そうだ市場を荒らそう(まさかのお誘い)
おかえりー常設依頼の方はどう?
「無事にこなせて結構な額の報酬が期待できそうです」
「あとなんとかスコーピオンが出てきたけど私がパキョッてやったら片付いたよ」
てことは新鮮な食材も手に入ったってことかな?
「ヴェルちゃんが食べれない頭の部分をちぎって捨てちゃったのでそのまま丸焼きでもいけますよ」
なんと言う力技解体
「僕らも定番の貝類が色々取れたからそれで昼飯にしよう」
スコーピオンもあるなら色々盛りの海鮮丼とか作る?
「それだと牡蠣フライ合わなくね」
また後でいいでしょ。それよりもさっと茹でただけの貝柱の刺身とスコーピオンの刺身とその他諸々をまとめてご飯の上に乗っけて海鮮丼にしたい
「そう言われるとめっちゃ美味そうな海鮮丼が眼に浮かぶ」
そういえばいくらもどき欲しいな
「鮭ってこの辺いるかな?」
川あるなら時期が合えば居るだろうけど
「とりあえず探してみるかそれっぽいの」
ともかく飯だ飯
よしといい感じになったかな
「前に作り溜めた海鮮丼にそのまま具材足しただけだけどだいぶ綺麗になったね」
赤身の刺身に貝柱の白がよく映える
「異世界だしクラーケンとか普通に巨大イカとして食べられてないかな」
「クラーケンはあまり数が多くないので出回りにくいですが下位種のクラークならば歯ごたえがあり淡白な味わいの身が人気ですね。」
探してみるか
「夜に灯を焚いて餌を垂らしておくとよく集まるそうです」
もろイカじゃねぇか
「でもどうせデカイんだろ」
「そこまで大きいものじゃありませんよ大きいのでも1メートルくらいしか無いですし」
ウンソウダネ
「異世界のサイズ感がだいぶかけ離れてるよね」
「でもクラーケン系の最上位エンペラークラーケンなどは海の龍とも言われるほど大きくて凶暴だそうです。」
美味いの?
「そりゃ勿論この街でも何度か討伐されたことがあるそうですが町の全員に振る舞われて町中がしばらくお祭り騒ぎになったくらいですから」
てかそれだけの人に分けられるってどんだけデカイの?
「30メートルほどだと言われています」
アホじゃん
「それはもう水面に出てくるだけで津波が発生しますし光と風と水属性の合わせ技であるライトニングストームを乱発して来ますからね」
「しかもやべえ」
どうやって倒すんだよ
「クラーケン系はみんな水から上がると途端に衰弱してしまうので魔導推力を持つ船を何隻も使って強引に浜に引き上げるそうです」
なんと言うゴリ押し
あっ、あれってもしかしてタルボー?
「そのようですね」
魚雷4番発射
「ゲットだぜ」
あっちにも居る
「あっちにもだ」
「この辺が住みやすいんでしょうか?」
今見えてるのは全部で3体か
1番から3番続けて発射っ
「大漁大漁」
これだけあれば海鮮パーティーもしばらくはやり放題
「んじゃ荷物と依頼の品も収納したし帰るか」
晩飯までには着くかな
「屋台巡りでもしようかな」
久しぶりに肉食べたいな
「んじゃそれ探すか」
新しい串焼き探すか
「そういや旅路で時間かかって最近届けてなかったな」
今から急いで帰っても3日ぐらいはかかるしなぁ
「いや今からサクッと転移で行ってくるよ」
なるほどいってらー
「ただいまー」
はやっ
「急いでるって言って逃げて来た」
今度行ったら串焼き爆買いしとくか
「それでいいな。そういえば後二週間ぐらいで国祭展だって」
それまでには王都に戻りたいな
「お披露目も見てみたいし」
それにしても快適な走りだな
「でっかいトラックなのにめっちゃ静かって言う」
実際はめっちゃうるさいけど魔法の力で解決してるし
「それにして平和だな」
いやちょくちょくファランクスが仕事してる
「マジで」
つっても6発しか減ってないけど
「相手は」
うーんファイアブルの群れ一つだね
全部ヘッドショットで素材として回収してある
「ファランクス優秀すぎだろてかスナイプ仕様のCIWSとかコレジャナイ感凄いんだけど」
でも当方の技術不足でスムーズな銃身回転と給弾ができなくて予定してたスペックよりもだいぶファイアレートが落ちちゃったんだよね
「それで自然と精度が上がったと」
まあそう言うこと
もう街に着く頃かな
「意外と早くついたしギルド行っとく?」
そういやそうだな
「それと魔道具屋に見学にでも行こうかな」
この後どうする?
「もうしばらく海の近くで依頼受けて材料蓄えるとかかな」
まだ回収すんのかよ
あっもんが見えて来たし乗り換えようか
「そういやこれで町突撃したら色々やばいな」
とりあえず収納に入れてから後で亜空間においとけばいいか
「そうしといて」
「おかえりなさいませ。ステータスプレートの提示をお願いします。」
はい、これで人数分です
「確認しました。どうぞ」
初めて来た時より優しくね?
