ。放送部は校内放送の運営が主な活動で、お昼のラジオDJなんかもやったりする。ほかにも朗読やアナウンスの大会があったり、CMやプロモーションビデオの大会なんかもあって、意外と活動内容は多岐に渡る。

 といっても俺自身は裏方がメインの半ば幽霊部員みたいなものだ。それに今のシーズンは大会の準備期間からも外れていて、どちらにせよやれることは少ない。

 一方の図書委員は持ち回りの図書室司書係と図書新聞の発行の二つでメインは前者だ。今日は司書係の持ち回りの当番の日。そんなに回ってこないんだけどね。

 司書係の仕事は図書の貸し出しの受付や入荷した書籍の保護シートなどの雑務がメインだ。なので、常時忙しいわけではなく、ほとんどの時間は暇である。

 図書室は進学校だけあって蔵書が豊富な方だと思うが、ここはライトノベルと文庫漫画の揃いもいいのだ。なぜそんなことになっているかというと、どうも俺とは入れ替わりで卒業していった先輩が力を入れたのが原因らしい。

 先輩、グッジョブ。



 図書室に入室した俺は、既に受付のカウンターに座って本を読んでいる女の子に声をかけた。

 彼女は俺と一緒の担当で、いつも真っすぐ図書室に来ている俺より先にカウンターについている。不思議だ。

「こんちは、穂波さん」

「……うん」

 艶やかな長い黒髪に切れ長の瞳、背筋を伸ばして本を読む姿が様になる綺麗系の女の子は、穂波さんである。

 去年は同じクラスで司書係でも同じだった。

 俺は彼女のことを<遅れてきた高校デビューの人、ほなみん>と心の内で呼んでいる。

 今でこそ綺麗系の彼女は、実は去年の秋ごろまでは野暮ったくて近寄りがたい印象の女の子だったのだ。

 入学当初の彼女と言えば、三つ編みを二つ結っているメガネっ子でスカートも長くて化粧っ気もゼロと、とにかく受ける印象が野暮ったかった。

 一方で彼女は、そのスペックは凄まじく高く入学以来、テストで学年一位を堅持し続けている。

 運動能力も低くなく、去年の体育祭や球技大会では出る競技のすべてで大活躍をしていた。

 口数が少ないうえに纏う雰囲気も独特で孤高の人という感じの彼女にとっつきにくさを感じてか、クラスでも微妙に浮いていた。

 決して嫌われているわけではないのだろうが。神木君を陽のハイスペックとするなら、彼女は陰のハイスペックだ。

 そんな彼女だが、去年の10月、文化祭が終わったころに急に髪型を変え、メガネを外してコンタクトにと、劇的に姿を変えたのだ。

 一体何が彼女をそうさせたのか、孤高の人なのでやはり誰もわからない。

 私見だが、彼女が学校で話す人物と言えば教諭を除けば、学校関係の仕事で一緒に関わる人物……つまり俺なんかが該当する。

 その俺も彼女とそんな親しくはないわけで。そりゃ誰もわからないよな。


 俺はカウンターに荷物を置き、担当教諭に今日の雑務の内容を聞く。特に今日は何もないそうで溜まっている返却済みになった本たちを持って書棚へと戻しに行く。

 それが終わると、俺はお楽しみの先輩が集めたライトノベルコレクションを読みふけることにした。

 受付の外からじゃ、俺が何読んでるかわからないしね。


(ふむ、やはり山下捻(やました ひねる)先生の<村>シリーズは面白いなあ……ん?)


 ふと目線を上げると、穂波さんと目が合った。ということは、彼女は俺の方を見ていたのだろうか……?

