旅ってなんだっけ
「こっちもなかなか美味しいですね」
ベイクドチーズケーキって言うんだ
「私こっちの方が好きかもー」
ティアは焼き菓子派か
「もちろんレアチーズケーキも充分美味しいんだけどこっちの方がチーズって感じがする」
確かにレアチーズケーキの方がミルク成分多いし
「それと飛行船最低限飛べるようになったからみんなで遊びにこない?」
「是非行きたいです。自分たちも微力ながらお手伝いできたのでどんな感じになったか」
と言っても本当にただ飛べるだけで内装なんてほとんど何もないんだけどね
「そこを手伝って欲しいわけよ」
「了解です可能な限りお手伝いさせて戴きます」
てなわけでこれなんだけど
「はわーーー」
「ひょえー」
「でっかいーい」
「んでこれの内装を作っていくわけなんだけどアイデアと配置をやって欲しいんだよね僕らでモノは作るから」
「まだ見ての通りただの広い場所なんだけど壁とかドアもいつでも作れるからそこも一緒に考えて欲しいんだ」
とりあえずおおよその形だけ書いた設計図的なの用意したから書き込んでいこう
「とりあえず操舵室は分離してた方が良いよね」
キャビンも上下に分ける?
「20メートルぐらいあるからエントランス以外はわけたほうがいいんじゃない?」
開放感大事にするなら3階建てぐらいかな
「1階あたり6メートルぐらいか」
配線関係のために分厚く床作っても余裕はあるね
「改めて思うけどマジででかいな」
まあちゃんとカタパルト有ればリアルサイズの艦載機飛ばせるからね
「しかも双胴船だから幅もあると言う」
とりあえず後部の方はガラスを多用した吹き抜け空間にして各階へ移動するための螺旋階段でも作ろうか
「んじゃそう言うことで」
前の操縦席の下はどうする?
「こっちも開放感抜群の空間にしたいけどどうしよう」
カフェテリアとか作る?
「いいねそれ。そしたら近くに厨房も配置したいけど」
アイランドキッチンにしよーぜ
「それだったら広いし使い勝手も良さそう」
あと解体場も併設しておきたいな
「その近くには工作場も欲しいな」
ここはそんなに開放感いらないから一階分の高さでいいし
「その上はもう客室にしようか」
そういえば旅客用前提で進めてたけど誰乗せるんだろう
「そういや自分たちの住まいの雰囲気じゃないな」
今度王家とその使用人拉致ってきてパーティーでもやる?
「一国家のトップをノリで拉致るなよ」
まあこんな巨大に作ったはいいけどこんなに空間使いきれないしキャビンで良いか
「ところでどうやって客を連れてくるの?」
ワイバーン?
「なるほど余裕だわ異世界」
てなると発着場もいるよね
「流石に最上甲板使うわけにはいかないか」
バレても問題なくない
「いっそ僕らの厨二的会心作自慢する?」
どうせ僕らしか動かせないしね
「どうしても隠したければ亜空間の方においとけばいいか」
あっそういえばキャビンの一階はなるべくあけといて欲しい
「なんか作らなきゃいけないのあったっけ」
空挺部隊の出撃とか支援物資の投下とかやってみたい
「それもバルーンの下側開くようにすれば良くない?」
それでもいいか
「それだとキャビンからいってらっしゃい出来るよ」
なるほど
「何投下する?」
やっぱリベレーター
「クソ武器過ぎない?」
異世界っぽく魔石と各種ポーションとか?
「面白そう」
大きめの3連パラシュートでゴーレムとかはどう?
「まあそれはあとだ」
てなわけでこのキャビンのデザイン任せてもいい?
「ぜひやらせてください」
てなわけで僕は固定武装でもぐへへ
「あぁこの船強くなってしまうんだぁ」
約1名遠い目
「せっかくファンタジー感意識してきたのに」
大丈夫全部隠し武装にするから
「そうじゃねえよ」
とりあえずCIWSフルサイズ付けちゃおー
「ついに20ミリに手を出すんですか」
それとペンシルミサイル版CIWSも
「それならハイドラロケットシリーズ作ろうよ」
良いねハイドラ
「とりあえず弾薬決めようか」
まずは20ミリの方だけどファランクスって銃身幾つだったけ?
