国祭展も魔法と創造で(準備会議)
なんか説明回っぽくなっちゃいましたが適当に流しながら読んでいただけると幸いです。
「では国祭展にかかる準備会議の第3回を開催します。」
「おう、それで今日は議題の通り国祭展に関する事なんだが今日はケイ殿とその後一行にも来てもらっている。それぞれ自己紹介をしてくれ。とりあえずエルドから」
「了解しました。宰相の席を預かっておりますエルド=クロールと申します。以後お見知り置きを」
「はいよろしくお願いします」
「それじゃ各大臣、ノイルから席順に」
「総務大臣を務めておりますノイル=ビーハンス
です。」
「民務大臣のマルダン=ロブトンです。以後お見知り置きを」
「商務大臣だリネット=ウィリアンよろしく頼む」
「工務大臣をしておるベルク=アラザーと申すよろしく頼む。」
「税務大臣の席を賜ったウルス=フォンシードにございます。以後お見知り置きを。」
「軍務大臣を任されているゼスト=ロバンスだ。よろしく頼む」
「衛務大臣のフォート=アレステスと申します。以後お見知り置きを」
「学務大臣のシンク=ウィハードです。よろしくお願いしますわ」
「審務大臣を任されているポロス=ハンセントと申すよろしく頼む」
「とまぁうちの主要なメンツはこんなとこだ。それから皆すでに存じておるだろうが、我が国の勇者ケイ殿とカイ殿とその冒険者仲間のフィリス様とティア様だ。ここの皆とエステアを代表して改めてよろしく頼む」
「こちらこそよろしくお願いします」
「さて堅苦しい顔合わせも済んだところでいつものペースで会談と行こうか」
ほぇ?
「いやさーうちの王こんなフランク王なもんだからさー民とか他国の重鎮でもいない限り実はこんなもんなんだよ」
「自分とこの王こんなのってゆうなし」
「そうですよマルダン様はいつも陛下のお言葉に甘えすぎなんですから」
「そう硬い事言うなってウルスいつものペースでって宣言があったんだから」
「いつもこんな調子なんですよ。1番軽いマルさんとカチコチウルスのじゃれあい」
「じゃれあいじゃない」
「じゃれあいではありません」
「うんバランスが取れて良いコンビじゃなですか」
コンコン
「お茶をお持ちしました」
「ありがとう」
「本日はシークイビーの蜜とスカーレットベリーのパイをご用意させて戴きました」
「「「「「おおおぅ」」」」」
「良い選択だいつもケイたちに奢ってもらってばかりでは王宮のメンツが立たんからな」
「光栄です。では失礼します」
「そんなわけで王宮内でも特に人気の高い菓子を用意した。ケイたちには特に楽しんでほしいものだ。」
「ありがとうございます。とても綺麗で美味しそうです。」
「さて早速ではあるが今日の議題は主に2つだ先に概要だけ話そう。タスカー頼む」
「かしこまりました。まず国祭展期間中における外患の対応に関する事。今年は発明や新製品の類が多く発表されるために産業スパイや暴力による技術者の引き抜き等の産業、商業分野での妨害が例年より多くなると考えらる事に対する対策の事になります。」
暴力による技術者の引き抜きというのは?
「それはわしから」
ベルク様お願いします
「ベルクで良い皆もそうであるからな。技術者は自らの意思でどこで研究開発を行うかを決めることができるべきと私は考えている。しかしそれを他の領地や国の利益のために連れ去られる事だけは避けたいと思っておる。話が若干それたがそういう事だ」
了解しました。ありがとうございます。
「では2つ目に王宮内の展示に関する事。3つ目にこれらの警備と有事の際の来賓の保護と避難についてになります」
「ではまず外患の対応だが今日の昼秘匿通信の魔道具による略式国書が届いておるのでこれについて詳細を。タスカー原文とレポートの表示を」
「かしこまりました。1ページ目が原文2ページ目が要点をまとめたものと私の私見を含めたものになります」
「こりゃ帝国もう派手にやらかすな」
「帝王殿の視察は分からんでもないんだが新造飛行艇のお披露目も兼ねてこれで乗りつけると」
「ウルスさんうちの飛行艇っまだダメなんですか?」
「問題が3つある。まず30分浮き続けるのに宮廷魔術師団一中隊がただの燃料扱いになっちまう」
「それはとてもじゃないけど無理ね」
「さらに仮に一中隊回す余裕があったとしてもそれほど乗れる大きな船体ではさらに多くの魔力がいる」
「最後に二つ目にも関わるが制御、通信、武装の小型化もサッパリだ」
装置は魔法陣を小さく書くんじゃダメなのですか?
