第一章までの登場人物
キャラをまとめる機会があったので、
こちらにも記載しておきます。
ゆくゆくは2、3章の登場人物もまとめたいと思ってます。
〇 ヴォルフ・ミッドレス(男 42歳)
レミニアの養父。
冒険者をやっていたが、謎の女にレミニアを託されたのをきっかけに故郷に隠棲する。15年後、パパ大好きのレミニアによって強化され、ついにA級の竜種マザーバーンを打ち破るまでに。
【灰食の熊殺し】戦においては、100人斬りを達成。冒険者としての魂に目覚め、再起することを決意する。
戦うこと以外はのんびりとした性格で、よく下着を履き替えるのを忘れて、娘に注意される。
「ヴォルフ……。ニカラスのヴォルフだ」
〇 レミニア・ミッドレス(女 15歳)
ヴォルフの娘。
自他ともに認める美少女天才魔導士にして、世界で2人しか認定がされていない【大勇者】の称号を持つ。
6歳にして、母親の遺稿【二重世界理論】を読み解き、その世界を引き離すエネルギーの存在を予見する。
12歳の時に母親の遺稿を下地に、レクセニル王国の魔導論文に寄稿。それが研究者の目に止まり、3年後主任待遇でレクセニル王立魔導研究所に迎え入れられる。
とにかくパパ大好きで、彼女の頭の中ではパパ中心に回っている。
子供の頃に経験したベイウルフと父の決闘がトラウマになっており、無茶をする父に対して過剰なまでの強化魔法を施すに至る。
「レミニアは大きくなったらパパと結婚する」
〇ハシリー・ウォード (女 24歳)
レミニアの秘書。王立魔導研究所の研究員。
まだレミニアが15歳ということもあり、仕事から普段の生活まですべてを見守っている――というのは、表向きで【大勇者】の暴走を監視するために派遣されたAクラス相当の実力者。
本人はあまり任務に真剣に取り組んでおらず、ただ危なっかしいレミニアを見守っている。
10歳になるまで、父親に男の子だと勘違いされていたためか、今でも主語が「ぼく」。レミニアと関わるようになってから、最近急激に母性に目覚めつつある。
「それは良い考えですね。職場が華やかになりそうです。毎日、あなたをいじることもできますし」
〇アンリ・ローグ・リファラス (女 18歳 ハーフエルフ)
リファラス大公爵家の長女。また父ヘイリルは、レクセニル王国王妃リーエルの兄であり、ムラド王の義兄に当たる。そのためアンリもまた王位継承権を持つお姫様である。
子供の頃に読んだ英雄譚に出てくるお姫様ではなく、英雄に憧れる。
強い人間に憧憬の念を抱くようになり、また自分も強くなろうと騎士になることを志す。そのため子供の頃にグラーフ・ツェヘスを口説こうとしたのは、あまりに有名。
また辺境で困っている民を助けるため、【葵の蜻蛉】という辺境自警団を結成する。
真面目で責任感は強いが、強い人間を見ると挑みかかってしまうことや、移り気が激しいことなどから、家族を心配させている。
「私と――。結婚して下さい!!」
〇 グラーフ・ツェヘス (男 41歳)
レクセニル王国騎士団団長兼王国軍総司令官。レクセニル王国の【猛将】
すでに武人としての適齢期を過ぎてなお成長し続けているAクラス相当の実力者。
その体格と隈取りから溢れる強烈な迫力は凄まじく、ただ存在するだけで軍の士気が上がるという希有なカリスマ性を持つ。
槍の使い手で、レミニアが現れるまでは【絶対死連無槍】という4方向から成る高速の突きは、彼しか使うことは出来なかった。
現在は独身。20年前、幼なじみと結婚するも、若い頃に死別している。
1人養子がおり、他国の騎士学校で勉学に励んでいる。
「どうせどこぞの山猿にでも産ませたのでしょう。ガハハハハハハッ」
〇 ムラド・セルゼビア・レクセニル (男 62歳)
レクセニル王国の王。
今でこそ好々爺という感じだが、昔は自ら兵を率い魔物を退治する勇猛な戦士だった。
三男であったが、相次いで兄弟たちが事故死、病死したことにより、42歳という異例の遅さで戴冠する。
現王妃のリーエルとは20歳と離れているが、王都では憧憬を集めるほどのおしどり夫婦である。
「これからも余と余の国のため、励むがよい」
〇 リーマット・パラドン (男 22歳)
アンリの従者。仕えているのは、アンリの父ヘイリルになる。
アンリのお目付役として、同行し、彼女が作る自警団にも入隊している。
自己申告において、Bクラス相当と名乗っているが、実はAクラスに相当する。理由はアンリより強いと知られたら厄介だから。
思慮深い性格で、当初からヴォルフの力に疑問を持っていた。
「全く……。あなたは何者なんですかね」
〇 ダラス・マーガン (男 77歳 エルフ)
リファラス家に仕える魔導士。アンリの従者。
リーマットと同じくアンリのお目付役。アンリの無茶に付き合わされる苦労人。
Bクラス相当の腕前を持つ魔導士で、風と炎の属性で第5階梯魔法を習得している。
忠誠心が高すぎるゆえ、融通が利かないところもあり、ヴォルフとのいざこざの原因にもなった。
若く美しい妻がおり、2児の父親。
「貴様、ここで何をしている?」
〇 ラーム (男 500歳以上 エルフ)
ヴォルフが出会った謎の老人。
その正体は伝説的な存在『3賢者』の1人。
各地を放浪し、優秀な人材を探している。
弟子にアクシャルという少女がいる。
「何をいう。わしなんかに比べれば、お主なんてひよっこもひよっこよ」
キャラの容姿などについては、
キャラデザインの変更もあるかもしれないので、
ここではあえて触れてません。
……気づいてはいたけど、やっぱ男キャラが多いよな(^_^;)
よし! 今からムラドを女王、ダラスを魔法少女にしよう(名案)