「たしかに」
「軽装備で海側から来たので依頼帰りだとわかったのでしょう」
なるほど
「とりあえずギルド直行でいいかな」
ソウダネ
「ささっと済ませてしまいましょう」
「いらっしゃいませー」
完了報告お願いします
「えっとトルネードホーンの採集依頼ですね。鑑定作業がありますので解体場の方に持って行ってしばらくお待ちください」
了解です
「ここで待ちか」
まあ人少ないし大丈夫でしょ
「すまない隣席良いいか?」
あ、はい、どうぞ
「(この特級フラグ建築士が)ボソッ」
あのーところで他にたくさん場所空いているのにどうしてここへ?
「私はとあるお偉いさんの私兵長をしているのだがとあるツテで冒険者仕事をすることになってな」
女騎士だったんですか
「そう言われると聞こえがいいがこの辺は平和なもんで兵らしい仕事はここ暫くしていないな」
そうでしたか
「ところで一つ頼みなんだがその冒険者仕事がパーティーでしか受注できなくてな」
でしたら部下を連れて行けなかったんですか
「おそらくお嬢様の世話に追われていて」
あ、
「ぶっちゃけるとここリーダルを拠点とするスルーズ商会の某上層部からの依頼なんだよ」
んでそこからの依頼を受ける予定という訳ですか。
「レッサーシーサーペントの素材が欲しいらしいんだが信頼あるところから仕入れたいらしく直接冒険者である私にとって来いとの事らしい」
なるほど
「そこでその回収に協力していただきたいんだが手伝ってくれるかな?」
多分その素材僕ら持ってますけどこの場で売りましょうか?
「それは本当か」
ええそんなに数無いですけど
「ともかく依頼という形で受けてくるからそのあとで見せてもらってもいいか?」
了解です
一人で話進めちゃったけどそれでいい?
「もちろん良いけどそういえば意外とまともな人だったな」
たしかに
「えっと依頼では3匹分とあるがまさかこれに足りる分持ってたりするか?」
はい3匹ならありますね
「よろしく頼む」
ここじゃ手狭なので解体場の方に行きましょうか
「そんなに大物なのか?」
2メートルぐらい?
「大物だな」
こちらになります
「頭の一部が消し飛んでる以外傷なしとかどんな威力のバレット系魔法を使った?」
まあ色々とね
「マナー違反だったな。これをそのまま出して依頼完了という事でいいか?」
もちろんです
「なら鑑定が済み次第報酬を受け取ってくれ」
ありがとうございます
「こちらこそ早急に仕事が済んで助かった」
「ところでこの後予定あるか?」
い、いえ
「もしよければうちの商会に遊びに来ないか?」
仲間の予定聞いてみますね
「商会なら行ってみたいかも」
んじゃ付いてってみるか
それじゃお言葉に甘えて伺いますね
「よろしく頼むかなり質のいい素材が手に入ったから父上も喜ぶだろう」
父上
「一応隠してはいたが父上がその重役なんだ」
それはつまり信用されたって事でおけ?
「そういう事だ」
「おーいトルネードホーンとレッサーシーサーペントの鑑定終わったぞー」
了解です今行きます
、、、騎士さんも一緒に行きましょう
「そういえばまだ自己紹介もしていなかったな。
私はイーリル。アルド商会という商貴族の次女ではあるが出来れば冒険者仲間として付き合ってほしい。」
よろしく頼む僕がカイでそっちの魔法職っぽいのがケイそんで猫の人がフィリスで狐の人がティア
さらに竜の人がヴェル
「カイとケイはローブでだいぶ雰囲気違うが双子なのか?」
そうそう
「たまに装備逆にしたり全く同じにしてイジワルしてるからよろしく」
ささそこのアホは置いといてさっさと報酬取りに行こうか
「えっとトルネードホーンの方が全部合わせて金3枚でサーペントの方は素材の買取合わせて金18枚だな」
サーペントってそんな単価高かったっけ?
「そりゃ倒し方が綺麗で素材として使えるところが多いからな」
なるほど
「さて用事も済んだことだ本店の方に行こう」
竜車があるので乗って行きませんか?
「ああそうしよう」
あれです
「ちょっ、あの繋いでる竜ってもしかしなくても
ブラッドワイバーンですよね」
「そうだよ」
「よく手懐けましたね」
「そりゃ私が召喚した訳だし」
「竜人種の竜の扱い上手さは有名ですがまさかブラッドワイバーンが」
まあまあお気になさらず
「ここが本店兼本部の建物だ」
でっけえ
「全4階建で1階と2階は全て売り場で3階がオークション会場4階がVIP席と役員室や会議室になっている。」
このでっかいのの半分が売り場とか
「オークションもやってるのか」
「ああ毎日昼と夜に行われていて特に金曜の夜は盛り上がるぞ」
そんなにしょっちゅうやってるもんなのか
「とは言ってもBランク以上の魔物素材とか貴族たちの投げ売り物とかしか普段はやってないからな」
それでも十分すごい気がする
「でも金曜の夜ともなれば元貴族の屋敷とかドラゴン素材なんかも取引されるしその時の盛り上がりは凄いよ」
そんなもんまで出てくるのか
「冒険者の中には素材はオークションでしか売らないって人もいるくらいには楽しんでもらってるよ。カイ達もなんか自慢の魔物素材とかあれば出してみるかい?」
ああちょつ面白いものが沢山ある
「銅貨数枚の安物や野菜とか魚とかも少しでも安く手に入れたい奥様方に人気だから結構取引されるよ。」
へぇ
「とりあえずVIPルームの受付してくるからロビーで待っててくれる?」
「待たせた。6号室が使えるそうだ」
本当に僕らなんかが使って良かったのか?
