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明日に備えて



誤字報告ありがとうございますm(_ _)m

スカッシュ伯爵邸に行く前日‥‥




「なぁ、明日この服でいいと思う?若く見えるかな?」


アルベルトほ姿見鏡で全身くまなくチェックしながジークに質問した。アルベルトの周りには沢山脱ぎ捨てられた服で散乱していた。


「どんだけ乙女なんだよ!‥‥し、失礼致しました」


やばぁ!ついうっかり本音が出てしまった!


「ハッハッハッ!久しぶりだかジークのツッコミ!」


ふぅ、気を悪くしていなさそうでよかった。


「どれもお似合いだと思います。もちろん若く見えますよ!」


正直な気持ちをアルベルトに伝えた。


「本当か?絵梨花とは10も離れてるからな‥‥もし、絵梨花に『おじさんはお断りよ』って言われたら‥‥あぁぁぁああっ!」


アルベルトは最悪な想像をし壊れてしまった!


またエリカ様に断られる妄想しているんだな。やれやれ‥‥しょうがない、いつまのアレ(・・)をやるか!


「アルベルト様は若々しくいるために毎日鍛えていたはずです!いつも言っていたではありませんか!!筋肉は裏切らない(・・・・・)と!」


うずくまっているアルベルトの耳がピクピク動いた。


もう少しで立ち直れそうだな!

「キレてるよ!」ピク


「筋肉張ってるね!」ピクピク!


あともう一息だ!


「もう仕上がってるよ〜っ!」ピクピクピ!!


バリバリ!アルベルトは着ていた服を破り捨て姿見鏡に向かってマッスルポーズを決めた!


「ハッハッハッ!どうだジーク!俺の筋肉は!」


最後はアルベルト様が影の中で普及させているあの言葉で締めだな!

「よっ!こんごうりきしぞう!」



「ふぅ、ありがとうジーク!自信が出たよ!もう服なんか着ないで行くか!」


アルベルト様は満足したようでよかった!明日エリカ様に会えるのが楽しみでしょうがないんだな!きっと今のアルベルト様でもエリカ様は受け入れてくれるだろう。20年以上一途でずっと待っていたんだから。

でも‥‥


「服はちゃんと着用して下さい。変人扱いされますよ」








◆◆◆

追加情報!

アルベルトが屈強な身体だったのはいつか現れる年下の元妻のために鍛えていた。若々しくして自分を選んでもらうように。


[短編]婚約破棄!真実の愛に目覚めた王子の末路

を新たに投稿しました。








読んで下さりありがとうございます。

【☆☆☆☆☆】を押して応援して頂けると嬉しいです( ◠‿◠ )執筆の励みになりますのでよろしくお願い致します。




 更新できなく申し訳ありません。モチベーションがエンプティになってしまいました。貯まるまでお待ちくださいませm(_ _)m




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