 

「えっと、何かな?」

「……別になんでもない」


 穂波さんはそっけなく俺の問いに答えると、読んでいた本へと視線を戻した。ちなみに彼女が読んでいるのは洋書である。なにその教養レベル。

 一応進学校であるとはいえ、彼女はどうしてこんな場所にいるのだろう。 それこそ飛び級でもできそうなものだが……。

 俺も本に視線を戻して読書を再開させる。

 そうしてしばらく会話もない静かな時間が続き、やがて閉館時間が近づいてきた。

 その時である。


「……ねえ、それ、面白い?」


 これは珍しい、彼女の方から声がかかってきた。

 一体どういう風の吹き回しだろうか。俺が訝しく思って沈黙していると、彼女は念押しでもう一度同じ質問をしてきた。


「……ねえ、それ、面白いの? 九重(ここのえ)


 おう、美人に冷たい声で名字呼ばれたよ。ゾクゾクしちゃう。

 才女が俺に問いかけてきている。それもライトノベルの質問だ。ここはオタクとして堂々と答えねばなるまいっ。


「う、うん。お、面白いひょ?」


 か、噛んだーー! しかも声が上ずってるぅーー!? のどの調子が整う前に喋ったせいである。

 だが、彼女はテンパる俺を気にする様子でもなく。


「……ふうん、そうなんだ」


 それだけ言うと彼女はまた自分の本へと視線を戻した。

 なんだろう。彼女は何を言いたかったのか。

 ……いや、ちょい待て。これはもしかするとチャンスじゃにゃいか?  

 彼女は少なからず興味を持っているのは明らかだ。

 ならば、ここは仕掛けてみるのもまた一興。

 それにこの感じ、前にも、そう神木君の時にも体感したことがある。これは……仲間フラグだ!!

 

 俺は急ぎ席を立つと、ライトノベルコーナーから<村シリーズ>を三冊取り出し、彼女の前にあえて音を立てて置いた。


「……九重、何?」

「これ、今俺が読んでる山下捻先生の<村>シリーズ。一冊ごとにストーリーは独立してるからどこからでも楽しめるよ。よかったら借りて読んでみてよ。暇なときにでもいいから」


 きょとんとした表情で、俺と<村>シリーズを見比べる穂波さん。こういうとき、俺はちょっと強引になる。

 さあ、どうする、どうする、遅れてきた高校デビューの人、ほなみん……!


「……うん、わかった。そうする」

 

 よし、よし! 


 承諾の意思を確認した俺は、善は急げと言わんばかりに彼女の<村>シリーズの貸し出し手続きを済ませ、彼女に<村>シリーズを差し出した。


「はい、ほなみん!」

  

 興奮していた俺は思わず、心の内で呼んでいた<ほなみん>という呼び方で彼女を呼んでしまった。

 やっべえ、やっちまったと冷や汗をかく俺だったが。


「……うん、ありがとう、九重」


 ほんの少しだけ口角を上げて微笑んだ穂波さんが、お礼を言いつつ<村>シリーズを受け取った。





 あ・り・が・と・う……だと? 


 ほなみんをスルーしたうえに、お礼だと?


 ははっ、参ったぜ。こんな150km/hのド直球のジャイロボール、(笑顔)が投げられるなんて、思いもしなかったぜ。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 その日の夜。就寝前。

 俺は今日の図書室のやり取りを思い出していた。

(やばい……なんか頬が熱くなるな)

 しかし、もしこれで、彼女が<村>シリーズの面白さに嵌まってくれたら、凄いことになるのは間違いない。



 そういえば昨日の悪夢。俺が今まで見ていた夢とは違い、1日経った今でもはっきり記憶がある。

 やはりあれは明晰夢かもしれない。

 でも今日はあんなイベントがあったんだ。もしまた明晰夢を見たとしても、今度は――

「……今日は、いい夢が見れそうだ」

 そうして俺の意識は、闇の中へと落ちて行った。







~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~








 何だ? 何が起こっている? 我、世界蛇「アンジェル」は混乱の只中にいた。 

 昨日喰らった、あの人間の魂――それが、我の中で再生を始めていた。

 馬鹿な。こんなことあり得ない。一度欠損した魂が、その形を取り戻そうとしているなどと。

 しかもこの魂は、再生と同時に我自身をも取り込もうと動きを見せていた。

 まるで我に食われた分まで取り戻す気があるという具合に。


(い、いかん、駄目だ。このままこの魂を我の中に置くことはできん!!)