「小さく書くことは出来るんだが流れる魔力に耐えきれず陣が焼きつぶれてしまう」
なら流す魔力を減らせないんですか?
「もちろん出来るが効果が薄くなるな制御なら速度と操作性に関わるし通信なら限界距離に武装なら威力に関わる」
あれ?
「僕らがやってるのは演算装置とインターフェースを完全に独立した魔法陣で動かすから必要なところに必要最低限の魔力が流れるようになってるんだよ」
「なんと!簡単に申すがその理屈ならば無限に複雑な装置を繋げられるではないか。ぜひっぜひにその極意をご教示願いたい」
「(あっ、やべ)」
「ご愁傷様ですケイさん」
「シンクさん今なんと?」
「一度熱の入ったウルスさんは一国の大臣から現場の鬼へ早変わりするんですよ」
「おおぅ」
「まぁそこのところは後でごゆっくり頼む。タスカーの私見は記してあると思うが皆はどう思う?」
「宣戦布告...とまではいかなくてもなんらかの攻撃的な恣意を感じますね」
「シンクよ魔術師団との共同研究のあれ調子はどうだ?」
「大変好ましい進捗です。残る課題は詠唱の最適化と燃費の改善と言うところまで来ています」
「なら我々も一つ見せるとするか」
「絶妙にふせて話すあたりまだ我々は関わるべきではないと?」
「いやフォートよ今から伝えようではないかシンクとゼスト頼む」
「了解した。まず概要から我々の第4魔術師団の研究部とシンクさんのとこの攻撃魔法研究会戦術級魔法研究部特設研究班、通称アースワンド計画班の共同研究によって行われている対空特化の戦術級魔法についての話になります。」
「その正式名称久しぶりに聞いたわね。ともかく
この魔法の詳しい部分だけど突然な話しでロクな資料もないのは許してね。とりあえず試験の時の記録と映像だけ持ってきたから見てちょうだい」
「それでこの魔法はどんな感じなんだ?」
「ざっくりといえばストーンスピアの便利なやつね。見ての通りだけどストーンスピアを母体にゴーレム生成の術式を組み込みストスピで生成される本体をゴーレムとして扱うことで放った後からでもある程度軌道を変えられるわ」
誘導ミサイルじゃねえか
「そのみさいるいうのはよくわからないけど確かに誘導能力を持つ。さらに戦術級というのを前提に詠唱速度と必要な人数には目を瞑って運用するわ。具体的には基礎術式であるストーンスピアの発動に1人、ゴーレムシステムの制御とその後の誘導に1人、魔力制御に2人、誘導の補助のためにアロー系の魔法を組み込むのに1人、魔力補助兼予備に1人の計6人で運用することになるわ」
「そこに隊長と副長兼通信手の2人を加えた計8人が特殊魔法小隊として扱う事になっている。すでに人選も済ませ術式のテストと練習を兼ねた訓練に参加している。」
「ご説明ありがとうございます。」
これを披露することによって帝国の示威行為に対抗するって事ですよね
「ざっくりといえばそうなるな」
「軍事的な思考で言えば味方つまり国民の士気向上にもつながるがな」
「話題を戻すとその帝国の船をどこで受け入れようかという話なんだ。ケイやカイのもののように竜車で昇降できれば良いのだがそんなものは無いらしい。リネット中央広場を初日だけ開けることは出来んか?」
「すでに祭りの特例期間で多くの屋台が出ておるからそれは難しいのう」
「教会の大庭園では不都合ですか?」
「正直そこがいちばんの頼りでギルドの担当にも声をかけてあるが返事待ちだ」
壁の外につけさせて馬車でそこから運ぶのはダメなんですか?
