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国祭展も魔法と創造で(旅のお供に小話を)



さてと花火のお供といったら屋台飯

「なんか手頃なのあるかな」

「40番エリアのあたりに砕氷蜜という食べ物があってとても美味しかったですよ」

かき氷的なアレかな

「それじゃとりあえず確保って事で」


「あーそういうやつね」

「おっお客さんおかわりですかい。」

フィルさんもう食ってたのね

「そうですね。とっても冷たくて美味しかったですよ」

これかき氷っていうより某カップ氷菓だよな

「アイスボックスってやつだっけ」

それだ

「あれは確かに美味いわ」


あとは焼きそばとかたこ焼きか

「そう都合よくあるかな」

「クラークの挟み焼きだったらあったよ」

ティアさんナイス

「あっちの屋台だったかな」


「さあさあみなさん見てってねーまずは鉄板を温めましょー《ファイヤーボール》そしたら行きますよー《グラビティア》はいできたーさあ買った買った。温かいうちが食べごろだよー」


すっげー

「潰れて平らになるところ見えるっておもろいなちょっと本気でやってみるか」

「おまえさんが本気出したら鉄板の台どころか地面まで超圧縮されるだろ」

「バンさんから化け物を見る目を感じるんだけど」

残当


「あっこれちゃんと美味い」

パフォーマンスだけじゃないのね

「この甘くて塩っぱくてカリカリしたところが美味しいですね」

後はやっぱり粉物欲しいよな

「パンのような物ですか?」

ちょっと違うんだよなー

「小麦を水で解いて色々材料を混ぜ込んで焼くような感じのないかな」

「それでしたらオクトースの包み焼きなんていかがでしょう。」

タコ系かな?

「またクソでかいんだろうな」

「いや割と小さい種類のものですよ?足が8本から15本ほどあり吸盤を持っている海に棲む魔物ですね。大きさは大体3メートルほどですかね」

うんでかい

「タコが3メートルはなくはないだろうけど十分でかい」

「そうですかね?」


たこ焼き?

「調理してもでかいんかーい」

ソフトボールくらいあるよね

「タレはどんななんだろ」

タマネギモドキのポン酢ソースみたいな感じだね

「これはこれでうまそう」


そろそろ向かいますかね

「いい場所あるかな」

「花火演舞会ですよね。実はギルドの3階テラスから少し遠いですがよく見えるんですよ」

なるほどそういうのもありか

「ただちょっと運に左右されますけどね」

「メールにあったんだけど貴族席あるってよ」

なんでまた

「いやあなた方上級騎爵っていう立派なお貴族様ですよ?」

せや

「どーする?」

気まずいしギルドいこーぜ

「そうしよう」


それで運に左右されるっていうのは?

「冒険者稼業の輩が集まるギルドですから平和に観られるか怪しいというのが...」

「なるほど納得」

「そこは俺に任しとけって。先輩らしく上手いこと丸め込んでやるぜ」

バンさんに秘策あり

「それじゃいい場所取りにサクッと行きますか《隠形・散》、《転移》」


「じわーっと隠形の魔法解くからあんまり派手な動きしないでね」

なるほどね

「混んでるところにしれっと紛れ込む感じでよろしく」

「こんな転移方法もあるんですね」

「今は物理的に見えないわけじゃなくて意識を逸らして人の視界に入らないようにする認識阻害系の魔法を使ってて、10分ぐらいかけて完全に魔法解くようにするよ」

「全くどんな精密な魔力操作だよ」

「それとバンさんとフィルとヴェルは魔法抵抗高いみたいだから他より先に解け始めるからよろしく」

「具体的にどうすればいいんだ?」

「初めからその3人でつるんでたみたいにしてくれる?魔法抵抗弱い組に話しかけてると不自然になっちゃうからね」

「わかった」



全員隠形解けたかな?

