#3 ステータスそして異世界へ
「ステータスはお前さんがほとんど決められるようになっておる。初期値と振り分けられる量はワシが決めたがな。」
「ステータスオープンと唱えるのじゃ。そうすればステータス画面が出てくるようになっておる。」
「こうか?『ステータスオープン』」
と言われるままに唱えるととブゥゥンと音がして
ゲームに出てくるような文字列が浮かび上がってきた。
ステータス ムクドリハジメ
HP 100/100
MP 200/200
STR 30
DEX 25
VIT 18
INT 26
AGI 41
MND 37
LUK 100
振り分け可能ポイント 500
スキル
通常スキル
固有スキル
??? Lv.1
??? Lv.1
??? Lv.1
「おお!凄いなこれは!それで振り分け可能ポイントって何なんだ?」
「その名の通りじゃよ。その数値の合計分をステータスに割り振れる。まぁ世界の救世主じゃからな500ptsは破格…なんじゃが…」
「なんじゃが?」
「お前さんの行く世界はちと厳しくての。そのポイントをすべて振ったとしても全種族最底辺じゃろうな。奴隷にも負けるほどじゃ。運だけは特典でかなり高くなっとるがの。」
奴隷も存在するのか… って
「最底辺でマジ?」
「マジじゃ。無論ほかの世界だったらブッチギリで世界最強。俺TUEEEEだったじゃろうがな。」
だからそのネタどっから仕入れてくるんだよ
「ラノベじゃ。」
ウムム…
「まぁ何とかなるだろ!」
「うーむ。意外と楽観的じゃな?―あぁあの能力があるからかの?あれはわしもビックリじゃったな。よもやあんなことを考えとったとは…」
「まぁ何とかならなくても何とかして見せるけどな。」
「お前さんならやってしまいそうじゃな。さてptsを振り分け蹴るがいいのじゃよ。」
「あぁそうするよ。」
「…これで完了だな。」
「良いかの?」
「あぁ。」
「良しそれでは転生スタートじゃ。ちなみに意識は五歳に覚醒させるようにしといたからの。お前さんとて母親となる人物の胸にしゃぶりつきとうないじゃろ」
「しゃぶりつくって… まぁそうだな。ありがとよ。」
「うむ。それでは行ってくるのじゃ。ちなみにワシを信仰しとる教会に行けばワシと話せるようにしとくからの。」
「あぁ。分かった。」
「それじゃあ。ゆくぞ?」
その瞬間、俺は光に包まれ意識を失った。
ステータス 椋鳥ハジメ
HP 150/150
MP 250/250
STR 95
DEX 65
VIT 80
INT 54
AGI 91
MND 87
LUK 200
やっと異世界行きます。
ちなみにステータス値の合計値で考えるとハジメが1とすると異世界の平均ぐらいの人は5ぐらいです。奴隷で3ぐらいですね。
うん。主人公弱い(´。・д人)