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おれは忘れていた

 おれは忘れていた

 たとえおれが

 彼女たちのことを

 忘れてしまっても

 彼女たちは絶対に

 おれのことを

 忘れやしないって

 いうことを

 

 おれは自信を

 失くしていた

 だけど彼女たちは

 おれに自信と勇気を

 取り戻してくれた


 おれは信じられなかった

 おれ自身の存在を 

 だけど彼女たちは

 おれのことを

 信じてくれた


 おれのことを

 放っておいてくれと

 言ったとしても

 彼女たちは 

 おれのことを

 そう簡単には

 手放そうとは

 しなかった


 おれはおまえたちの味方だ

 おまえたちも

 おれの味方で

 いてくれ


 おれは信じられなかった

 彼女たちが迷惑

 いつでもおれの

 味方だったことが 

 おれはまた

 信頼していた

 女たちに

 裏切られやしないかと

 内心ビクビクいていた

 

 だけど彼女たちは

 おれのことを

 裏切ったりも

 しなければ

 見捨てたりも

 しなかった

 

 おれと彼女たちは

 どこかで通じ合って

 どこかで結ばれていて

 目と目で通じ合っている


 おれがおまえたちを

 見捨てたり

 しないように

 おまえたちも

 おれのことを

 見捨てたりしないで欲しい 

 おれがペンならば

 おまえたちは紙だ

 

 おれがギターの

 ピックならば

 おまえたちは

 ギターの本体だ

 おれはおまえたちを

 媒体にして

 いい曲をたくさん

 奏でたい


 ずっとおまえたちの

 味方でいさせてくれ



 


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