優しさに包まれて ~白衣の天使を目指して~
『それじゃあ、病室へ行きましょうか?』
指導看護師に連れられ病室へ向かう。
病室の患者様達の視線が一斉に私に向けられる。緊張感が高まる。
『この病室の担当させます。看護学生の菜須さんです。皆さん、よろしくお願いしますね』
指導看護師さんが病室の患者様達に声をかける。
『まぁ、可愛らしい』
『よろしくね』
『頑張って』
『そんなに緊張感しなくて良いわよ』
『ありがとう』
あたたかな優しい言葉に迎えられる。
患者様・指導看護師・先輩看護師に見守られ育てていただく看護学生。
またある時には……
『よつ葉ちゃんだぁ』
『よつ葉ちゃん』
『よつ葉ちゃんなら、良いよ』
『よつ葉ちゃんにしてもらう』
幼い子達に、慕ってもらい信頼してもらい処置を進めさせてもらう。そして看護学生として自信をもらう。
たくさんの診療科を勉強させていただきました。今、振り返ると落ち込んだ事も挫けた事もありましたが、こうしてひとつに纏めてみよう。って書き綴っていると嬉しかった事、楽しかった事しか綴っていないなぁ。って思います。
看護を学んで3年目。
色々と勉強してきました。
臨床も経験し看護師の凄さ、素晴らしさ、そしていつか私も同じ舞台に立ちたい。と思いました。
今はまだ力不足で頼りない看護学生。
これから幾つもの試練を乗り越えたときに、今と違う景色が見えるのだろうか?
数年先に後日談としてこの続きを書き記せたら……と思います。
泣き虫で弱虫なよつ葉を支えて下さっているのは、上に書いた人達だけではないと思っています。
活動報告にコメントをくださるユーザ様、感想を書いてくださるユーザ様。
私と交流して下さっているこれを読んで下さっているユーザ様達の励ましが心強いです。見守ってもらっている安心感が私を支え育ててもらっていると思います。
まだまだ半人前な私を、これからも見守って頂けたら幸いです。
看護師に向かって歩む足を止めることなく進んで行きます。
これからもよろしくお願いします。