遠征クエスト(良い加減にしろ)
なるほどそう言うことか
「どう言うこと?」
ケイは魔力を直接操ることが多いからわかりにくいかもだけどものに魔力を流すような感覚で触れると魔力の流れが感じられるんだよね
「そうなんだ」
んで猫さんの体内の魔力がそれはもう荒ぶってる
「なるほどね。なら人口魔力循環器みたいなのもあるといいのか」
とりあえず魔力の体内循環はものに魔力を流すのと同じ感じだから代わってもらっていい?
「わかった...なるほどこれが魔力の流れか」
まずは端子だよなぁ
「魔力伝導性を考えるならオリハルコンだけど金属製の腕輪ってのもなぁ」
魔物の毛皮に銀糸ならぬオリハルコン糸を縫い込むか
「それなら見た目も豪華でいいか。
ウィンドウルフ解体して毛皮洗っとくよ」
ありがとう
んじゃ端子は後でやるとして魔力を流す機構だよな。
ただ流し込むんじゃなくて循環だから
魔力を流す端子と吸い取る端子がいるよな
魔力用のダイオードが欲しいな
「それなら結界使えばいいんじゃない?」
なるほど結界はご都合主義だな
「内側からは通るのに外からは通らないという便利さ」
魔力用整流子は完成
出力の調整はどうするかな
「魔力伝導線にオリハルコンじゃなくてアルミでも使って繋ぐ本数でかえられるようにすれば?」
あえて魔力伝導性の低いものを使うってことね
調整用バルブ完成
「あとバッテリーも積んでおいた方が安定して使えるんじゃない?」
それからテキトーに筐体を作って完成
「この血圧計みたいなやつが端子?」そうこれを両手に巻きつければいはず
「ちょっと試してみるか」
少しづつ出力上げるよ
「いいよ...おおーなんかじんわりあったまるわー」
そうなの?
「あとでベットに付けよう」
とりあえず治療進めよう
よしじゃあ出力始めるよ
「魔力循環は監視しとく」
...
...
...
「魔力循環はだいぶ整ってきた」
少し出力落とすよ
「ッ、ウグッ...ここは?」
「お姉ちゃん?フィルねえ..わかる?
よかった...よかったよぉーー」
起きたぁ
「やったな」
「いっ どうなって?」
「まだ動かない方がいい」
「フィルねえ大丈夫?痛いとこない?」
「ああ痛いところはないだが全く力が入らないんだ」
「そりゃそうだろうさっきまで瀕死の重傷だったんだから」
まだ寝ていた方が良い
「そうだなあとで食事を持ってくるからゆっくりしていてくれ」
「大変申し訳ない助けてもらったのにまともに礼も言えず。」
良いんだよやりたくてやったことだ
「できれば名前を教えていただけないか。」
僕がカイでそっちのがケイだよ
「カイ様にケイ様か命を救っていただきありがとうございます。」
「そりゃどうも。そんでそちらは?」
「おっとまだ名前も言ってなかった私がフィリスで
「ティアだよ」
まぁ積もる話は後ということで
ヴェルサクッと街まで飛んでこう
『忙しかったのは分かるけどもうちょっと構ってくれても良いんじゃない』
すみませんでした
『んじゃ今日中につくために8割ぐらいで飛ばすよ』
「危篤は脱したとはいえ怪我人がいるんだから優しくな」
『わかったー』
魔導ジェットエンジンも使うから揺れはないと思う
『んじゃレッツゴー』
「カイ何作ってるの?」
医療キットとICUキット?