「ハハッそうしてやりたいのは山々なんだがあれでも一応一国の王なんでな」
「陛下もなかなか言いますね」
まぁ僕としてはツバ吐きかけてやるくらいで良いと思ってるんですがね
「2人とも言ってくれるな。だがまぁ教会からも渋々ではあるが前向きな反応を貰ってるのでな今回はそこにすることになるだろう」
そうでしたか
「場所は決まったとして、おそらく護衛として多くのスパイや裏仕事担当が流れ込むだろう。なるべくもてなしと称して王城に軟禁するつもりではあるがそうも行かんだろうし」
「私から一つ良いですかね。」
「頼む。」
「時限石の遅延発動結界をある程度調達できたのでそれらを携行した警備隊を巡回させる予定なのですがいかがでしょう」
「ことしはやけに厳重なのだな」
「ええ軍の方から情報をいただいたのですが。どうやら勇者様方の存在が一部漏れているらしく例年以上の動乱の可能性が高いためです。」
「なるほどこちらにも報告は上がっていたな」
えちょ、それって結構やばいんじゃ
「まああれだけ気にせずあにこちでぶっ放したらそうなるか」
「タスカーそれについての報告を見せてもらえるか」
「かしこまりました。感づかれている情報としては新型の杖がとても強力であること。飛行型のゴーレムからも新型の杖の性能が発揮される事。爆発系統の魔法を得意とする事だそうです。」
おおぅ
「結構バレてる」
「そうかの?これくらい強力な冒険者が現れたで済まされそうなものだが。特に国祭展前のこの時期は新しい魔道具も多くみられるからな」
「しかしこれは私の私見なのですが冒険者活動中のお二方を見ていたという事はフィリス様とティア様もみられている可能性が高いです。その場合獣人との柔和を嫌う帝国側は彼女らが有名になる事を避けたいはずです。そうなるとなんらかの動きがケイ様御一行に起こり得ると考えます。」
「流石だタスカー。となるとケイたちの警備を特別強化するか?」
「探索なら得意ですし対策できる魔道具もありますから大丈夫ですよ。」
「だがせっかくの祭りなんだ硬い事気にせず楽しんで欲しいしなぁ」
「ならば夜だけここで過ごしていただくのはいかがでしょう」
冒険者と認識されている僕らが王宮でフラフラしてたら怪しまれません?
「お主らの転移による移動を観測できるものがこの世にいると思えんのだが」
あっ、
「それでしたら飛行船の方でも良いですし」
「ああ確かにあそこにかなう信頼性と快適性はこの世に無いな」
「全く非常識の精霊か何か何ですかあなた方は」
ポロスさん酷くないですか
「では非常識そのもの?」
「ぐほぁ」
「ポロスよ呆れと理解が追い付かんのはわかるがそんなに苛めないでやってくれ。この国にそれはもう多大な貢献をして貰ってるんだ」
ぐほぁ
「それと話しを戻すがカイたちにもし何かが降りかかったら遠慮なく潰してもらって良い。後片付けはこちらでやるから躊躇わないでくれ。自分自身と周りの大切な者と物の為に」
「陛下それはっ」
「良い彼らの倫理観は強い。力に溺れて無為な殺戮を行うような事はないであろう。仮に召喚した事に怒りエステアに牙を剥けば一夜と持たず灰の海であろうところを我らに協力するとまで申した者たちだ」
「陛下がそこまで仰るならば」
「今日はここまでだまだ時間はあるがもしよかったら食べて行かないか?」
はい。喜んで
「ありがとうございます。ベルクさんともお話ししないといけなさそうですしそうさせていただきまし。」
「ははっ、よろしく頼む。今のベルクはすでに私の部下ではない顔をしてる」
確かにあんなに目がキラッキラというかギラギラな爺さんみたことねぇ
「それとうちの修練所にも顔出してやってくれ。
ガイルが今のベルクと同じ顔をしてた」
ア、ハイ
「大臣殿ここへ来られたという事は何か面白いこと思いつきましたな」
「ああノイマン今日はとびっきりのとびっきりだ。何とケイ殿とカイ殿が極小魔法陣による制御に関する講義を行ってくれるそうだ」
「なんと!それは光栄な」
「すぐに部長クラスまでを第一設計室まで集めろ」
「はいっ!直ちに」
「なぁベルクさん若干盛ったよね」
講義...人いっぱい...話す....無理っ
「カイが壊れちゃった」
「すまんつい舞い上がってしもうた。どうにか頼む」
「なら僕だけで話は進めるからカイは一緒に聞いててくれる?」