「いいんだどうせ空いてるんだし」
「ところでオークションには何を出品するんだ?」
んっとこれだな
「これは?竜種の鱗か、どの種類のものなんだ?どこかで見覚えがある気がするのだがなんだろうか。鑑定魔法を使ってもいいかな」
もちろん
「ライトニングヨルムンガンド!インフェルニングシェーロン!」
あたり
「ライトニングヨルムンガンドはまだわからなくもなくないがインフェルニングシェーロンって災害じゃん。これオークションに出すのか?」
その予定
「こりゃ大変だちょっと専門の鑑定士と申込書持って来させるから待ってくれ」
結構自慢の一品だ
「そりゃもうどんな豪商でもこんなの持ってるところは多くないはずだ」
んじゃ今夜のオークションは賑わいそうだな
「すぐにでもお得意さんの鍛治師達に声をかけてみに来てもらわねば」
「皆さんこんにちは。シーサーペントの素材とてもいい状態でした。ありがとうこざいます」
あなたは?
「営業とオークション管理の長を任されている
スルーズ・ゾルと申します。」
スルーズさんってことは会長さん?
「いえ会長は兄のボールが取り仕切っております」
なるほど
「この度は依頼の迅速な対応ありがとうございます」
いえいえ偶然都合よく手元にあったものですが
「顧客の事なので詳しくはお話しできませんが急にスケイルメイルのオーダーが入り在庫を切らして焦っておりましてね」
それとオークションに参加してみたいのですが受け付けてもらえますか?
「ほう、どのようなものを出品されるのですか?」
ライトニングヨルムンガンドの鱗とインフェルニングシェーロンの鱗ですね
「はいっ!つい大きな声が出てしまいましてすみません。これは飛んだ大物ですね」
「具体的に何時頃からオークションは始まるんですか?」
「普段は5時からですがこれほどの大物となれば特別に早める必要があるでしょう4時としましょうか」
他にもこんなものとかいかがでしょう
「これは魔石ですね。かなり高ランクの物とお見受けしますが」
元はおそらくEランクですが魔力を込めて純度をあげてみたものです
「私は鑑定士では無いので詳しくは言えませんがこれもいい値がつくでしょう」
「じゃあこれも出してみようかな」
「これはミスリルの魔法矢ですかね」
「各属性3本ずつの18本セットです」
あっそれと暇つぶしで作ったやつだけど
「これはオリハルコン製の竜の彫像ですか」
正解です。
「今日はとんでもないほどの額が飛び交いそうですね」
できはどうですかね
「とてもいいと思います。」
「失礼します。オークションの品の鑑定と受付に参りました」
「よろしく頼んだぞシーバ」
「かしこまりました」
それじゃまずはライトニングヨルムンガンドの鱗から
「は、はいそれでは失礼します《鑑定》!」
どうですか
「紛れも無く本物の良品ですね。出品者はどなたにしますか?」
とりあえず全てケイということにしといてください
「かしこまりました。オークションを円滑に進めるため開始価格はこちらで決めさせていただき、手数料は落札価格の5パーセントとさせていただきます。」
了解です。
「では一品目は金貨1枚からにしましょう」
えっとつぎはインフェルニングシェーロンです
「こちらも相当なものですね。魔力による強化能力もありますし。金貨10からにしましょう」
つぎは魔石各属性1つずつのセットです
「これまた小さいながらとてつもない純度ですね
Bランク上位ほどでしょう。金貨16枚としましょう」
つぎは自作の魔法矢ですね
「ミスリル製の上魔法矢ですか。金貨2枚としましょう」
最後はこれまた自作の彫像です
「これを自作なされたんですか?」
そうです
「またとんでもないものが出てきましたね」
そうですか?
「これ純オリハルコンじゃないでしょう」
ケチったのバレましたか
「いえいえオリハルコンは柔らかいですからこれほど精巧な加工はできません。しかしかなり細かい模様まで彫り込まれているところを見るにもっと強度のある金属にオリハルコンをかぶせたものでしょう」
全くもってその通りです
「これはおそらく50,60枚にはなるでしょうね」
そんなにですか
「期待も込めて20枚からにしてみましょう」
「それでは鑑定と申し込みが完了いたしましたのでご都合よろしければ3階VIP席にて4時にお待ちしております。」
よろしくお願いします




