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鼻に鈴入っても誰も助けてくれない

 家族(というか鬼たち)のチームワークによる鬼の所業・・チリン♪ ・・そして耳鼻科の先生は果たしてこの鼻の奥の奥の鈴を取れるのか? 取るとき痛くないのか? まさか・・手術・・!? 怖いよう・・(泣)


 もしこのまま取れなかったらどうしよう・・チリン♪ ・・鼻がチリンチリン♪なる人なんて誰もお嫁にもらってくれるはずない・・いやでも待てよもしかしたら優しい人がいて・・うふっ、チリリン♪


 それよりもまずこんな鬼家族とこれからやっていけるのか? う~ん・・チリン♪ 


 そんなこと考えながらも夕飯を食べても、トイレに行っても、風呂に入っても、風呂上りにプリンチリン♪プリン(プッチンプリン)食べても動くたびに、顔を動かすたびになる鈴・・。


 鼻に違和感はあるしもう大変な人間楽器・・。手も叩いたらもうタンバリン・・。


 寝る時間になって布団に入っても、寝返り打つたびに鼻の奥で鈴が鳴って全然眠れない。うとうとするたびに鈴がいい音色で起こしてくれる(泣)ありがとう。また鮮明に意識できた・・君が僕の中にいることを・・。


瞳をとじて~♪ 顔を少し振るよ~♪ それだけでいい~♪(平井堅 瞳をとじてより)


 タモリ「瞳はとじれないんだよ・・」


 俺「・・ううっ・・、でも瞳の意味は①瞳孔どうこう②目、まなざし」の意味があるからきっと②の意味じゃ・・?」


 ・・はっ! ・・夢か・・。確かにある意味、瞳はとじれない・・。


 鼻の奥がとにかくむずむずする・・まぁでもそれが良いのかは分からないが次第に鈴慣れしてきて何度か目を覚ましながらも眠り始めていた。


 するとその瞬間は夜中にやってきた。チリン・・♪


 俺「・・ん? ・・え!? おーっ!!」


 鼻が急にむずむずし出してこれはまさか・・と思った俺は、慌てて体を起こしてみた・・すると・・。


 俺「・・ぶわーっくしょ~ん!!! チッリーン!!!」


 くしゃみするのと同時にものすごい勢いで鼻の奥の鈴がビシィ!! っと飛び出してきて手のひらにぶつかった。


 ほんとにすごい勢い・・豆鼻に入れて飛ばすどころの騒ぎじゃない勢い・・。・・チリン♪


 俺「・・あー!! やったー!! 出たー! ついに出たどー!!! あー、ぐすん・・(泣)(ウミガメの産卵)」


 母「・・ん? 出たの? よかったね~・・ぐーっ」


 俺「・・・・」


 そして俺は1つのことを悟って1つ成長した。


 鼻に鈴が入って取れなくなった時、家族は誰も助けてくれやしない・・頼りになるのは自分だけ・・そして風邪を引くたびに鍛えてきた自分自身のくしゃみだけ・・。


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