3/201
アイスコーヒー
おれは退屈で
ヒマを持て余していた
家の留守電のメッセージには
おれと同じく
ヒマを持て余している
知り合いのジイさんからの
伝言が
入っていた
どうやらおれと会って
話し相手に
なって欲しいようだったが
おれはそのメッセージを
無視して
消去した
おれはボンヤリと
考えた
普通なら詩を書いて
それでメシを
食っていける訳がない
だけどおれは
誰が考えても
不可能なことを
本気でやろうとしていた
おれは他に
やれることがない
やれることと言えば
詩を書くことぐらいだ
だからおれは
今までにたくさんの
詩を書いてきた
おれに出来ることと言えば
詩を書くことだけだ
おれに出来るのは
これぐらいだ