フラグはへし折る為に立てるのです
ここから基本的にカイ視点です。
カギカッコ使うのが面倒なわけじゃないからね、ね(威圧)。
さーて依頼の分集めたサクッとかえりますか。
「とは言うものの転移で来たからはやすぎないか。」
それもそうか。じゃあ冒険者らしく冒険しながら帰ろうか。
「でも荷物運ぶのは面倒だし、収納袋そんなに入らないし。」
ケイそういう時の想像構成じゃないんですか。
「あ、そうか。魔法便利過ぎ」
いや多分僕らがチートなだけだと思う」
それもそうか
...
「《無限収納》でけた。」
は良いけどこのゲート?禍々し過ぎないかな、街中じゃ使えないよー
「この魔法が起動している時に魔法付与できないかな?」
なるほど魔法って便利だな。
「いや、僕らがチー(以下略
...
《エンチャント》
袋が一瞬光ったけど使えるようになったのかな?
「とりあえず木材しまっちゃおうよ」
それもそうか
本当に全部入っちゃった
「感覚だけどまだまだ入るよ」
まぁ片付いた事だし街に行こうか。
「いざ冒険」
森の中だけどそれなりの道があるんだな。
「この辺は割といい狩場みたいだからそれなりの人数が踏み固めてきたんじないか?」
なるほど
というか暇だ...あ、そうだ
「どうした?」
いやー平和っていいねーこのまま何事もなく街まで辿りつけるといいねー。
「おいーーーちょと何言っちゃてるんですかカイさん。それ絶対イベントフラグじゃないですか。しかも割とよくない系の。」
せっかく神建築したのに何回避しようとしているのかな?
「いやそれ絶対紙建築だからっ。」
ブフォロローーーーーーーーー
「ほらやっぱり紙建築じゃん」
てか何これ蝶?デカくね。
「150cmはあるかなーー(白目)」
「《鑑定》
ウィンドバタフライ
ランクC
風の操作による結界によって遠距離からの攻撃が通りにくい
羽にある鱗粉には軽い麻痺効果あり
だとよ」
ちゃんとへし折ってこその1級フラグ建築士だよねー。
「どうするよ」
ケイの魔法でサクっと...
「丸投げかよ」
だって僕遠距離持ってないもん
「斧に付けた風属性魔法あるじゃん」
でもあれ挙動が遅いよ
風属性相手だったら光属性の
《サンダースピア》とかでいいんじゃない?
「まぁそれしか無いか。
《サンダースピア》っ 当たんねー
まだまだぁ《サンダースピア》
動くんじゃねぇよ当たんねえだろ。」
じゃあ《ウィンドバリア》からの
《ファイアエクスプロージョン》は?
結界内で揉みくちゃにしてやろう
「それだ《ウィンドバリア》よし捕まえた
《ファイアエクスプロージョン》
はい勝った」
流石だねちゃんとへし折ってくれる。
「いやーいい紙建築だったよ。建てた本人役立たずだったけど」
ぐう
「ぐうの音は出るのな」
だって飛ぶとか聞いてないもん
「次は下から来るかもな」
新しい武器作ろ
「こわいこわい」
まあなんだかんだで街には着いたな。
とりあえずギルド行って完了報告しとこうか。
「あと一応蝶の奴も報告しといたほうがいいんじゃ無いか?」
それもそうかとりあえずギルドへゴー
「トレントの木の回収完了しました。」
「はい。では解体場の方で...
ってそういえばあなたたち昼から行った人達ですよね早すぎません?結構な量だったと思うのですが?」
「まぁいろいとあってね」
「そ、そうですよねいろいろ言いにくい事もありますよね。」
なんか誤解されてる気がするがまぁいいか。
「えっとトレントの木の回収完了ですお疲れ様でした。報酬の70000デルです。」
「あ、あとそれから道中出くわしてしまったのですがウィンドバタフライを討伐したので一応報告しておきます。」
「ちょ、えっ、ちょと待ってください。いまウィンドバタフライって言いました?あれCランクですよ。失礼ですがよく生きてましたね。と言うか討伐って言いましたよね。依頼ではないので報酬とかGP はあげられませんが、情報ありがとうございます。これからも気付けてくださいね。」
「それではまた」
今日もすっかり遅くなっちゃたなー
ギルドの食堂で食べてく?
「宿屋にも食堂併設されてなかったか。今日はそっちに行ってみようよ。」
それもいいね。そうしよう
「お帰りなさーい」
「ただ今です。」
ただ今ーー
「お二人はもう飯は食べたのかい?」
「いえ、まだです」
「それじゃあ部屋で待っててね。あとでミーナに持って行かせるから。」
「ありがとうございます。」
あー今日もよく働いたなーーー
「お疲れーーーー。人ごとじゃないけど。」
それにしても今日はよく稼げたな
ゴブリン20000にトレント70000だろ
90000デル2人で分けて45000デル。これにまだ売ってない素材やら魔石もあるしなかなかいい稼ぎなんじゃないかな。
「でも魔物に襲われたりすることを考えればそんなもんなのかも。」
なるほど
「明日はどうする?」
うーんお金あるし明日1日は街ゆっくり見て回らない?あと新しい武器の材料探しに行きたいし。
「いいね 僕も魔法に関する情報手に入れておきたいし。」
でもどこ回ろうか?
「うーん」
「失礼しまーす」
「はーい開いてますよー」
「お食事お持ちしました。
ありがとう。丁度いいところ来てくれたね。
「へ、?!な、なんれひょうか。」
あっ噛んだ
「明日街を歩こうと思ってるんだけどどっかいいとこあるかな?」
「あ、そうですか。でももう少し詳しく行きたい所とか教えて頂けますか?」
「あっそうだね。えっと僕は図書館に行きたいかな?ケイはどうする?」
そうだなー。魔道具とか金属売ってる所がいいかな?
「えっと図書館は、冒険者だとステータスプレートと紹介状がないと入ることができないのですが大丈夫ですか?
それと魔道具屋は沢山あるのですが、金属は鍛治組合の店で見られると思います。ですが専門店なので見ることが目的なら、ラインズ商会の市場がオススメです。大きい店なので食糧から武器もちろん魔道具や金属その他素材も色々あると思います。」
「図書館は結構入るのが大変なんだね。」
「はい、まだこの国では本が貴重なので。所で紹介状はあるのですか?貴族かギルドマスターしか発行出来ないのですが?」
「多分大丈夫。あしたギルドに行って確認してくるよ。」
「そうですか。あと失礼かも知れないですが、ギルドランクは今いくつですが?Eランク以上だと一部の商品が割引になるのでステータスプレートを持っていくと良いでしょう。」
ありがとうでもまだFなんだ
「あ、すいません。雰囲気がベテランのそれだったので。」
それは買いかぶり過ぎだよーだいたいまだ16歳なんだけど。
「時間取らせてごめんねーありがとう。」
「いえいえ長らくお邪魔しました」
そういえば場所聞くの忘れた
「あっ....」
ねぇマップの魔法とかないの?
「うーん。《マッピング》ってのはあるんだけどなぁ視界に入った場所しか記録されてないんだよねー」
まぁ最初っから全部わかっても面白くないか。
「それもそうか。じゃあ明日は適当にぶらぶらしてマップ埋めでもするか」
異議なし
「寝るか」
おやすみー