我、選択ヲセマラレシ
小説に挑戦は初めてです。よろしくお願いします
1945年、東洋の島国 大日本帝国はアメリカを中心とする連合国に敗北した。最後まで戦い続けた枢軸国が敗北した事で第二次世界大戦が終結した。この戦争で敗北した日本は国家として屈辱的な条件を受け入れた。まず国を守るための戦力の完全放棄。そして敵であった連合国軍に国土を蹂躙され、独立国としてではなく、米国の属国となった。この話はそんな悲劇を図らずも阻止する事になってしまった人間の話である。
2016年、東京オリンピック2020まであと4年とした年。開催地が東京に決まり日本中が歓喜に包まれた時には世界がこんなにも混乱状態にあるとは思うことはなかっただろう。
イラク戦争、シリア内戦、ISILなどのテロ攻撃などの世界規模の混乱。日本に限って言えば北朝鮮の核実験、ミサイル発射試験。韓国、中国などの国民の以上な反日キャンペーン。ロシアとの北方領土問題。韓国との竹島問題。東日本大震災の天災、人災。などの事件、事故があった。
そんな中でとある人間は人生を、いや世界の未来を選択する事態に陥っていた。その人物の名前は小林隆次。彼の職業は航空自衛隊第301飛行隊所属の二等空尉だ。
「一体全体何がどうなっているんだ?」
彼が困るのも無理はないだろう。それを説明するには10分ほど前までさかのぼらなければならない。
2016年某日、彼はスクランブル待機任務から解放されて休日を満喫していた。彼は昔の飛行機、軍艦、戦車などに興味を持っていた。そのため家の中には昔の軍事兵器に関する本やビデオなどがたくさんある。そしていつも通りミ○ネ屋を見てだらだらしていた時、部屋にある異変が起きた。二尉は何のことかと立ち上がった。そしたら目の前が強い光に包まれた。
「がぁ、まぶしいぃ。」
そして二尉が視力を回復したとき彼の目の前には欧州系の顔立ちをした、男性と美しい女性がたっていた。いや舞い降りてきた。
「一体全体何がどうなっているんだ?」
二尉は混乱した頭を整理がつく前に疑問に 思っていたことを彼らに聞いた。
「あなた達は一体誰何ですか?」
その質問に対し女性はにこやかな笑顔をしながら答えた
「私は、大地の神でありこの世界そのものであるガイアと申します。そして私の横にいるのは時間の神クロノスてです。」
「は?時間の神にこの世界そのもののである神?なんでそんな人達、いや神様たちがなんでこんなとこに?」
そんな誰もが思うであろう質問に対し、ガイアと名乗った女性は話を続けた。自分たちの目的をすべて話始めた。
「私たちは、あなたに対しあるお願いをしに参りました。」
「お願い?こんな一般人に対して神様が直々に来るなんて…。」
「お願いは一つです。それはこの世界の現状を打破、いえ。この世界を変えるために手伝っていただけないでしょうか。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
これが小林隆次の英雄となる第一歩を踏み出した瞬間だった。
改めて、この話はとある軍人がこの世界を救う英雄となる物語である。