「そんじゃまだ割と空いてるうちにいいとこのテーブルに座ろうよ」

「開演まであと20分ほどですね。演目表配られていたのでみておきますか?」

フィルさんナイス

「あっ、第七騎士団最後なのね」

「そこは毎回恒例の締めですね」

えっと1番最初は、翠緑の都ってなんぞや

「おっ今年は先陣か、王都周辺に活動してる旅座の一段だな。護衛についたこともあるぜ」

「どんなことしてる人たちなの?」

「そこはもう私にお任せください」

えっ?ヴェル?

「趣味でよく観察したりしてたんだよねー」

なるほどね

「確かに好きそう」

「なあもしかしてなんだがヴェル嬢って[沈黙の暴虐]とか言われてたりしないか?」

「あっ聞いたことあるかも」

「旅座の界隈から畏敬の念を受けるっていうそれだよな」

ガン見してたらめっちゃ恐れられてた的なやつだ

「そりゃビビるよな。キレたら天災だもん」




「皆さーんこんにちはー翠緑の都リーダーのアルシュリーでーす。今日は国祭展と演目トップをいただきありがとうございまーす」


始まったな

「いいなーこの雰囲気」

「今度、護衛依頼頼んでみるか?」

ちょっとありかも

「これならまったり旅でもいいね」


「それではー今日の演目はこの日の為に用意した国祭展・煌です」


ドカーン    シュゴォーーー


どーゆーことだってばよ

「ファイヤーボールの魔法に各種魔力光を乗せてるみたい」

魔法100%花火ってこと?

「そんな感じ」

意外とやりおる

「僕らの花火はもっと度肝を抜いてくれるかと思ったけどしっかりやらないとちゃんとした華になれないかもね」

やったるで



「お次はーエステア演舞保存会の皆様でーす」

そういうのもあるのね

「おおマジもんの剣技じゃん」

こればっかりは手持ちのチートじゃどうもうまく行かないんだよね

「各種バフ系のおかげでどうにか戦闘に使えるって感じだもんね」

純粋な剣だけの戦いだったらFラン冒険者にも負ける自信がある

「わかる」

「大剣でよけりゃ教えられるぞ?」

遠慮しときます

「ダガーか片手直剣くらいでいいかな」


そういや第七騎士団って最後の締めなんだね

「そこはだいたい毎年固定ですね。」

「なんやかんやいい時間になりそうだね」

「何か用事ありましたっけ」

フィル達もみたことあったよね飛行船から打ち上げた花火

「アレを第七騎士団の時に打ち上げるんですか?」

「そいこと」

「最高にいい舞台になりそうだね」


次は...

「お次は泉の集いの皆様です。優雅なエルフの皆様の舞をお楽しみくださーーーい!」

なんとなく司会のテンションが高い気がする。

「わかる」

「また珍しいところが来たなぁ」

バンさんご存知?

「なかなか珍しいが人気な団体だぞ?」


おお綺麗

「ケルト音楽的なやつ?」

虫の音色みたいなのだしてる楽器ってなんだろ

「あれは本物の虫ですよ?」

「ああ、エルフ族の御家芸みたいなやつだな」

へぇ

「《共鳴》と《投影》あと《ソリッドバリア》のこの部分?」

何してんの?そんな手遊びの如くちっちゃい魔法陣散らかしてー

「いやだいたいこんな感じで《スクリーン》!」

おお空中に大画面

「もしかして今魔法作ったんか?」

正解バンさん

「これ使い方によっちゃゲームのステータスウインドウにできるな」

「おい!にいちゃん良い腕してんなぁ」

げっ!

