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ただ

ただ生きているだけ

作者: 藍植雄

そのまんまのタイトル。

生きている。


目に見えるようで、目に見えない。


肌で感じることが出来るようで、感じることが出来ない。


実感があるようでないような。


感覚があるようでないような。


それでも確かに、


生きている。


言葉で説明できそうで、


説明するのは難しく。


一言で言えるのに、


ずーっと語ることもできる。


価値も価格も人それぞれ。


理解できそうで、理解できない。


わかりそうなのに、


あと少しのところで分からない。


それでもなぜか、生きている。


とても簡単で、


驚くほどに難しい。


皆がこれを、考えてきた。


それでも答えは見つからず、


個人で納得するしかなくて。


「僕には全然わからない。」


「俺は全部わかってるよ。」


「私は半分くらいかな。」


そんなことは気にも留めずに、


僕は確かに「生きて」いる。


地球も確かに「生きて」いる。


ほら、耳を澄ませば。


目を見開けば。


心のカギを壊してしまえば。


聞こえてきそうで、聞こえてこない。


見えそうなのに、見えない。


壊れそうで、壊れない。


それでも不思議と、確かに、なぜか、


生きているんだよね。


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― 新着の感想 ―
[一言] 2018/10/15 19:03 ただこの作品の生存を確認しただけ
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