首相補佐官の発言について
またまた謎の発言が出てきました・・・
自分が小説を書くときは問題発言に対してなのでないほうが安定してるってことなんですがねw
さて、今回の内容は安全保障関連法案に対して「法的安定性は関係ない」と発言したものであります。
そもそも「法的安定性」とは何ぞ?
きわめてわかりやすく(というか筆者の頭的に簡単にせざるを得ない)いうと
人は法律がある場合その法律が安定して運用されることを期待して行動するからその期待を裏切らないようにしなければならない
ということだそうです
要するに昨日まで合法だったことが今朝になったら違法になっていたなんてことがないようにしろということです。
今回はそれが「関係ない」と言っています。
解釈がいまいちわかりませんが
「安全保障関連の法案は国民をだますようにして運用していい。」
という風にも受け取れますし、
「一度決めた法案の内容をコロコロと変えてもいい。」
とも聞こえます。
ただでさえ反対意見が多く、違憲であるといわれている法案にこのように取れることを言うというのはどうなんでしょうか?
法的安定性の対義語に近いものとして具体的妥当性というのがあります。
意味は事情を勘案しながら動くべきだという意味です。
否定的でない考え方をするならば
「首相が言っているようにホムルズ海峡に自衛隊を派遣できるようにしよう」
でしょうか
と、長々と書いてきましたが
ここまで読んでいただければわかるかもしれませんが
作者が今日「ホムルズ海峡に派遣できるようにしよう」ということだ!!
と言っていたのに次の日になったら「国民をだますように運用していい」ということだ!!
と言っている。
そういうことをしてもいいといってるわけです。
これは発言解釈ではなく法的安定性の解釈ですので断定できます。
要はこういうことなんです。
戦争法案とまで言われる法案の解釈が変わるなんて勘弁ですし・・・
なにを考えていったのか、どういう意図で行ったのかわかりませんが国民を不安にさせたことは確かでしょう。