「こっちにも出してくれよ」

「こっちも頼むぜ」

「うちにも欲しいよ」


「まじかえ。ふぅ でっかい《スクリーン》」

「「「「おおおぉ」」」」

突如映画館になっちまったぜ

「サンキューにいちゃん。おーい店員この机にキンキンに冷えたやつ出してやってー」

「かしこまりー」

「あっゴチです」

「良いの良いのいっちょ飲もうぜ」


なんか良い人だな

「ちょっと焦ったけどね」

わかる


「おっキール気前いいじゃん。そんじゃ俺からはつまみでも喰らわしてやっか。うちのツケでジャーキーでも出してくれよ」

「はいよー」

「任しとけってお前ら訳アリなんだろ?たまには先輩冒険者頼ってくれても良いんだぜ。ここにそう悪い奴はいな...くもないが、そう簡単に見捨てるような寂しいやつなんかいねぇからよ」

「おいトームなんで悪い奴がどーのこーのでこっちみてんだ?あ?」

「そういうとこだぜ」


あったけぇなぁ

「暑苦しいんじゃなくて?」

「おううちのを可愛がってくれるのは良いがこいつらマジなら俺よりつえぇぜ」

バンさん?

「おいマジかよ剛剣より強いって俺ら面倒見られる側じゃねえか」

「迅爆ってマジなんか?」

迅爆?

「お前ら陰でそう呼ばれてるぜ」

「まじかえ」

「まっ、今後ともよろしく頼むぜ」



....



....



....



....




「それではみなさん最後の演目はもちろん王国騎士団第7団の皆様です!!!」

始まるぜ


ドドドドドーン 


「おっけい完璧」

あとはプログラムどおりに?

「トラブルの時のために手動で予備のユニットからも上げられるようにしてあるから気張っててね」

おっけい


「順調順調」

結局打ち上げてみないとわからないところあるしね

「はぁ」

バンさんの深いため息が...

「以前のよりもさらに綺麗ですね」

「わぁお」

みなさんに喜んでいただけたようで何より



よしもう直ぐ軍歌終わるな

「ちょっとトーク挟んでから英雄譚を1〜5までだったよね」


一旦休憩っと

「いやほんとすげぇな」

どうもです

「ガッチリ心を掴んだところで次からが本番みたいなところあるし」

まだ尺までしか使ってない肩慣らしみたいなもんだよね

「まだ上があるのかい」

体積比64倍?の正4尺玉を含む連発

「街壁の兵士無事かな?」

まあそのための控えめ

「どちらにせよ英雄譚2番の後半からだからもう少し小さいのから打ってく」


そろそろ来るかな


ドドドドドーン


「はいパーフェクト」

またしばらくは揚げっぱなしで大丈夫かな

「てかちょっと閃光入れすぎたかな」

目がチカチカしてきた


「1個目のサビは2尺まで上がるよね」

そうしたはず


「決まったぜ」

まだまだ続くけどね

「20分以上続くしデカたこ焼き食べる?」

良いっすね

「あっ、うめえ」

みんな適当に食べてね

「ありがとうございます」

「いっただきっきまーす」


「おいしいよこれ」

ヴェルの高評価はマジだよね

「やるなデカタコ」

後で焼きの機械作っとこ



そろそろ2番ラスサビ

「初4尺行くぞー」

たーまやー


ズドカァーーーーーーン


「完璧と言って良い」

こんな綺麗な真円に開くことそうそうないでしょ

「色彩用の星に重力魔法付与した砂を混ぜて破裂してから0.5秒まで重力無視するように仕込んだからね」

創造圧縮で固めた玉をベアリング研磨してから重力魔法で限界まで隙間を消してかっちかちに詰め込んだからな

「割り薬まで限界圧縮してコンクリートの球体みたいになってたしね」

「お前ら一時の娯楽のためにどれだけの魔法技術突っ込んでんだよ」

いや娯楽のために頑張らないでどこで頑張るの?

「おっおうなんかすまなかった」


......



.....




....




「それでは最後の曲目[鎮魂歌]です。これまで犠牲になった英霊達へ、またこれからの安寧を願い奏でます。」


よし

「完璧」

ぼちぼち散発に上げるだけだけどいいね





....

....

......


ドドドドドーン



完了っと

「夜空一面の白菊決まったぜ」




「これにて国祭展花火演舞会を終了します」




「一仕事上がり」

帰るか












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