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なぜ私は生きているのだろう。私の生きる意味は本当にあるのだろうか。
誰かのために、大切な人のために、私は、この世から消えた方が良いのではないか。
いつからこのようなことを考えるようになったのか。
考えれば考えるほど、過去の失敗が浮かび上がってきて苦しい。
誰か助けて、誰かわかって。
けれど、”元気で明るくてムードメーカー”な私だから、性根を曝け出すと、きっと誰もいなくなる。
人は誰もが孤独を抱え、戦っていると聞いた。
絶対に私の気持ちなど誰にもわからない、わかってたまるものか。
その反骨心がますます私を奈落の底へと突き落としていく。
気付けば時は経ち、分厚い瞼が視界を遮るほどになっていた。




