【第3話】「後悔」
【注意】
・これは東方Projectの二次創作小説です
・原作にない設定、キャライメージの独自解釈等を含みます
・この作品の特性上、ネガティヴになりやすい方は閲覧注意、自己責任の元でお読みいただくようお願い致します
魔法の森に佇む一軒家、人呼んで霧雨魔法店。そこが魔理沙の住む家である。
扉を開け中に入るなり、魔理沙は椅子に腰掛けため息をつく。
魔理沙「はぁ…突然の事でびっくりして、それから直ぐにそれを伝えなかったことに怒って勢いで帰って来ちまったな…」
霊夢に対してとった行動を魔理沙は後悔しているようだ。
そして少し気持ちが落ち着いてくるとこう呟く。
魔理沙「寿命…か。」
確かにもう長い時を生きてきたのだが、見た目が一切変わらないこと、そして自分自身が種族としての魔法使いになったことからすっかりその概念を忘れていた。
それだけに今回の霊夢の告白は、魔理沙には突然の事で、とても一朝一夕には受け入れ難いものであった。
一方こちらは博麗神社。
魔理沙が飛んで行った方向をしばらく呆然と見ていた霊夢であるが、我に返り物想いにふける。
霊夢「突然の事だし、それに会って直ぐに言わなかった。魔理沙が怒るのも当然よね…」
こちらもこちらで自分の行動を責めている。しかし霊夢のこの行動はある考えによるものであった。
霊夢「でも魔理沙…信用しているからこそ、直ぐに言えないこともあるのよ。このことを言う前から、これを伝えたらあんたがどういう気持ちになるか分かっていた。けど悲しむ姿を見たくなかった。だから直ぐに言えなかったのよ…」
2人の付き合いはとても密接で長いものであった。それだけに命が残り短いことを伝えれば、魔理沙が落胆の色を隠せなくなることくらい簡単に想像出来た。
2人の想いが交錯する。そんなとある冬の日の昼下がり。
【作者の一言】
ということで第3話でした。短くなってしまいましたが如何でしたか?
お互いが自分自身の行動を責める。長い付き合いだからこそ分かる相手の心情。交錯するその想い。
果たして第4話ではどのような物語が生まれるのか、ご期待下さい。