 我はこの魂を自身の体外へと吐き出す。

 魂は特殊な例を除き、肉の器がなければ形を保てず、世界へと回帰し霧散してしまう。

 多少勿体ないと思う気持ちもあるが、あのままでは我はどうなっていたかわからん。

 吐き出された魂は、青い光を放つ欠けた球状になっている。今なお、その再生は止まらなかった。


 そして再生を終え、完全な球体となった魂は、さらに変形を始めて、おぼろげな人の形を取り始めていた。

 

「魂の物質化か、これは……!!」





  

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~






――最初に感じたのは不快、次いで違和感。空調の効いた自分の部屋とは違う、やけに湿っぽくて鼻につく青臭さ。自分が寝ていたベッドとは違う、硬くて凹凸のある地面。

――いよいよ以って覚醒し上半身を起こした俺は、そこが今まで自分が寝ていた自室ではなく、生い茂る木々に囲まれた場所であることに気がついた。

――しかも全裸で。よりにもよって全裸で。 



 


 「………………おい、チョイ待て」 


 おかしい、なにこの既知感のある展開は。

 

 俺は、再びあの明晰夢を見ているらしかった。



(お主……いったい何者なのだ?)


 頭の中に声が響く。あのやたらダンディないい声だ。

 俺の頭上に影ができたので、振り返ってみて見てみれば、またしても巨大な蛇。

 おそらく、この声の感じからして同一個体。


「世界蛇……アンジェルか……?」


(……記憶もあるのか。お主は、我が喰らった。そのはずだった。だが、一日が経過した今、お主の魂は再生し、しかも物質化させて肉の器まで形成してのけた。こんなことは本来ならあり得ないことだ)


 どうやら、アンジェルで間違いないらしい。

 そしてやはり俺はこの蛇に食べられたようだ。

 あのとき感じた黒い怒りが、俺の中でくすぶり始める。


(どうやらお主は、人間の変わり種などという矮小な存在ではないらしい)


 ほう、そうなのかい。でもほめられている感じはしないな。


(お主は、人の形をしたもっと別のおぞましい何かだ。この世の(ことわり)から外れた異物……)


 わけのわからないことをほざく。好き勝手言うじゃないか、蛇野郎。人を食っておいて劇物だとわかったからその態度かよ?


(故に貴様は世界の均衡を崩しかねん存在だ。生かしておくわけにはいかんな)


 生かしておくわけにはいかない、ねえ? それじゃあどうしてくれるっていうんですか?

 

(滅するがいい、異物よ!!)


 昨日までの愉悦に浸った余裕を感じさせず、アンジェルが咆哮する。

 空気が揺れ、周囲気温が一気に下がった。

 アンジェラは一度息を大きく息を吸い込むとと思うと、口から冷気を発するブレスを俺めがけて発射した。

 俺の体は、俺がびっくりするほどの速さで反応し、横に飛ぶことでブレスを回避してのけた。

転がってダメージを逃がした俺は、自分の座る大地からの違和感に気付いた。

 体制を立て直して、後ろに飛び退くと、地面から隆起した固い土の尖角が俺の居た場所に鋭く生えたのだ。あのまま俺がその場所にとどまっていれば、串刺しされていた。


(こやつ……よく避ける……それにこの理力(りりょく)の力強さは……)


 妙に体が軽かった。心は怒りに震えていた。頭の中は、この蛇をどうするかということについて、今までにない切れ味で鋭く思考していた。

 昨日の夢でアンジェルを見たときに芽生えた恐怖はまるでない。

 俺にとって、これは夢の続きだ。続きであるということは、これは現実ではないということの何よりの証明だ。

 夢であるとわかったからには……口から冷気を吐き出し大地を操るような化け物が相手だとしても恐るるに足りない。

 だってこれは、俺の脳内の産物でしかないからだ。

 俺は息を吸い、怒りのままに叫ぶ。




「俺の妄想の分際で、好き勝手やってんじゃねえぞ! 容赦も手抜きも無しだ。お前はぶっ潰してやるぞ、駄蛇が!!」




 裸一貫の高校生と、巨大な怪物蛇。 



 馬鹿げた生存競争が今、夢の中で幕を開けた。 

 

  


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 第3話に続く。

 

次回、初バトルになります。

感想、お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 村シリーズかよ、格が下がってる。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