表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻影国家再建記  作者: 白波ほずみ
第三章 壊れる精霊国家

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/21

壊れる精霊国家 ⑬

ローディアス伯爵は王城の侍女に手紙を3通渡す。


侍女は小走りで会議室を出る。


「陛下、こちらを…」


封書にはノルディア王国の蝋封が押されている。


女官が封書を取るとペーパーナイフで口を開け、女王へと手渡した。


女王は手紙を取り出す。


[グラディア王国セピア・エル・グラディア女王陛下へ会談の要請をいたします。ノルディア王国では、大変深刻な飢餓が発生しております。食料支援について、話し合いを行いたい。○月○日12時に、お伺いしたく存じます。


     ノルディア王国 アント・フォン・ノルディア]


女王が手紙を読み上げる。


「………」


ローディアス伯爵は羊皮紙に何かを書き込んでいる。


「…もし、支援をするとしたら、どれくらい余りますでしょうか」


女王はローディアス伯爵を見つめる。


ローディアス伯爵はゆっくりと腰を起こす。


「…我が国が大口で支援をしたとしても、まだ余剰は一年ございます」


「…そうですか」


女王は大きく息を吐いた。


―――――――――


グラディア王国の城下街から離れた街。


人々が行き交い活気がある。


「小麦を買いたいのですが」


婦人が商店の主人に聞く。


「小麦かい?今、売り切れなんだ。他を当たれるか?」


婦人は玉になった息を吐く。


「どうかしたのか?」


「ええ、他のお店でも、小麦が売り切れてまして」


「………」


商店の主人は顎に手を当てた。


―――――――――


城下街から離れた街の王室倉庫。


そこを管轄する役人に、報告が入る。


商人達が小麦を買い占めており、買えない者が出始めたと報告が上がる。


銀縁メガネの男は立ち上がる。


手紙で隣国で飢餓が発生しているとの報告があったが、街で小麦が足りなくなる事態を想定していなかった。


銀縁メガネの男は円を書くように歩き始めた。


そして、眉間にシワをつくると椅子に腰掛ける。


羊皮紙を取り出すと手紙を書く。


そして、メイドに渡すと、メイドは小走りで部屋を出る。


銀縁メガネの男は大きく息を吐くと、窓の外を見つめる。


―――――――――


王城を出る三頭の馬は、四拍子の蹄の音を響かせる。


その時、城の鐘が鳴る。


6回。


城下街の人々は王城を見つめる。


それは、上位貴族への呼集の音。


エリーは屋敷の窓から王城を見つめる。


「……何年も、聞いてなかったね。この鐘の音は…」


エリーは暫く王城を眺めていた。



なんだろ?頭の中に映像が浮かんで、それを書く感じなんだけど、浮かぶ時と浮かばない時が多すぎて、時間掛かっちゃってます。


こんな時は、甘い物が必要ですね。


三章は長くなりますね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