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秘封倶楽部の天気は現世のち幻想  作者: だみ
第二章 機械宇宙 ~ No Limit Space Travel
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第三三話 土星の環

 もうっ! 木星は大変だったんだから! 雷は鳴るわ、風は吹くわ……なんとかして、蓮子の念願の木星の石を拾ったわ。

 でも、オーロラが見えた事は良かったわ。でも良かった事はそれだけなのよ。もう行きたくないわ。

 そして今は土星の環の近くいるわ。太陽が届かないから少し寒いわね。

 確か土星には五十六個の衛星があったのかしら? 沢山あるわね。

「メリー、土星の環はね、沢山の氷で成り立っているんだよ」

「あら、初耳だわ。行ってみましょうよ。蓮子」

「うん。ついでに拾っておこう」

 私達は土星の環に近づいた。こんなに寒いのに氷の近くに行くと、より寒いわ。半袖だから体が震えるって。

「蓮子ー。寒いわー」

 まさに、''うーさみー''ね。蓮子の名前で遊んじゃってごめんねー。

「ほんと。じゃ、早速拾って……土星に行こう!」

 蓮子は拾った氷を袋に入れて、鞄に納した。

 蓮子、よく入るわね。もうぱんぱんじゃない。

「宇宙っていいね。荷物が軽くて済むよ」

「体積は変わらないけどね。おかげでもう入らないんじゃない? その鞄」

「んー、ならメリーが持ってよ」

「嫌」

 即答したわ。

 嫌に決まっているじゃない。自分で拾っているくせに人に頼むなんてね。

「えー」

「さっ、行くんでしょ」

「えっ、あっ、うん」

 私達は土星の方へと向かったわ。



 ━━━━



「さー、拾った拾った。次は……天王星だね。早速向かおう!」

「もうそろそろ、この旅も終盤ね」

「そういえば私達、どうやって帰るんだろう?」

「あっ」



短いし、秘封倶楽部、詰みました。

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