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1.暇な魔王


〜〜魔王城にて〜〜

「ふぁ〜…飯、まだかなぁ…」

「魔王様…いくらなんでもそんな日中ゴロゴロしないでください…威厳が無いですよ…」


おっと、失礼した。自己紹介をしておこう。

俺は魔王ボルティア。とある勇者を倒したっきりひまニートになってしまった。魔族とかの内でも1番強いんだけどなぁ…

あ、こいつは補佐のアルベール。

俺には勝てないけど、マジで強いんだよねぇ、こいつ。時期魔王じゃね?とも言われているらしい。


「つってもさぁー、暇なもんは暇じゃん?オセロやる?スピードとか?」

「遊ぶ気マンマンじゃないですか…。」


俺たちがこんなに暇な理由は、俺が3年前に倒した勇者…ユウリを倒したっきりユウリを超える勇者パーティなかったらしい。


「お、そろそろ飯の時間だな。コックの飯はできているか?」

「それが…あのクソ料理長が、給料低いから辞める!

っと言って出て行ってしまったんです…」

「はぁぁぁぁぁあああ!?!?」

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