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28 テスト最終日、サミットへの並走


(*+ - +*) < この回は書き直し必須かな...。とりあえずは投稿しておきますが。




***


生徒がテストに取り組む最中、警察部隊・ルナ・エルシィによる攻防が行われていた。



「残りの三十分、ハルト様が集中できるように守り抜きます!!」



ルナの放った暗黒魔法が広範囲に広がり、海外の勇者が一気に後ずさる。



「このガキめッ...チビのくせになかなかやるじゃないか。だが!」



男の一人は立ち上る炎を無視して、ルナに襲いかかる。



「くたばれ!!」


「わわっ、大ピンチ――!?」



――ズドン!



「...ルナさんには触れさせませんよ。それと、もう少しお静かにお願いします。」



ルナに襲いかかろうとした男の持つ魔道具が、エルシィによって弾かれる。



「おまえ、いつのまに...。」


「警察の方々も音を抑えて!陽斗がテストに集中できるように!!」


「「は、はい!」」



異世界での経験から、エルシィが警察部隊に指示を出す。こういうとき、近くにいる人員は一時的に自分の思い通り動いてもらったほうがやりやすいのだ。



「私が一時的に結界を張ります。さっさとこいつらを止めてください!」



認識障害と防音の結界が戦闘地一帯に張られたことで、陽斗たちの教室に再び静寂が訪れる。



「ルナ、少し出力を下げてください!私の結界が持ちません!」


「で、でも...これくらい出さないと押し負けちゃいます...!」


「やはり私たちだけでは厳しいですね...氷室さんが戻ってくればいいんだけど。」



戦闘――特に近接戦が苦手なルナとエルシィは、海外勇者との戦いに苦戦していた。

警察部隊がいるとはいえ、彼らは異世界での過酷な経験はない。そして警察部隊も、彼女らの戦力に頼り切っていた。



***



(まずい...。)



右手でシャーペンを動かしながら、テストを押さえる左手で障壁と重力魔法を使う。

陽斗の解答用紙はほとんど埋まり、最後の大問に突入していた。



***



氷室の援護によって体制を立て直したルナとエルシィは、疲れを感じながらも戦い続けていた。



「...あと少しです。この時間のテストが終われば、陽斗がすぐに来るはず。」


「みなさん、ハルト様を信じましょう!」


「いますぐ天宮とやらを出せ。無駄な抵抗はしないことだ。」



強い光が放たれると、警察部隊が一気に引き下がる。

二人の疲労が限界を迎え、結界が破られる――。



***



――キーンコーンカーンコーン



チャイムが鳴ると同時に、陽斗が教室を飛び出す。

廊下の換気用の窓を開けると、一気に飛躍する。



「いくぞ、陽斗!」



少し先から、黒崎も飛び出す。

身体強化で空中を駆け抜けた陽斗は連中めがけて飛び降りると、範囲魔法を放った。



「『限界破壊(リミットバースト)』!!」



ルナとエルシィが苦戦していた海外勇者を、一発で仕留める。



「助かりました。」


「ハルト様、さすがです!」


「二人とも無事で良かった...。」



自分達がかなり苦戦した相手をたった一撃で倒されたことに警察一同が唖然とする中、黒崎が陽斗のもとに駆けつける。


静まり返った街。


倒れた海外勇者の胸元には、かろうじて壊れなかった通信機がチカチカと点滅していた。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

次回、パート3!一気に駆け抜けます!

今回の不自然なところ・修正が必要な箇所は一旦見逃してください笑


(*+ - +*) < 次の更新は未定。だいぶ期間空きそうです。


そういえば、100pt突破しました。感謝です!!

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