それなら...やる
「よろしく頼む」
「えーそれではちっちゃい魔法陣とおっきい魔法陣を繋げて一つで扱う方法です。まず理想的な話では装置のごく一部の大きな魔力が流れる部分のみを大きい魔法陣で作りたい事にあります。その事によって一つの魔導基板に多くの魔法陣を並べて複雑な処理をすることも可能ですし。小さい魔法陣を可能な限り使用すれば大幅に消費魔力を抑えることもできます。」
「しかしそれでは大きい魔法陣で処理した内容は小さい魔法陣で処理を続ける場合焼き潰れてしまうのでは?」
「そこで一度すべての魔法式情報を記憶の魔法式に変換してしまいます。その後余剰魔力を魔導基板に逃してしまい次の処理へ移します。」
「しかし記憶の魔法式で保存できるのは追憶の宝玉による映像情報やその他魔道具によって生み出された音の情報だけでは?」
「では逆に映像情報や音声情報は記憶の魔法式として保存されるのでしょう」
「それは魔道具が観測した情景や音を魔力波に変換したものが魔法式として保存されるからでは?」
「そうなのです。魔法式に保存される情報は結局のところ魔力波つまり魔力の揺らめきでしかないのです。魔石が魔法を保存したり杖から魔法が放たれたり人が、魔物が、大地が、空が操る魔法の如何なるものも全ては波の情報によって構築されています。それならば波を観測できる装置と波を作る装置があればどんな魔法もどんな情報も理論上は全て作ることが出来るはずです。ならば魔力波に単純な記号のみを保存したものを連続的に作り出してそれらを再び並べ直して読み取る事でその過程、つまり回路の魔法陣は単純な記号のみを保存できる程度の大きさがあれば良いのです。」
「すごい!凄いです。何かが繋がりました。できる。出来ますよ僕らにも。」
「ではまとめといきましょう。まず大きな魔法陣を用意し処理したい情報を単純な記号のみを保存した記憶の魔導式の羅列に変換すること。それをの並びのまま保存する小さな魔法陣をたくさん用意する。それらを順番通りに読み取り元の処理したい情報として取り出す。処理を行う過程は単純な文字の羅列のまま行い小さな魔法陣で行えるようにする。これでより多くの複雑な処理ができるでしょう。」
「「「「「「うぉーーーーーーー」」」」」
パチパチ パチパチ
「以上ですありがとうございました」
「こちらこそ無茶な要望に答えていただき大変感謝している。そして工務の名誉にかけて飛行船を完成させると誓おう。みんなこの話は革命ダァ最大限の誠意を持って製作にあたれなんとしても飛行船を完成させるぞ」
「「「「「オォーーーーーー」」」」」
「それではガイルさんとこにも呼ばれているのでこれで」
「「「「ありがとうございましたぁ」」」」
ひと...いっぱい...みんな....テンション高い
「おーいみんな工廠の方に突っ込んでっちゃったよー息してるかー」
はっ
「よし、生き返ったな」
ここは第一設計室で僕はカイ...よし問題ない
「ツッコミいる?」
出来ればスルーは勘弁
「よし次第一修練場行くぞ」
グサっ
お邪魔しマーー........ひと...いっぱい...無理っ
「あちゃーまた逝っちゃった」
「ようこそ第一修練場へ必ずや来てもらえると信じておったぞ」
「はい少々お邪魔します。ところでこのド派手なお出迎えはどういう了見で?」
「いやな隊の中でも其方らの実力を疑問視しておるものが多くてなそれで大臣殿から今日の会議に其方らが参加するって聞いたもんでなら模擬戦でも出来ないか頼んでもらおうって事になってな。
そしたらそしたらいろんな部隊から我こそはと出てきてこのままだと其方らに数十戦ほど強いる事になりかねなかったので、一か所に集めて騎士団隊長の私と魔術師団隊長のエルネアで組んで其方らとの手合わせを皆で観戦しようという事になってな。」
「ウンウンまず大臣から模擬戦のモの字も聞いていないんだがそこんとこどうよ」
「えっと...それは大臣殿の配慮...じゃなくで伝令のミスなので仕方ないという事でな」
「はぁ、まあ工務の方でもいろいろあったんで別にいんですけど」
「カイ殿が抜け殻みたいな表情になっておるのだが大丈夫なのか?」
「大丈夫です模擬戦と聞けば魂戻ってくるんで。
おーい起きろーテンプレイベント模擬戦が発生したぞー」
テン..プレ...イベント...やらなきゃ!
