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#4 オオカミ?と美少女と

とりあえず異世界入りました。


そこは何もない野原だった。


何も無いとは大袈裟ではない。本当に何も無いのだ。


「さて、どうすっかな… まずは街に行ってみるか。」


見たところ近くに道がある。道と言っても他よりも草が無く、道に見えるだけかもしれないが。




「ふぅ… 暫く歩いたな。しかしまぁ広すぎるだろ。まさか1時間歩いて村の影ひとつ見えないとは。」


「グルルル」


「ん?なんだこの声。俺の腹の音じゃないよな?」


そして俺は振り向いた。そこに居たのは腹の虫何ていう可愛いもんじゃなかった。


「ウソだろ…」


大きさは80cm位だろうか。黒い毛に鋭い牙。世界最底辺の奴が絶対最初に会っちゃいけない奴…


「オオカミ?来たし…」


そう俺が考えているうちに、お腹がすいているのだろう。オオカミ?は俺に襲いかかってきた!


「オイオイオイオイ!来るんじゃねえよ!」


全くもってオオカミ?は聞く気は無いらしい。

全力を持って俺を喰いに掛かってきてる。

速さはあちらの方が早いだろう。もちろん力だってそうだ。なんせ俺は最底辺なんだから…

俺の顔から堪忍したと読み取ったのかオオカミ?は俺の目の前に飛びかかってきた。

…もう諦めよう。そう思ったその瞬間。




光が飛んできた



俺が次に見たものはオオカミ?がその光に飛ばされ俺の10メートル先に転がっていた。それも頭がない状態で。


「大丈夫ですか?」


天使の声が聞こえてきた


「あ、あぁ 大丈夫だ 助けてくれてありがとう。」


そう言って俺が声をかけた相手は…

天使だった。 天使の声にまさに美少女と言えるような顔。目鼻立ちがしっかりしているので見る人によっては美人の見るかもしれない。金髪ロングに騎士のような甲冑。どこかの兵士だろうか?


「そう。なら良かった。私の名前はアリサ。

一応シリスタ王国の騎士団兼勇者をやってるわ。」


は?ユウシャサマ?コンナカワイイコガ?完全にフリーズした。タダでさえ絶世の美女が目の前にいるのだ。しかもその子は勇者?フリーズするのも当然である。


「ねぇ、ほんとに大丈夫なの? 」


「あぁ、すまん。少し考え事をしていた。」


「そう?ならいいのよ。…で?貴方はなぜこんな所にいるの?」


「ここってそんな辺境なのか?」


「ええそうよ。ここは最寄りの街から100キロほど離れた勉強中の辺境よ。ついでにオオカミの森でもあるわ。」


へぇーあいつの名前オオカミで良かったのか。

にしても100キロか道理で遠いわけだ。


「貴方その様子からして迷い人なの?行商人にしては何も持ってないし、何より土地について知らなすぎるわ。こんな所誰も来ないのよ?」


「あぁもしかしたら俺はその迷い人って奴かも。」


「そうなのね… まぁいいわ。とにかく街まで送ってあげる。あの馬車に乗って?」


「あぁ分かった。」


俺は騎士団であろう人達がいる馬車へと案内され馬車へと乗り込んだ。


「発車します。」


騎士団の一人の声で馬車は街へと向かった。




俺TUEEEEをお待ちの方もう少しお待ちください。

次には、主人公の隠された能力がわかってくると思います。多分


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