表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三柱ゲーム  作者: さらん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

98/102

◆三柱会談 ~盤上の駒、神と対峙す~

◆三柱会談 ~盤上の駒、神と対峙す~


ツクヨミの気配が消え、執務室に静寂が戻る。

俺は、静かにその時を待った。


どれほどの時間が経っただろうか。

不意に、目の前の空間が、水面のように揺らめいた。次の瞬間、俺を包んだのは、浮遊感と、目をくらませるほどの柔らかな光。


気づけば、俺は自らの執務室ではなく、どこまでも白く、清浄な気に満ちた、神域の一室に立っていた。


部屋の中央には、三つの豪奢な椅子が置かれている。


(3つか。どうせツクヨミは来ないんだ。余った椅子に座っていても、問題ないだろう)

俺は、椅子の1つに腰掛けて待つことにする。


そこへ、まず一体の神が姿を現した。

太陽そのものを纏ったかのような、圧倒的な光と慈愛。アマテラスだ。彼女は、優雅に椅子に腰かけると、物珍しそうで、それでいて面白そうな表情で、俺を見つめた。


「あらあ、可愛いじゃない♡あなたが、ツクヨミちゃんのお気に入りなのね」


次に現れたのは、荒々しい嵐の気配をまとった神、スサノオ。彼は、面倒くさそうに頭を掻きながら、アマテラスの隣の椅子に、どかりと腰を下ろした。


「んだよ、姉貴。こいつのために、わざわざ集まったのか?思ったより、ひょろっとしてるじゃねえか」


最後に…。


『こら、人間。それは、われの椅子じゃ。勝手に座るでないわ、全く図々しい』


いつも通りの文字が現れる(笑)。


「どうせ、来ないんだから、勿体ないこと言うなって」

「あっはは、姉貴、いいようにやられてんな。やっぱり、ゲームの勝ちは貰ったな!!」

「もぉー、私のツクヨミちゃんと、こんなに仲がいいなんて、羨ま…、ゲフンゲフン、けしからんですねー」

「本音出てんぞー」


お約束のツッコミを入れておく。


「それでぇー、これはなんの集まりなのかしらあ?とっても楽しみね」


嬉々として、アマテラス様が、俺に問いかけるのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