「しらね適当に6銃身でよくね」
んじゃキャンカーの屋上につけた5.56ミリファランクスを適当に拡大コピーしてサイズ調整すれば
ホイ完成
「弾は?」
ほいっからの《複製創造》
「ああいつもの弾薬まみれ」
しあわせー
「そういえば前々から頼もうと思ってたんだけどさ、ammo缶作ってくれない?緑に塗装した薄めの金属板の箱」
そういえば作ってなかったな
5.56と50BMG、20ミリ、12ゲージで良いかな
「40ミリグレネード弾用と拳銃弾系は60発入りの箱がちょうど良い数収まるように」
了解です
「レオライトモスグリーンで練っとくよ」
よろしくです
こんなもんでいいかな
「そしたら塗り塗りぺたぺた」
保育園児かよ
「黄色も作っておいたからそれっぽい文字書いてね」
りょーかーい
「《ファイアエレメント》っとこれでいっちょ上がり」
一箱200発ぐらいかな
「5.56なら800ぐらいかな」
50BMGと20ミリは200発入ったぞ
「なら同じくらいのショットシェルも入るな」
よしよし物凄い雰囲気出てる
「ファンタジー金属だから錆は無いけど油染み込ませた紙でも被せとく?」
めっちゃそれっぽいな
さて一通り出揃ったか
「おいまさか」
《複製創造》!
グビっと
《複製創造》!
グビっと
《複製創造》!
...
...
「おいちょっと待て」
ふうとりあえずこれぐらいで勘弁してやるか
「なんでマナポ使ってまでコピーするんだよ」
そこに弾薬があったから
「はいはい登山家論法」
条件反射だね
これを壁一面に並べてーぐへへ
「そうだったこいつの行動原理趣味以外無かったわ」
木製パレットの上に積み上げてシートで包んだやつも置いときたいなー
「あの固定武装つくるんじゃなかったっけ」
あっ
「ハイドラロケット作るぞー」
ぶっちゃけヘルファイアミサイルの外装変えるだけで良いんだよね
「そい事だね」
こんなんでどうかな
「良いねこのめっちゃ細長い感じがいい」
ランチャーも簡単だよね
「ぶっちゃけただの穴が空いた筒なんだよね」
7発と19発だっけ
「蜂の巣みたいに並べればおけ」
ミサイルも出来たし
「マナポいる」
こちらもそろそろ諦めがついたようだ
《複製創造》
「そしたらこれ並べとく奴としてコンテナケースとか作る?」
またモスグリーンで作るか
「ついでに他のミサイル用のケースも作るか」
拡大創造でヘルファイアも原寸作っちゃおうかな
「もういっそVLSフルサイズで作る?」
よっしゃキタコレ
「キャンカーの時結局諦めたけどここならスペース有り余ってるからね」
スタンダードとトマホークで良いかな
「アスロックは使いどころ無いしな」
外装はこんなもんで良いかな
「たったの4セル?」
連結できるようにしてある好きなように組み替えて使える
「制御の方もできたよ」
イージスシステムもどきもう出来たの?
「魔法の力なめんな」
なんと言う理不尽
「だって究極的には敵意持ったのが飛んできたらスタンダード近くまで飛ばして良いところで自爆させれば良いって事でしょ」
うんまあ
「敵味方判別は精神干渉系で1発だし近接信管なんて無くてもアロー系魔法の追尾からは逃れられないから実質絶対直撃するし」
じゃあやっぱ外見が1番こだわりポイントになるわけだ
「そしたらバルーン後端を解放できるように改造してくるか」
空挺部隊とかSTOL機の発着用だね
「物資の投下のためのレール上に仕込んだり橋が飛び出してヘリとかが着艦出来るようにしたいな」
投げ落とすタイプの爆弾も用意しとくか
「物資投下用のパラシュート付きコンテナとかも作らないとね」
あと目印の赤い煙幕も
「てかあんなゴツい箱に火炎瓶一個とかUAV要請用の端末とかしか入ってないってやっぱり酷くない?」
逆に対空タレットとかセントリーガンどうやって入れてたんだろ
「それは空間拡張魔法か収納魔法でしょ」
違うそうじゃない
レール出来たから取り付け手伝ってもらって良い?
「りょーかーい」
そこの出っ張りのところにはめるだけだから
それとそこにある開閉用の水魔法ピストンもつけといてくれる?
「おけ」
あとはパラシュートだけど何で作ろう
「魔導プラスチックでビニール作る?」
強度大丈夫かな?
「微妙かも」
やっぱ厚手の布?
「簡単にコピー出来ないからめんどいな」
かと言って金属じゃ作れる気がしない
「ここへ来て難しい問題が」
布ってうまくコピー出来ないというか繋げる時に木材の時みたいにお互いが絡み合ってくっつくからほつれてボロボロになるんだよね
「パラシュートは一旦放置かな」
とりあえず固定武装はこのくらいで勘弁してやるか
「まだやるないつか」
とりあえずフィル達の方に戻って内装進めよう
「了解」
そちら調子どう?