的な何かだよ準備しとけばもっと早くもしもの時早く対応出来るだろうから。
「医療キットはわからんでもないがICUキットってなんだよ」
人口魔力循環器とか点滴キットとか応急では使わないものを一つにして持ち運べるようにしたもの
あと魔力に余裕あるときでいいから
本気ポーション作っといて
「本気ポーションってなんかヤバイクスリの感じなんだけど。」
んじゃマキシマムポーションで
「まぁわかったよ」
『そろそろ着くよー』
もう着くのかよ
「いやカイが熱中し過ぎなだけ」
ほんとだもう夕方じゃん
「でもまぁ無事とは程遠いけど帰ってこれたしいいか」
寝床が快適でも疲れるもんは疲れるな
「王都に帰ってこれてよかったよティアも疲れただろう」
「ほんとによかったー何よりフィルねえが死んじゃわなくてよかったよー」
「自分でもなんで生きてるのかわかんないぐらいだよ。」
とりあえず今日は寝て明日ギルドに完了報告しよか
「宿に行く?」
「いやフィリアさんもまだ歩くのは辛いだろうし竜車で過ごそう」
まぁぶっちゃけ竜車が一番快適だし
今日は亜空間の家じゃなくて荷台改造して寝よか
「フィルと呼んでくださいカイ様ケイ様」
様はなくていいよフィル
「でも命の恩人に失礼では?」
いいのいいの様呼びはなんかむず痒いしケイもいいでしょ
「もちろん」
「ところで私は瀕死の重傷だと言っていましたがどのように治してくれたのか聞いてもいいですか?」
「カイ兄はどんどん見たこともない魔道具を作ってケイ兄はすごい効き目のポーションとか回復魔法を使えるんだよ。」
「もしかして2人はとても腕の立つ魔導師と魔導工作師なのですか?」
そんな事はないけど魔導具作りはすきかな
「この腕に巻きついているものや刺さっているものも魔道具なのですか?」
そうだよ
「巻きついているのは体内の魔力循環を支援してくれるもので刺さっているものはポーションや足りなくなった血液や魔力を直接体内に届ける為の物だよ」
「そんなぁ王都の治療院ですら難しい事を平然とこなすとは。こんなに素晴らしい魔道具をたくさん使わなきゃならないほどの事だったのですか?」
うんまぁ
「聞いちゃう?」
「ええ」
「とりあえず出欠多量で意識飛んでたし魔法じゃなきゃ治らないレベルの粉砕骨折が十数箇所でしょ。それから内臓各種も潰れかけてたし魔力循環はメチャクチャだったし体内魔力の欠乏も酷かった。」
「ほんとなんで生きてるんでしょうかね」
まぁいいじゃない生きてるんだから
「2人は冒険者続けるの?」
「大変厚かましいお願いなのですが私たちと共にパーティーを組みませんか?」
「まだ冒険したいー」
「それと日銭を稼がなければならないので」
もちろん大歓迎だよー
「それに僕らはFランクだから厚かましくなんかないし4人ならパーティーとして成立するから依頼の幅も広がるし。」
「ならばよろしくお願いします」
「ですです」
よろしく
「じゃあとりあえずパーティーメンバーなんだから敬語はなしでよろしく」
「では失礼して...じゃあよろしくね」
「もうあんなクソと冒険せずに済むんだー」
そういえばなんであんなところで2人だけで襲われてたの?
「私らはリガルテ村まで行商人の護衛をしていたんだが途中で例の奴隷盗賊に襲われたという事だ」
「この国って公共工事目的の犯罪者奴隷以外の奴隷ってこの国違法じゃなかったっけ。」
「そうなんですがお隣...と言っても森を挟んでですがグラント帝国は獣人奴隷は合法なのでそこへ連れて行かれると聞いています。」
やっぱりその国潰すべきだろ
「それが出来れば良いんだけどあの国は軍事力だけなら間違いなく世界一だし国力も十分にあるから対抗できる国が無いし。」
じゃあ軍備の強化だな
「お、空母行きますか」
「クウボとはなんですか?」
ものすごく大きい船だよ
「どのくらいおおきいの?」
うーんどんくらいにするか決めてないな
「ヨークタウン級って200mぐらいだったっけ」
エンタープライズが200ちょいだったはず
「じゃあ300mぐらいで造るか」
「300!」
「つくる!」
「造るってまさかたった2人でグラント帝国の旗艦よりも大きい物を造るって事なの?」
「グラント帝国の旗艦がどれくらいかは知らないけど造るよ」
「帝国は2年の時間と20億デルもの大金をかけて開発したんですよ。」
うへぇ王金貨20枚かよ
『大きな船造るんなら私がおおきい姿で乗れるくらいのとかにしよー』
「多分ヴェルが20羽?人?ぐらいは乗れる」
『え?ヤバい。でもそんなに乗ったら潰れちゃわない?大丈夫クロマタイトとアルテライトで造るから』
「いやいや金属の塊は浮かないよ。というかどんだけミスリル使う気ですか。」
「そーだよ浮くわけないじゃん」
まぁまぁいつか造るからお楽しみに
「確かにミスリルが山のようにいるよな」
ぜんぶで500トンぐらいだからな。
ミスリルも何だかんだで100トンぐらいはいるかな
あとは魔導回路とか魔力供給装置もいるしオリハルコンも溶けるな
装備は機関砲とミサイルで良いし
ぶつぶつ...
ぶつぶつ...
ぶつぶつ...
「あ、これ止まらないやつだ」
「そうなの」
「そうなんだ」
「もう寝よか」
「はい」
「おやすみー」
やっと王都に帰って来れました
これから何させようか




