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「遊」－ＡＣＴ．１

　〄

　天井（てんじょう）から吊（つ）り下（さ）げられるロープの末（まつ）は化粧（けしょう）の異常者の恰好（かっこう）し迎（むか）えるガール（女）。気概（きがい）を欽仰（きんぎょう）ながら拍手（はくしゅ）するちゃちな服装のボーイ（男）。ちょっと人が多い現地（げんち）の。屯（たむろ）ながら話（はな）す。颪（おろし）

　巷（ちまた）は済むは緩衝地帯の如（ごと）き、俗（ぞく）はリアルから贔屓（ひいき）。

　「はい。みんな遠路（えんろ）に暮夜（ぼや）。うれしい。」

　講演披露。

　「大きき疾（ど）き、相対（そうたい）的なファンタジー性を纏（まと）う物、＜物語＞が飲み扱う幼き〔卜〕を。　認めたくない闇夜、がもし落第」

　ビラを配（くば）り周（まわ）るボーイ。

「質問（しつもん）が始（はじ）まるよ。」

　常（つね）の色（いろ）は鎮静（ちんせい）。レアにがったりぽかん華（はな）の色（いろ）。

　スポットを醸（かも）す俺ＴＵ.Ｅ.Ｅ.の質問（しつもん）。びくっと御客は、用心（ようじん）装（よそお）う。おはじき、渉猟（しょうりょう）、輿論（よろん）が仮作（かさく）を片影（へんえい）に歪（いびつ）。

　「拈（ひね）る迂腐（うふ）へ漫評（まんぴょう）と成（な）れ、寫（うつ）す短所（たんしょ）。」

　口述（こうじゅつ）を扇（あお）ぎ熟（こな）す賓（まろうど）。

　「画商（がしょう）ＧＡＭＥＣＯＭＩＣを披露（ひろう）しつつ自立（じりつ）へひっかけ仕舞（しま）う。原産（げんさん）は、汚（よご）れを杜撰（ずさん）に成就（じょうじゅ）。稽（とど）まれ滑（なめ）らかへ承塵（しょうじん）す寛容（かんよう）さが鬻（ひさ）ぐ。綺麗（きれい）な物語（ものがたり）はがらくたをこんもり山にすだけと決（けっ）す。」

　聖（ひじり）を誓（ちか）うだけじゃ気怠（けだる）い迷著（めいちょ）と共催（きょうさい）する。

　ボタンと液晶。黎明（れいめい）から、順調（じゅんちょう）へ遂（と）げ。インクと紙。衰退（すいたい）する理（り）に、珍（めずら）しい熱（ねつ）が酷（こく）な描く。野菜は甘（あま）い。長（なが）い栄養（えいよう）が甘（あま）さに苦（にが）みの抗ポリフェノールが乏（とぼ）す事（こと）。しゃりしゃり、プログラミング技コンピュータグラフィック。癖長（くせなが）いを育（いく）を収穫（しゅうかく）する。」

　今（いま）さら下（くだ）る、短所を乗せ。客（きゃく）と嵌（はま）る事象（じしょう）の芸（げい）。

　遊術＜イメージ・フルフィル＞。言術へ大敵。

　「ＴＶに。サイエンステクノロジーの画って、赤暗い、青白い、黄褐（おうか）、パフォーマンス。」　

　「は、サーカステント

　ガールの特異魔法＜変化の雲＞で、他地域を攻めるか、それとも、ボーイの特異魔法＜リーダー変更＞で、他地域を攻めるか、話あっている。

　＜変化の雲＞は、対象のリソースを変動させることができる魔法で、＜リーダー変更＞は、周囲の注意を、自由に代える事のできる魔法だ。

　神に使用禁止と、されている魔法ももちろんある。しかし、出来る範囲内の魔法で他地域に攻める方法を話し合っている。

　ガールは、「呪」の地域の誰かに＜変化の雲＞を使って、「呪」もすこしは活躍させてあげたら、と言った。ボーイも、「呪」地域に攻めている誰かに＜リーダー変更＞を使って、「呪」もすこしは活躍させてあげよう、と同意した。

　「遊」地域のボーイ（男）が賓（まろうど）へ話す。

　「水泡（みなわ）醂(あわ)て悪夢（あくむ）に片道し航跡（こうせき）とチケットは。」

　賓（まろうど）へ附言（ふげん）し「遊」のガール（女）。

　「ゲームは幾（いく）らでもあるから。」

　抽象（ちゅうしょう）と。概念（がいねん）よ汚瀆（おとく）さ到頭（とうとう）す萎靡（いび）を篩（ふる）い。　既濟(きさい)す　。

　「概念を験算（けんざん）は祕計(ひけい)に擒縦（きんしょう）に縦(はな)そ。」

　耳に賓（まろうど）も渝(か)える　　。

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