「普段の宿屋とは逆ですが下の階層ほど位の高い部屋をデザインしてみました」
確かに眺望は理論上真下まで見えるからな
「ただ流石に床全てガラス張りというのは落ち着かないのでガラス張りのベランダというものを作ってみてはいかがでしょう」
良いねそれ採用
「それからすべての階層の真ん中の部分に廊下を通し前部と後部のエントランスの螺旋階段へ繋げて見るのはいかがでしょう」
なるほど動線の確保は重要か
「さらに二階層には位は一階層に劣りますがそれでも最上級の宿屋をイメージしております」
それで三回層は
「多目的室や会議室、遊戯室、売店などアメニティーその他生活環境の向上のための階層としております」
なるほどあと三階層にはバルーンへ繋がる階段室と見かけの倉庫も頼む
「わかりました」
それと部屋数はどのくらいになる?
「一階層は一部屋あたりがおよそ25メートル四方で片側4部屋ずつの計8部屋で二階層は10メートル×25メートルの縦長の部屋で片側10部屋ずつの計20部屋になります」
「ほんとびっくりするぐらい合理的な設計だけど設計士でも目指してた?」
「いえいえ幼い頃夢見たお城の絵を描いていたんです」
なんかずいぶん現実味のある絵だよね
「普通壁の厚さとか柱の位置とか気にしないよね」
しかも柱を目立たせなくする部屋割りまで出来てるし
「普通じゃ無いですか?」
マジですか
「自分たちの実家も豪華では無いですがちゃんとそういう構造ですし」
自分たちの家の構造把握してる時点で結構すごい
「もしかして皆さんの地方では家族で自分たちの家を建てる習慣がないのですか?」
ねぇよ
「そうだったんですね私たちのところでは親族で家を建てるんですよ」
「そうそうお兄ちゃんたちが木を取ってきたのを魔法が得意な人が集まって材料に加工して結界を足場にして重力魔法使える人が屋根を作るんだ」
「まあ私は魔法は不得手だったので剣で木材にする作業と柱を立てる作業しかして無いんですけどね」
おっ、おう
「異世界つえー」
取りあえずスイートルームだけど絨毯とかあったっけ
「厚手の布しか無いですね」
ベットは...
いける!
「急にどうしたよ」
布は加工は出来ないけどコピーだったら綺麗にできるじゃん
「そういやベット量産してたな」
パラシュート一回手縫いで作っちゃえばいける!
「一旦それは置いといて」
はーーい
「流石にアルテライト剥き出しじゃ冷たい雰囲気だから木材で板張りにする?」
んじゃいつもの強化木材どーん
皆さんどんどん張ってこー
「アルテライトにどうやって固定しよう」
それじゃみんな一回浮いて
「りょーかーい」
《創造》!
これでどう?
「釘が刺さらないなら床を釘にしてしまえと」
「なんかめちゃくちゃですね」
あとは板を敷きながら体重で固定していけば良いから
「これつまずいたら大惨事だよ」
お気をつけてー
「まあ良いやだいぶ楽だし作業しないところは結界張っとこ」
「床中全部スパイクってどこのダンジョントラップですか?」
まあまあ先に全部の部屋作業してくるからよろしく
「ちょい待ってそれなら板敷いてから重力魔法で板を押さえつけてそれからスパイクはやして」
あっなるほど
「そしたら私たちは調度類や簡単な食器の用意をしておきますね」
「よろしく頼む」
これで一部屋完成っと
「なかなか良い部屋になったんじゃない?」
まだ絨毯敷けてないけどね
「王都行ったら探そうぜ」
ねえちょっとやってみたいことあるんだけど良い?
「なに?」
部屋丸っとコピーして横に並べたり出来ないかな
「そんな事まで出来るの?」
わかんないけど
「まあ一部屋分の木材と糸くずが出来上がるくらい問題ないから良いけどさ」
んじゃ...ふぅ
《複製創造》!!!
「出来ちゃったよ」
消費魔力思ったより大した事なかったな
「まあ魔力量より正確な制御が必要な作業だからね」
「そんな事まで出来ちゃうんですね」
んじゃどんどん行くぜ
《複製創造》
...
...
...
...
「本当に全部出来ちゃったよ」
あとは細かい調度とか絨毯とかは王都で買い込むとして
「一旦完成ーーーーーー」
「やったー」
せっかくだし晩飯はエントランスでどうよ
「良いね」