「ほらね」
「案外血の気の多い方なのだな」
「あんたらだけには言われたくねぇよ」
んでなんだって?
「騎士団隊長と魔術師団隊長のタッグと僕らで模擬戦だって」
でも僕ら素の技術なんてほぼ無いよ
「もちろん道具や装備も実力のうちだ」
「でもあれ使ったら確実に僕が回復しまくる羽目になるような」
そんな時のための9.19ゴム弾になります
「いつの間に作ったんだよ。てかゴムなんてあったのかよ」
海で拾ったようわからん魔物の皮がぷにぷにで柔らかかったから絞ったら良い感じになった
「まあ良いや9.19ならグロックが使えるか」
一応50BMGサイズのゴム弾もあるけどストッピングパワーが跳ね上がっただけで弱装弾でも人ぐらいならピチュできる
「それはやめとこう」
「ではこちらもランス以上の攻撃魔法は使用しない事とする」
「それでは騎士団隊長と魔術師団隊長対ケイ殿とカイ殿の模擬戦を始めるっ!それでははじめっ」
パァン パァン
カァン カシャァン
「何が起こったんだ?」
「カイ殿が2連の攻撃を放ったが騎士団長は剣で魔術師長は無詠唱の極小結界で防いだのだろう」
マジかよ弱装のゴム弾とはいえ剣で弾くとか
「ファンタジー極めてんなぁ」
「何かが高速で飛んでくるとわかれば着弾地点を予測し構えていればどうにかなるもんだな。これでもこの国の騎士団の長を預かってるんだなめてもらっちゃ困るよ」
すみません正直二撃で決着つくと思ってました
「それじゃ仕切り直しだな」
「《光矢》!《風弾》!」
「《ソリッドバリア》くるぞカイ」
土煙に紛れてとは
カァン パァンパァンパァン
「完全にとったと思ったが逸らすための銃撃とはやってくれる」
「フラバン魔法やる。突っ込めカイ
《光爆矢》!」
パァンパァンパァン
「《防げ》!《火矢》《風矢》」
「ゼイァーーー」
カァン
「すげぇや単説詠唱とか無詠唱がポンポン出てくるよ」
「目で追うのが手一杯だぜ」
「貴族の道楽と思ったがマジもんだったとは」
「カイ片方属系弾にしとけ」
りょ
かちゃん かちゃ かちゃん
やっぱ楽しいねリロード
「余裕だなおい」
ゴム弾はフルで行く
「確かに準ニートしてた僕らにこの運動はきつい」
パァンパァンパァン
「《防げ》!もう手がつきましたか?」
パァン..ドガーン
「きゃっ」
パパパパパァーーーン
「魔術師団長そこまで!」
「そう簡単には落ちんぞ」
パァン.ボフン
「なっいまさら目眩しのつもりかっ《ウィンド》」
パァンパァン
「《防げ》!」
せいぁーー
「剣だと!剣では負けぞ」
パァン
「ぐぅはっ」
「騎士団長そこまで」
「ありがとうございました」
ありがとうございました
「こちらこそ手合わせ感謝する」
「ありがとうございました」
「それにしてもあれだけ手加減されても負けてしまうとは」
いえいえ戦闘技術は遠く及びませんでしたから
「そこはまぁ積み重ねたものがあるからそう簡単には負けられんが」
「彼らはまだ本気を出していないというのですか?」
「ああ模擬戦と言うことを無視しても相当に手加減されている。前に見た黒杖の方が遥かに速かったからな」
「あの小さな礫はまだ早くなると言うのですか?手に力が入るのを見てようやく間に合うぐらいの余裕しかなかったのに」
「なあもう一つ頼みがあるんだがゴーレムなんかの的を用意したら本気の火力の一端を見せてくれたりしないだろうか」
