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#1 社畜と宝くじ

初めての作品です

ありがちでテンプレ

それでも良ければ是非ごゆっくり読んでいってください

出来れば感想欲しいなぁー|´-`)チラッ

「は?」

 

 俺こと椋鳥ハジメ(むくどりはじめ)は呆然としていた

 驚くのも無理はない。なんせ五億円が当たったのだから



 時は2週間ほど前に遡る

 俺はいつものように社畜業を終え帰路についていた

 当たりには立派なもみの木と爆破したい多くの男女

「そうか...今日はクリスマスか…」

 年末でもないのに一大行事見忘れさせるこの忙しさ

 俺の働いている会社はどれほどのブラックさなのかと疑いたくなる


「年末ジャンボ好評発売中!」

 軽快なメロディと共にそれの売り場から某有名女優がやってるCMが流れている

「...いっちょ買ってみるか」

 最近は仕事詰めで好きなゲームやマンガは買えない。

 それならばこういうものを買ってもいいかと思い切って手を伸ばす。

 

「いらっしゃいませ~♪」

 売り場のお姉さんからは抑揚をつけて入るものの大事なデートでもあったのだろうその言葉からは若干の怒りが漏れているようにも聞こえる


「何枚になさいますか~♪」

 それでも自分のプライドは曲げないらしい

「じゃあ連番で20ほど」

 金はある… そう自分に言い聞かせ手を出したこともない枚数を買う


「ありがとうございました~♪」

 頑張れよ… そう心で思いながら俺はその場を後にした


 そんなこんなで地獄の年末を生ききり日付は1月9日

 正月休みと有給によって至福の時を過ごしていた頃現在に至る


 俺はテレビと手の中の紙の束を交互に見る

 テレビでは聞いたことのあるメロディにのせはたまた見たことのある女優が数字を読み上げている

「1等!356779868番! その当選学なんと!連番合わせて10億円!」

 

「.............は?」

 俺のその紙切れの番号は

「3、5、6、7、7、9、8、6、8」

 ってオイオイオイオイオイオイ!

 は?マジですか?何ですか10億円ですって?大嘘だろ嘘だろ?もう働かなくていいっててか?社畜やめていいってか?

「いや待てよ間違いの可能性もある」

 俺はもう一度数え始める


  ~1時間後~


「やっぱり10億だ...」

「ウオオオオオオーーーーーッッッッ!!!!」

 生まれてこの方30年思えば今まで手に出来たものはほとんどなかった

 彼女なし、運動神経なし、勉強に使う頭脳なし

大学には行けず何とかいまはたらいているところに雇ってもらえた

 あるのはここ12年の集大成 小さな会社の中間管理職という肩書きと、それによって手に入れた人より多い貯金だけ

 去年めでたく魔法使いとなった俺の人生は思えば酷いものだった


 それが今ではどうだろう

 このお金があれば何だってできるじゃないか!

 かのじ... いやいやうんどうしんけ... いやいやずの...

「全部まともに手に入れられねぇ…」

「いや この金があれば俺は生涯ネトゲ生活ができる!

旧作新作ラノベ マンガ 読みかけていたワン〇ースの続き、ずっとやりたかった龍の冒険の新作、今話題のMMORPG全部!」

 落ち込んだのもつかのまおれはその紙切れ いや10億円を手にし最寄りの銀行へと走る



「これが10億円になります」

幾分待たされただろうか体感では1時間以上に感じたが本来は10分にも満たなかっただろう

 そう言って渡されたのは銀色のアタッシュケースと

 黄金に輝く(そう見えてるだけ)の現金である

「ありがとうございます(キリッ」

 俺はそれを手にし颯爽と店を出る


 帰り道、浮かれ気分の俺は顔にも出ていたのだろう 道行く人には不審な目で見られる んまぁそれは気にしない

 しかしそれは裏の人の目にも止まってしまった

 

「オイオイあんちゃん!いいもん持ってんじゃねえか!ちょっと見せてくれよ」

いかにもマンガに出てくるような強面の顔にキズ有りである

テンプレすぎる...

 

「やだなあ いいもんなんかじゃないっすよ」

 無理がある。

 なんせ俺はミ〇ノの安物ジャージに薄汚れたスニーカーである

 明らかにアタッシュケースが浮いている


「いいから寄越せよ クソが!」

「嫌だ!」

 情けない声を出しながら俺は強面野郎と引き合いをする

 次の瞬間 俺が競り勝ちアタッシュケースは俺の元へと戻ってきた…が

 ドンッ!

 俺はそのままの勢いで車道へと飛び出していく

 そして5m前には2tトラックが

 俺は空中を舞い地面へと叩きつけられた

 俺の意識はそこで消えた...



前文にも書いた通りテンプレ要素多めとなっております

異世界に行くのは次から

俺TUEEEEは次かその次からとなっております

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