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駄文書きの取るに足らぬ悩みごと

作者: 新駒駄文斎直胤

800字以内縛り短編2本目

今回は無題

私の個人的な悩みごとを垂れ書いただけなので、内容は無い

 時折、自分は本当は何が書きたいのかと物思いにふける事がある。

 元々、絵を描くのが好きで、ある時からその絵に物語を付けるようになったのがはじまりだった。そこから、手塚治虫の伝記に影響を受けて4コマ漫画を描き始め、姫川明、荒木飛呂彦に影響を受けてストーリー漫画。そして大友克洋、三浦建太郎に影響を受けてシリアスでメッセージ性のある漫画を描き始めた。

 しかし、漫画家を志し挫折した者の誰もが経験するように、私も同世代の怪物の実力を目の当たりにしてその道を諦めた。

 その後暫く、私は創作から離れたが、ものの数ヶ月後には畑を小説の世界に移し、活動を再開した。

 小説というものは素晴らしく、ある一定の文章力さえあれば、絵が描けずとも自分の世界を表現することが出来、日本語を解せる者になら誰にでも読んで貰える。

 最適の畑を得た私はどんどん作品を創った。だがそれは、また自身を壁にぶつける行為でもあった。「自分は一体どのような作品を創りたいのか」という、非常に堅固な壁である。この壁を越えねば、これから作品を創り続けることはかなわない。

 大雑把な形ではあるが、手塚治虫や大友克洋、三浦建太郎、永井豪の影響を受けて育った身としては、やはり「人間の深淵」というものを扱った作品を創りたかった。人間のえげつなさというものを書いてみたかった。

 しかし、この壁は高く、そして厚かった。

 「それで良いのか」と問われると、途端に閉口してしまう。「人間のえげつなさ」を描いた作品など、世の中溢れるほど存在する。そんなもの創ったところで、異色とは思われず、数多の作品の中に埋もれてしまうのではないか、という悩みが襲い来るのだ。

 しかし、考えてみれば私はまだ若く、老い先短いワケではない。今に見てろという気概で執筆し、力を付けて行くことが大切なのだ。

 一事を成すに焦りは禁物。これからゆっくり見つけて行くとしよう。

800字以内という縛りは難しいね

でもまぁ、楽しいな

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