表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
約束の指きり  作者: りょう
番外編1 夏休み~喫茶店一日アルバイト~
PR
37/62

第3話

第3話 一日喫茶店アルバイト(3)


無駄な労力を着替えで使ってしまった僕と健は、ヘトヘトになりながら初めてのアルバイトに突入した。

「ちょっと二人とも、どうしてそんなに疲れきった顔しているのよ。着替えで何かあったの?」

『別に・・。』

「そこでハモる理由がイマイチ分からないけど、とにかく今日は頑張ろう!」

『へーい。』

「やる気なさすぎでしょ!」

由紀とそんなやり取りをしたおかげ(?)で、少しはやる気が出た僕達は、早速ウェイターとしての仕事を開始した。よし、客が来た。挨拶をして案内しなきゃ。

「いらっちゃいま・・。」

噛んだ(泣)

僕は今さらながら、こういう仕事向いていないような気がした。まさかいきなり噛むなんて・・。それでも何とか立て直し、客を席へと案内する。さあ、今度は噛まずに・・。

「ごゆっくりとおしゅごし(お過ごし)ください。」

そういえば今日、見たい番組があったな・・。

「拓、どこに行くの?」

「ごめん春香、僕帰るね。」

「え、ちょっといきなり何を言い出すの?」

「それじゃあ。」

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

春香に無理矢理引きとめられたので、仕方なく仕事を再開する。まあ、着替えてなったから帰るつもりは無かったけど。

・・・・・

それから閉店時間まで働き、何も事故が起きることなく、無事初めてのアルバイトは終了した。

「みんな今日はお疲れ様。また良かったらアルバイトしに来てね。」

『はーい。』

ポチを出た時には既に時間は九時をすぎていて、みんなへとへとの状態で、帰路についた。

「みんな、今日はありがとうな。旅行前に準備とかあったのに。」

「準備があっても勝手に申し込んじゃったから、断れなかったでしょ?」

「あ、ああ。」

「本当健は勝手だよね。」

「うっ・・。」

「健君最低!」

「わ、悪かったから。それ以上言わないでくれ。心が折れるだろうが。」

「別にそんなの気にしないよね。」

『ねー。』

「ハモって言うなー。てか、少しは気にしてくれー。」

『えー。やだー。』

「何でだよ!」

そんなくだらないやり取りを少しした後、僕達は別れ、僕は一人で暗い夜道を歩いた。

「喫茶店ポチか・・。」

今まであんなに綺麗な店を見た事があるのかってぐらい、隅々まで掃除されていた。毎日掃除するだけであんなにイメージが変わるものなのかな・・。

「そういえば最近、部屋掃除していなかったっけ・・。」

自分の部屋を最近掃除していなかったから、大惨事になっている。そろそろ掃除時かな・・。

「よし、やるか!」

僕はこの日をきっかけに、毎日掃除する習慣がつくようになったのだった。

何かアルバイトで得た物にしては少し違うような・・。

番外編1 完



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