いいでしょうぜひ披露させてください僕らのロマンの結晶を
「何やら乗り気だな」
「総合火力演習しちゃおうか」
「ぜひ私も見てみたいですね」
「では魔術師団長強いゴーレムを頼めるか」
「はい第四装甲大隊第一中隊にお任せを。ゴーレム隊やってくれるな」
「「「はいっ」」」
「ミスリルゴーレムとは気合入りまくってるな」
「鹵獲される恐れがないので鋳直す前提で良いものを用意しました」
なるほどそれじゃまずは90式一中隊のAPFSDS一斉射から行こうか
「なんだこの無骨ながら若者ごごろをくすぐる造りは」
「まあ見ていてください「照準開始」!」
ウィーーーーン かちゃん
「行進間射撃はじめっ」
「ええぇ」
「ミスリルのゴーレムをがこうもあっさりと」
いやでもさすがミスリルだねちゃんとAPFSDSの破壊力を受け止めちゃってる
「注げる魔力全部防御に当てたこの国で作ることができる最高の防御力なのに」
お次はFK-01のヘルファイア食らってもらおうか
「もうスタンバイ出来てるよ」
バラバラバラバラバラバラバラバラ
「なんだこの不思議な音は」
これがプロペラ機構の特徴的な音になります
「これまた無骨ながらどこか惹かれる物がある」
「団長もだいぶこっち側の人間なんですね」
「ゴーレムの再生成終わったぞ」
それじゃみなさん離れてくださいねー
「順次発射っ!」
バシューーバシューーバシューーバシューーバシューーバシューーバシューーバシューー
ドガーンドゴーーーーンドゴゴーーン
「ここは火山から何かになってしまったのか?」
「はぁまた粉々になっちゃいましたね」
「次は何にしましょう」
5.56CIWSのAPFSDSにしよう
「ゴーレム再生成終わりました」
「まさかとは思うがこの6本の筒から同時にアレが放たれると言うのか?」
いえ同時ではなく少しずつずらして精度を高めています
「もう訳がわからん」
それをとりあえず4基並べておきますね。最大数の1基あたり2000発を格納しております
「ああ絶対に怒らせないようにしよう。肉片すら残るか怪しいぞ」
それでは4基一斉射
ぎゅーウィーーーーン
ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
「これまたミスリルのゴーレムが風穴だらけでは無いか」
「普通は傷つけることすら難しいはずなのに。しかも魔法的防御は一切傷がついていない」
「つまりは...
「どのように発射されたかは存じませんが礫自体に魔法的な力は一切かかっていなかったという事です」
正解です。弾の作成や発射には魔力を使いますが弾そのものは魔法的な力を一切持っていません
「それじゃ遠距離攻撃だからと対魔法系結界を張っていても意味をなさないと言う事が」
そうなりますね
「もう2人に頼めば帝国くらい落としてくれるんじゃないか?」
「僕らだけで行けますかねぇ」
「物量で押されれば危ないかもしれないがさっきのしうすとやらを少し角度をつけて並べるだけで正面突破の軍勢を消し去れるんじゃないか」
「まあ確かに」
あとは何行きますか
「あのーそろそろゴーレム隊の魔力と自信が消えかかっているので一旦終了としてもよろしいでしょうか。」
あっはい
この書き方での戦闘シーンが激ムズです。戦闘中に喋りまくるのは2次元あるあるということでどうかお許しください。




