国祭展も魔法と創造で (帝国がやらかす)
おっはよーーーー
「朝からテンションたけーなおい」
まあ良いじゃないのお祭りだぜ
コンコン、コンコン
お?
「どうぞあいております」
「おはようございますケイ様カイ様。目覚めのお飲み物はいかがですか?」
「おはようございます。それならばコーヒーをお願いします。ミルクと砂糖はいりません。」
「かしこまりました。カイ様は如何なされますか?」
同じのをお願いします
「かしこまりました。しばらくお待ちください。」
いつも思うけどメイドさんドア前待機ってすげーよな。タイミングも完璧だし。
「室内の魔法灯つけると詰所に信号がいくみたい」
そんなシステムがあんのかよ
「御二方の本日のご予定は如何なさいますか?」
今日はなんかイベントあるんだっけ
「確か露天のグルメグランプリの採点が始まるから営業も本格的になって盛り上がってるはず。」
「もしお時間いただけるならば朝食の後会議に出席いただきたいとのことです。」
ああそう言えば帝国の御一行が来るんだっけ?
「まさにその件についてでございます。」
「了解です。」
さてケモナーの敵の頭領が来るわけだけどどうしてくれようか
「え?そんな殺意剥き出しで行く感じ?」
えっ?殺っちゃわ無いの?
「流石にそこはガラ君に任せようぜ」
やっぱり?
「別に殺ろうと思えばいつでもできるし焦ってエステアの立場悪くするよりは良いんじゃない?」
そうだなー長距離弾道胡椒ミサイル開発しないと
「そうそう物事は平和的にね」
とりあえず食事貰いに行く?
「もう迷わないからな」
フィルたちも起きてるみたいだしさっさと行くぞ
「本当だ返信きてた」
それで今日なにする?
「僕らはなんか会議あるみたいなんだけど」
「ホスト側が宜しければお供しますよ」
って言っても帝国絡みの話題です面白いこともないだろうし露店の下見行ってても良いし無理についてくる事ないんだよ
「そうそうあんまり長引きそうだったらバックれてくるし」
「ティアとヴェルちゃんはどうします?」
「そうだっ!それならフィルねぇちょっと耳貸して」
ゴニョゴニョ....
....
「良いですね。それではお言葉に甘えて私たちは先に露店の方を回っています。」
??
「まあ先に楽しんでおいてよすぐ合流するかからさ」
「おはようございます皆さま。もしよろしければこちらを携帯しておいてください。時限石に遅延発動式の結界を備えた緊守の護石と呼ばれるものです。」
つまりどこでも使える簡易結界?
「その通りです。使用者の漏出魔力を使用し待機状態を維持できる型のもので一度発動しても半日ほどで再び使用可能になります。また直接魔力を込めればすぐに待機状態へ戻すことができます。」
なるほど
「展開されるのはインスタントバリアですか?」
「はいその通りです。害意を汲み取り即座に全周に展開されます。」
「どうかそれは付けておいて欲しい。発動することが無いことが1番良いのだが今年はどうも荒れそうだ」
「陛下がおっしゃるならありがたく頂きます。」
「気兼ねなくエステア1の祭りを楽しんでくれたまえ。」
「さてと食後の早々ではあるがわかっておるな」
「帝王陛下のご到着は10時で、例の新造船の航行速度と観測班の報告により領内に入るのは9時20分ほどになる見通しです。到着後は、王宮前門広場にて挨拶、その後祝宴の間にて昼宴を執り行います。」
「タスカーの言う通り帝王陛下のもてなしが今日のメインイベントだ」
「本日の予定は事前配布の資料と変更はありませんが何か注釈や変更のある方はおりますか?」
「わしから一つ」
「陛下どうされましたか?」
「今年に限っては本当になにが起こるか分からん。細心の注意を払いわずかな異常でも必ず報告してくれ。」
「「「了解しました」」」
「それとケイとカイ君にももしかしたら戦力として動いてもらうかもしれない。なにも無い方が良いものだが一応心の隅に留めておいてくれ。」
「何事もなく終えられると良いのですが...」
あっ!
「おおっ?」
「ケイさんカイさんどうかされましたか」
いやお約束でちゃったなーって
「テンプレ発動したと言うか分かりやすく言うならばフラグが立ったと言うやつでして」
「それはどういう?」
「詰まるところ僕らも協力を惜しまない所存であるので、有事の際は遠慮なく僕らにも御一報ください。」
んでなにがあるってんだよ
「フラグ建築は完了されたわけだし確実に帝国君やらかすよね」
飛行船から空爆でも喰らうんか?
「実は大船団全部で首都占領戦とか?」
とりあえず武装のスタンバイかな?
「それからインビジブルドローン一機お迎え部隊に付けるか」
お迎え部隊?
「資料にあったんだけど、国境を越えた瞬間からエステアの竜車が護衛として随伴するらしい」
なるほどそれでとりあえず殺る気マンマンなら連絡が入って追い返すなり過疎地での戦闘に持ち込むなりできるわけか。
「王都についてから仮想敵の様子把握しましたってんじゃ危険すぎるからね」
それからフィルたちにも連絡飛ばして待機しとく?
「そこまで気張らなくても良いでしょ。せっかくの祭りだし」
そんじゃ現地で合流して駄弁りながら王宮からの連絡待ちってことでおけ?
「まあドローンの情報は一応見とくけどね」
それじゃ祭りのバカ騒ぎに凸るか
「フィルたちは...ギルドにいるらしいな。《テレポート》」
ここどこだ?
「ギルドの屋根上」
怪しさ満点じゃねーか
「人が多いところで雑にテレポートの行き先にするとそれはもう悲惨な事になるよ」
なるほど
「あっ、お二人とも来てたんですね。」
よう、フィル
「楽しんでる?」
「ええ、それと....ささやかなものですが普段のお礼に3人で用意しました。」
マジっすか
「ありがとう。フィル、ティア、ヴェル」
「はい。こんなもので返し切れる恩ではありませんが。これからもよろしくお願いします。」
ありがとう。なんかむず痒いな
「あけてもいいかな」
「はい。」
ナイフなのかな?
「そうです。カイさんのはティアが選んでくれました。」
「そうだよ。それは蒼竜鋼のサバイバルナイフ。いざという時の近接攻撃はもちろん解体や調理にも使える。カイが作ってくれたナイフは解体よりは攻撃に向いた形をしていたからね。」
ありがとう。大切に使うよ
「嬉しい。刃に使われた材料には再生強化の力があるから使えば使うほどに使用者の魔力に馴染んで耐久力や魔力伝導性に優れていくものなんだ。」
成長するタイプか!ロマンたっぷりありがとうございます。
「それからケイのはヴェルちゃんが」
「形はカイのと同じサバイバルナイフだけど使われている材料は炎竜鋼で私の古い鱗の破片が入ってる。火属性に高い適性がある以外はカイのと同じ性能。つまり双子刃の性能なんだ」
「ありがとう。なんかすごいあったかいものを感じるよ」
「ていうかケイって私の召喚主であること忘れてない?」
「あああっ!!!」
「やっぱね」
「いやぁなんか普通に仲間だと思ってた」
こんな主はいやだ
「いや優しくしてくれるから良いんだよ。ご飯も美味しいし一緒にいて楽しいし。でも普通忘れる?魔力の繋がりだってあるんだよ?」
「すみませんでした」
召喚獣に謝らさせる召喚主って...
「それでフィルたちに伝えておきたいんだけどもし帝国の船関係でバトルになったら僕らも行くかもしれないから頭の片隅に置いといて」
「帝国の旅団が片隅程度なんですね。」
それならラプターかF2でいこうぜ
「それも良いんだけど確実に帝国に見られる事になるから今回ファンタジー要素だけで行くぞ」
「まさかのポコちゃんも禁止?」
「とりあえず禁止でいこう」
「それなら仕方ないか。久しぶりに魔法弓見せちゃおうかな」
「でも本格的にこっちの身が危うくなったら自己判断でやっちゃって良いからね。一度引いてから戦闘機群ぶつけても良いし」
「わかったよ」
とりあえず楽しもーぜ
「そうそうせっかく朝飯も控えめにして来たんだし」
「それならあちらの方の屋台にこの辺ではじゃ見かけないものがありましたよ」
なんだと?
「これは!!」
どう見ても
「肉まんですね」
「にくまん?ですか?お二人はご存知だったんですか」
味はわからないけど見た目が完全にね
「ともかく5つください!!」
「おうよ。キイロムラム付けとくか?」
「なんですか?それ」
「好みで付けるおすすめの香辛料だ。食ったことないならとりあえず付けとくから試してみな」
「なるほどカラシ的なやつか」
とりあえずそのままいただきますっと
旨いからの辛い!!
「そう言う感じ?」
にんにくみたいな辛さ
「確かにこれは旨い」
「このキイロムラムとか言うのも結構いけますね」
「おおっこれ結構好きかも」
ヴェルのお墨付けは結構だぜ
「今度作ってみようかな」
「ん?」
どした?
「いや国境付近に出してるドローンの映像なんだけど」
ドラゴン?
「ヴェルこれどんなやつかわかる?」
「ファイヤードワイバーンと一頭だけブラッドワイバーンがいるね」
率いてきた?
「多分そんな感じ?」
あっ王宮からも連絡きてる
[只今帝国の旅団が火属性ワイバーンに襲撃を受けております。我が国の領土内であるため退ける又は撃墜の処置が必要になります。つきましては貴殿らに援護を要請します。]
だそうだ




